新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1147 社長の息子が拡張員をしていることについて


投稿者 y.o さん  投稿日時 2012.7. 9 PM 6:12


こんにちは、6回目のメールです。宜しくお願いします。

社長の息子が拡張員してます。自分の店に日程を入れます。

それはそれで良いんですが、月10日ほど取り、その10日間仕事せず野球、サッカーなどを部屋でテレビ観戦してます。

カードなんて一枚もあげてません。社長の息子の特権ですか。

こんな人間ありですか? なしですか?

暑い中配達してる者から見たら腹が立ちます。すみませんいつも愚痴で。


回答者 ゲン


『暑い中配達してる者から見たら腹が立ちます』という、あんたの気持ちは分からんではないが、店の社長が、それを容認しとるということなら、それはそれで、ほっとくしないのと違うかな。

親である社長が息子を甘やかし、息子の拡張員は親に甘えて仕事をせず、『野球、サッカーなどを部屋でテレビ観戦』して遊び呆けとるということやが、そういうアホな親やドラ息子はどこにでもいとるもんや。

珍しい図やない。

『こんな人間ありですか? なしですか?』と目くじらを立てるほどのことやないと思う。

その社長や息子が、この先、どうなるかというのは何となく想像できる。間違うても良うなることは考えにくいわな。

そういう人間は、ある意味、あんたにとっても反面教師になるから、あながち悪い存在やないと思う。

あんたが、ああいう風にはなりなくないと考えられるだけで、その連中の存在意義はあるわけや。

万が一、それが羨ましいという風に考えるのやったら、あんたにも救いはなくなるがな。

まあ、あんたは『すみませんいつも愚痴で』と言うておられるくらいやから、そんな連中に共感することなどないとは思うが。

楽な道を選ぶ人間は将来苦しむし、今苦しさに負けず頑張る者には明るい未来があると相場が決まっとる。

人生とは良うしたもので、ええ状態も、悪い状態もそう長続きすることはない。若いうちに楽をすることを覚えれば歳を食って、しんどい目をするだけやし、若いうちに苦労すれば後で楽ができるようになる。そんなものや。

その連中がどうこうというより、あんたがどう生きたいかということを考える方が重要やろうと思う。

あんたの過去の相談から、どうやら周りにはまともな人間が少ないようやが、それらを反面教師にできるか、その連中と同化してしまうかで、あんたの人生の方向は、ほぼ決まってしまう。

いずれを選ぶかは、人それぞれやが、どうすることがベストなのかは言わんでも分かるわな。

それが分かれば、そういう輩は無視しとくことに限る。将来、ロクなことにならんとでも考えてな。

実際、その手の人間を数多く見てきた経験から、そう言い切れる。少なくとも親に甘えて仕事もまともにせず生きてきた人間で大成した者は、ワシの知る限り皆無やさかいな。落ちぶれた者ならナンボでも知っとるが。


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