新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.1027 電子版オンリーの契約だとサービスはなくなってしまうのでしょうか
投稿者 ボン太さん 投稿日時 2011.6. 3 AM 9:28
いよいよ本格的に新聞社が電子版を発行しています。
今私はA紙を購読していますが、電子版の購読申し込みは直接にオンラインでA紙に申し込むことになっていますが、電子版のみのコースだと、いままで自動振り込みのプレゼントやら、半年ごとの更新時の物品サービスなどを販売店から提供されていました。
ケチなはなしですが、この種のサービスは電子版オンリーの契約だとなくなってしまうのでしょうか。
さすがにA紙のHPには、そのようなことは書いてありません。問い合わせるも気が引けるのですが...
電子版契約となると販売店とは無縁になってしまうのでしょうか。直接代金A紙の本社にいくことになるのでしょうか。
電子版も価格的なメリットはあるとは思えませんし。
いっそS紙の電子版にしてみようかと思うこの頃です。
回答者 ゲン
『この種のサービスは電子版オンリーの契約だとなくなってしまうのでしょうか』というのは、そのとおりで、一切なくなる。
今までの販売店との購読契約というのは、6ヶ月とか1年契約ということで、その更新時にサービス品を貰えたが、電子版にはその契約という概念が少し違う。
電子版の場合は自動継続契約しかなく、更新というものがない。更新がなければ、当然、そのためのサービスも必要ないという理屈やな。
ただ、この自動継続契約というのは、いつでも契約でき、いつでも止められる。つまり、今まであった途中契約解除による新聞販売店とのトラブルが一切なくなるということや。
これをした狙いの一つとして、若い世代の読者を増やしたいということがあったからやという。
新聞は読みたくても、タチの悪い拡張員と接するのが嫌で契約したくなという若い人が相当数いとるというのが、その言い分や。
もちろん、その確かなデータがあってのことやないさかい、それが事実かどうかまでは分からんが、そういう若い人がおったとしても不思議ではないとは思う。
ただ、A紙では物品のサービスはできんが、内容でかなりサービスしとる、今後もする予定があるということのようや。それをサービスと捉えてほしいという。
具体的に言うと、紙の新聞紙面にはない記事、情報を電子版では増やすということのようや。
例えば、現在、経済関係のコラムがあり、それには経済界の著名人たちのコラムを充実させると言うとる。そして、それ以外にも多用なコラムを充実させると。
『電子版契約となると販売店とは無縁になってしまうのでしょうか』というのは完全にそうなる。
『直接代金A紙の本社にいくことになるのでしょうか』というのは、電子版のプラットホームでの販売やから、そこに支払う手数料を差し引いた分が入るものと思う。その額は公開されとらんから分からんが。
ちなみに、ワシらもその電子版のプラットホームから電子書籍を発行しとるさかい、それから推察すると、購読料の7割程度が新聞社に入金されるのやないかな。
A紙の発表では、そのサービスを開始して2日で1万件の契約数を突破したとのことやが、現在、7月末まで無料サービス期間中ということやさかい、実際、本格的に有料となった場合にどうかというのはある。
あんたが『電子版も価格的なメリットはあるとは思えませんし』と考えておられることは、他の人もそうかも知れんしな。
まあ、ワシらの印象では、あまり電子版で売れるとは思えんがな。
ワシ自身が拡張を生業としとるさかい、「新聞は売り込まな売れん」という気持ちが強いから、そう考えるのかも知れんが。
ただ、ワシらもiPad を持っているということもあるから、その無料期間中にでも購読してみようかとは考えとる。
同じ批判するにしても、その実態を正確に見極めた方がええと思うさかいな。
『いっそS紙の電子版にしてみようかと思うこの頃です』というのは、その電子版のプラットホームではタダやから、それもええかも知れん。
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