新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1133 セールス(拡張員)登録が末梢されるまで動かない方がいいもんですか?


投稿者 ケンシロー さん  投稿日時 2012.5.28 AM 10:31


先日、セールス(拡張員)登録解除の件でメールさせてもらったものです。

ゲンさんの言われたようにセールスインフォメーションセンターにまず連絡したら、本社にしてくれと言われ、本社に電話すれば団長と直接話してくれと言われました。

「とりあえず、登録解除をしますので、そちらでやって下さい!」とだけ最後に伝えました。

今、誘って貰ってる団の話も待ってもらってるんですが、末梢されるまで動かない方がいいもんですか?

よろしくお願いします。


回答者 ゲン


『末梢されるまで動かない方がいいもんですか?』というのは、セールスインフォメーションセンターや新聞本社の担当者が、そういう対応しかしないというのでは、いくら待っても登録抹消にはならんと思う。

やんわりと「当方では、そういう手続きをしません」と言うてるのと同じやさかいな。

あんたの話を聞く限り、自然に抹消されるまでには、その団長が『三か月は、登録したままにしとくから』と言うてるわけやから、その言葉を信じたとして3ヶ月は待たなあかんことになる。

あんたにそれまで待つ余裕があるのなら、そうすればええが普通は待てんわな。それに『三か月は、登録したままにしとくから』とは言うてるが、その後本当に登録を抹消するということが信じられるのやろうか。ワシは限りなく怪しいと思えるがな。

対応に出た『セールスインフォメーションセンター』の担当者と、新聞本社の担当者の対応には問題があるのは確かや。

本来なら、その両者がその新聞拡張団に、あんたからの通報に対して確認の電話を入れてなあかんことや。普通の担当者なら「おたくの所属セールスの○○さんが退社されて、セールス(拡張員)登録解除を希望されていいますが、事実ですか」というくらいは問い合わせなあかんわな。

それでないとセールス(拡張員)を登録制にしてまで『セールスインフォメーションセンター』が管理している意味がなくなる。

実際、このQ&Aにも半分嫌がらせのようにセールス(拡張員)登録を解除しない団長がいて困るという話が幾つか寄せられているが、そういう実態はかなり多いものと推察できる。

拡張団の団長がそうするには、それなりのメリットがあるのやろうが、在籍していない人間の登録をそのままにしておくというのは、どんな理由があれあかんことやし、それを指摘している人間がいるにも関わらず放置したままというのは、いかにも問題がありすぎるわな。

以前にも、同じように動かず、おざなりにする担当者がいるという話を聞いたことがあるが、それでは『セールスインフォメーションセンター』の存在意義そのものが問われる。

また、その新聞社にしても退社によるセールス(拡張員)登録を解除しない拡張団が存在すること自体、新聞社の管理不足、信用問題にも関わってくることやと思うのやが、そういう認識は彼らにはないのやろうか。

まあ、今ここでその『セールスインフォメーションセンター』や新聞社の担当者を責めても仕方ないから、ここは彼らの言うとおり、その団長に、「セールスインフォメーションセンターと本社の方から、私が辞めているので登録を外すよう団に伝えなさいとのことでしたので是非、セールス(拡張員)の登録解除をお願いします」と言うのが一番ベターやないのかなと思う。

その団長も、そう言えば、セールス(拡張員)登録を解除せんと仕方ないと考えるのやないかな。

それでも応じないようなら、前回言うたように、労働基準法第22条3項の(就業妨害通信等の禁止)に抵触する立派な違法行為になるので労働基準局に訴えればええ。

そうすれば、労働基準局はあんたの訴えの真偽を確かめるためにも、『セールスインフォメーションセンター』や新聞社、及びその新聞拡張団に問い合わせる可能性が高いので、それらの組織もあんたに言うたような、ええ加減な対応はできんやろうと思う。

事は就業妨害で犯罪行為に当たることやさかいな。労働基準局は、当たり前やが労働法違反にはうるさいから、それが事実なら指導という形になるはずや。

その就業妨害を確実なものにするためにも、『誘って貰ってる団』に本当のことを話して、その話を進めてもええのやないかな。

それで、「セールス(拡張員)登録が解除されていないから雇えない」ということであれば、立派に就業妨害が成立するさかい、それから労働基準局に訴えれば説得力が増すと思う。

もっとも、その団長も事が大きくなっては困るやろうから、あんたが「私としてはご恩を受けた身ですので、そんなことはしたくありません。でも登録を抹消してくれないことには他で仕事ができませんので仕方ないんです。どうか登録を抹消してください」と言えば、応じるのと違うやろうか。

ワシとすれば、その団長にそう警告して、それでも応じて貰えないのなら労働基準局に駆け込むしかないやろうと思う。

実際、過去の例で言えば、いくら強気の団長でも、それであきらめてセールス(拡張員)登録の解除に応じとるがな。

もちろん、そうすることを躊躇されるのなら、その団長が言うように3ヶ月間、何もアクションを起こさず待つという手もある。

ただ、それやと進展は何もないやろうがな。どうされるかは、良う考えて決められたらええ。


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