新聞勧誘・拡張なんでもQ&A

NO.11. 感じのいい拡張員さんでしたが、少し不安です


相談者 まゆみさん 33歳 主婦 投稿日時 2004.7.13 AM10:26


昨日、Y新聞の拡張員のひとから1年の購読ということで契約をしました。その夜にこのホームページを見つけて読んでいるうちに少し不安に思えることがありましたのでご相談したいと思います。

そのひとはとても感じのいい誠実そうなひとでした。変なひとだったら断っていたのですが、それで迷ってしまいました。

最初は景品でビール券10枚とア○ックの洗剤6箱だったんですが、そのひとは私が迷っているのはその景品のせいだと思われたのか、ビール券を5枚と遊園地や○○温泉のプール無料入場券を追加で増やしてくれました。

それは良かったかなとは思うのですが、契約の際に、そのひとは契約書に景品の内容を書き込まなければいけないんだけど、ビール券は10枚渡したことにして書き込むから、販売店から確認の電話があったら、そのように返事をしといてほしいということでした。

そのときは、それでいいのかなと思ったのですが、このホームページを見てたら「販売所から電話があったら○○と返事しといてくれ」と嘘を言うような拡張員は信用出来ないと、ゲンさんが言われているのを見て少し心配になりました。

景品は約束通り貰っているのですが、何か問題はないのでしょうか。


回答者 ゲン


この場合はまず大丈夫やと思う。その拡張員は、奥さんの直感通り、ええ人間やと思う。余分に出した拡材は、その人間の自腹や。ワシもこういうことは良うあるから分かる。

そうかというて、奥さんが気にすることはない。その拡張員は損したとは思うとらんやろ。

それよりも、お宅で契約が1本上がったことで喜んどるはずや。おそらく、その人間はお宅を出たところでガッツポーズでもしとったんと違うかな。契約が上がって単に儲かったと喜んでいるだけやない。

この仕事は、1本契約が上がったときの快感がたまらんのや。ワシもこの仕事を続けられるのはこれがあるからなんや。ただ、ずるずるとこうなった訳だけやない。一種のアドレナリンのようなものが昂揚するんやろな。10年経った今でもそれはある。

契約書に拡材を記入するということやけど、大抵の販売所でそれは義務づけとる。

理由は三つ。一つは、拡張員のごまかしがないか客との確認をとるためや。ビール券を5枚しか渡しとらんのに、10枚渡したことにして後の5枚を猫ばばする奴がおるさかいな。

二つ目は拡材の上限を守らせるためや。この場合は、1年契約でビール券10枚、洗剤6箱が販売所の上限なんやろ。

拡張員の自由にさせといたら、何ぼでも使うからな。反対に、実際に渡した拡材がそれ以下やと販売所は喜ぶ。販売所にしたらええ拡張員やということになる。

三つ目はこの時のデータを残しといて、購読継続の止め押しに使う拡材を知っとくためや。客によって渡しとる拡材はそれぞれ違うから記録に残しとかんと分からんようになる。止め押しの時、それ以下やったら拙いことになるからな。

せやから、唯一、問題があるとすれば1年後の再契約の時やな。それでも、そんな大きな問題にはならん。奥さんが同じだけ欲しいと言えば、新規客には販売所は甘いからほとんど出すはずや。

例え、出さんとしても、奥さんは何も損をするわけやない。最初が得をしただけなんやから。

まあ、奥さん次第やけどな。そういうことやから、今回の契約は心配はないと思うから安心しといたらええ。


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