新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1167 ゲンさん、何かわかることあったら、教えてください


投稿者 rakurakumama さん  投稿日時 2012.9.18 PM 7:30


私は、今まで新聞拡張員さんの勧誘で、Y新聞を5年、A新聞を3年、またY新聞を1年、その1年が今年の5月で契約切れし、何年も前に契約してあったM新聞を取り始めました。

どこの新聞ともそうでしたが、契約開始前月になると、販売店の人が挨拶に来られて、そのときに「自動引き落とし」でやっていただいていましたので、今回のM新聞さんにもそのようにお願いしました。

挨拶に来られたのは所長ではなく、「専務」という立場の人でしたが、大変接客態度の良い好感の持てる人でした。

Y新聞、A新聞の場合は、引き落とし日が購読している月の26日でしたが、M新聞は違って、翌月の5日引き落としということでした。それで、6月購読分は7月5日には引き落とされるということでした。

引き落とし日に引き落とされる、それは何年も当たり前のことでした。給料の振込み日に、給料が振り込まれるのと同じくらいに。当たり前ですよね。

7月に入って、どこともそうでしたが、小冊子と領収書がなかなか配られて来ませんでした。

「これはまた言わないといけない」そう思いながら、やっと「あ、もうこんな月末に」と気づいて、販売店に電話しました。

「7月5日には引き落としされているのなら、どうしてこんな月末になっても領収書と小冊子を持ってきてもらえないんですか」と。

そのときの所長の対応が、あまりにも???と思ったものでした。

第一に、此処はM新聞の販売店です。電話を取ったら、まず開口一番「はい、こちら、M新聞○○販売店です」とか、言うものです。それが何も仰らない。「もしもし」といえば、単調に「もしもし」と。

それで「M新聞さんですか?」とこちらから聞くと「……、はい…、そう、ですよ」その後が続きません。こちらから名乗っても、この6月から新聞配達してもらっています、といっても、「ありがとうございます」の一言もありません。

とても不快な気分になりました。

とりあえず、小冊子と領収書は持ってきてくれました。その日は7月26日であったと思います。実は私の給料日が28日なので、現在高を見るために、それからネットから、ゆうちょ銀行へログインしました。

ところが、7月5日には引き落としなど何もされていなかったんです。

私はその後で、M新聞本社にお問い合わせメールを送りました。

そのお問い合わせメールに、大阪本社からこのように返信が届きました。


以下、コピペ


○○様

 メールを拝読しました。大変、ご不快な思いをさせてしまいお詫び申し上げま
す。

 M新聞 ○○ニュータウン販売所に連絡を取り、お客様から連絡いただいた内容を伝えました。

 引き落とし手続きが適正に行われなかった原因等を確認し対処するよう販売所長に指示しました。明日、販売所長と○本がお詫びとご説明におうかがいしますので、よろしくお願いいたします。

 M新聞大阪本社 お客様センター


先週の土曜日、このメールに返信した私のメールをお読みください。

以下、コピペ


あくる日に販売所長さんが訪れてくださいましたが、5月の末に、郵便局の自動引き落とし用紙をお渡ししたのに引き落としされなかった理由は「登録されていなかった」という意味不明なご返事でした。

何を言ってもうつむいてははっきりとものを仰らないので、埒が明かないと思いました。またこの日は専務さんはご用事で所長一人で来られました。

恐らくご自分が郵便局への手続きを怠ったか何かであったのではと察しましたが、その時に新しい自動引き落とし用紙をお持ちでしたので、とりあえず再度口座番号を記入してお渡ししました。

そのときに「今までの分はどうなるの?」と聞きましたら「引き落としできなかった分は払わなくても結構です」というお答えでした。

私も損をするわけでもないので、「それなら口座引き落としはいつからですか?」と尋ねると「9月5日に8月分の引き落としをさせてもらう」というご返事でした。

するとあくる日でしたか、また所長が一人で来られて、私が記入した用紙に印鑑が抜けていたのでということで、通帳印を押して再度お渡ししました。

その時にあまりにも頼りない感じがしたので「私、郵便局に行く用事もあるから、私、出してきてあげようか」と言いましたら、「自分で行きます」と。

それで本年6月からの契約ですが、所長が6月、7月分は払わなくていいと言ったので、9月に8月分が引き落としされると思っていました。

それにしてもこの所長、いつもだらしない服装で来られます。家の前に立ってもらうと近所の人が「どういう知り合い」というような顔をされるくらいです。

いい人なのか悪い人なのかよくわかりません。

専務さんはこの所長は「組織」がバックアップしている人で、何かあれば「組織が責任を持つ」というらしいですが、「組織」と言われるので「暴力団」かと疑いました。

専務さんは否定されて「M新聞に関連する組織です」ということですが、よりによってどうしてこの人が新聞販売店のトップである所長に抜擢されたのか理解できません。恐らく小学生でももう少し知能が高いのではないでしょうか?それに「組織」というのがやはり引っかかります。怖いですね。後から何をされるやら…。

どんな事情がある人なのか知りませんが、電話の受け答えひとつまともに出来ないのでは接客業はこの人には向いていないのではないでしょうか?

私は何かあってもここの販売所に電話するのは嫌です。

一つ前のY新聞は、まだ6月にM新聞さんに変わったばかりだというのに、もう次の契約を取りに来られたんです。

私はこの先はもう新聞は取るか取らないか何も決めていませんのでなんとかお断りしたのですが、その時にこんなことをY新聞さんは言われました。

「実は、うちからA新聞に行ったお客さんはまた戻ってきてもくれるんですが、一度『M新聞』さんに行ってしまわれると、なぜかもう戻ってきてくれないんですよ」と。それで速いうちに契約を取りたかったと。

その時は聞き流していましたが、私は、これは専務さんの影響ではないのかと思いました。

専務さんは、接客態度もずば抜けて良い、それも心が籠もっている、本当にM新聞のこと、働いている会社のことを思っておられる、それでお客さんに対してもささいなことも気遣いが素晴らしい、と感じました。

今までY新聞さんからA新聞、またY新聞さんと新聞を取っていましたが、初めてM新聞さんに変わって、専務さんのようなお人柄の人には初めて出会いました。

どうして専務さんのような有能な人を所長にされないのですか?

話が遠回りしましたが、結局9月5日には引き落としはされていませんでした。

今もネットから調べましたが、、何も引き落としされていません。

先月は中ごろに小冊子が郵便受けに入っていました。おまけに7月分の領収書も。

私の代わりに所長が新聞代を払ってくれているのですか?

これから26年の5月まで、ずっと新聞代を払ってくださるのなら何も私は損はしないのですが、それにしても、普通常識があれば、店の方から手配しなければなりませんね。

いつまでも私も困りますので、二つの提案をさせていただきます。

一つ目は、専務さんを所長にしてくださること。どうかよくご検討されてほしいことです。

専務さんが所長になられるまで暫くM新聞の配達は休止してくださっても結構です。

専務さんが所長になられたら、その月から向こう二年間の契約開始ということにしてください。

二つ目は、新聞勧誘員さんから商品券をいただいています。Y新聞さんに相談して、二年契約で始める代わりに、M新聞さんに私に渡す分の商品券を渡してもらって、M新聞さんとの契約を解消すること。

その代わり、専務さんには申し訳ないですが、あの所長がおられる限り、M新聞さんは購読しません。

尚、すぐに所長に通達しないでください。あの人だけたびたび家に来られても迷惑です。できればもう来てほしくありませんので。

どうすればよいか、よくご考慮をお願いします。

専務さんには私から連絡します。そちらから連絡していただいてもかまいませんが。

もし、10月5日からの引き落としであるならば、一言そのように伝えなければ(お客さんに)ならない、という頭もないのでしょうか?

10月5日まで待ってみようかとも思いましたが、恐らくそんなに引き落としが時間がかかることもないのでは?と思いました。

こんな事務的なことも出来られないのではとても所長は務まらないと思いますが。

それでも「組織」さんはかばい続けるのですか?

もう少しあの方に合ったお仕事もあるでしょうに…

どんな社員教育を受けられたのか、M新聞さんの会社としての姿勢を疑いますよ、本当に…専務さんのような人こそ、所長にピッタリですよ。

利益下がっても「組織」さんの言いなりですか…

私も折角の休日に、時間を費やされます。


このメールに対しての返信は未だにありません。

おまけに、16日には朝刊と一緒に、8月分の領収書と小冊子まで入っていました。

私が何もお金を払わずも、領収書をくれるんです。

文の中の専務さんは、彼(所長)のことは本社の人もよくわかっている、と言っていました。

組織とはなんでしょう?

こんな人でもよっぽど辞めさせられない何かがあるのですね。

それに「ネクラ」で怖いのです。こんな人ほど切れたら何をされるかわからないという雰囲気があります。専務さんも言われていました。

Y新聞さんに事情を話して、Y新聞さんからいただく分をM新聞さんに返して、契約を解消できるのでしょうか?

それとも1万円をお返ししたら、それで契約解消できるのかしら?

このまま二年間、領収書を発行し続けてもらって、何も言わずに黙っとく方がええのかしら?

本社もどうすることもできんのかしら?

普通、対応の仕方を考えるものと違いますか?それにあまりにも失礼なことされていますね。無視されてるのも同然じゃないですか。

勝手にY新聞へ行けば、とでも思ってるんとちがう?

新聞拡張員さんの苦労わかってんのんか…

ゲンさん、何かわかることあったら、教えてください。


回答者 ゲン


『このメールに対しての返信は未だにありません』 ということやが、あんたのメールの内容では新聞社も返答に困るやろうと思う。

返答のしようがないと言うた方がええかな。

『どんな事情がある人なのか知りませんが、電話の受け答えひとつまともに出来ないのでは接客業はこの人には向いていないのではないでしょうか?』と言いたい気持ちは当然で良く分かる。

これに答えるとしたら、「まったく仰るとおりで、まことにすみません」というくらいなことやが、新聞社としてそこまでのことは言いにくい。

新聞社と新聞販売店は同一の組織と思われているかも知れんが、実態はメーカーと小売店という関係でしかないわけや。あるいは新聞社から販売店を見た場合、配達と販売を任している業務委託先業者ということになる。

規模の大小は違えど、お互い別企業の会社同士でもある。自社の人間の不手際なら何を言われても仕方ないが、別企業の会社となれば関係のない話やと考える人間もおる。

実際、法律上は関係ないで済む。もちろん、そんなことは購読者には言いにくいし、言えんがな。

しかも、これに対しては先の新聞社のメール文で『大変、ご不快な思いをさせてしまいお詫び申し上げます』とすでに謝罪しているわけで、再度返信するにしても同じ文面にしかならんと思う。

同じような事で何度も同様の謝罪文を書くのは辛いと考えたのやないかな。

『どうして専務さんのような有能な人を所長にされないのですか?』というのも、法律上は他社人事ということになるから、いくら新聞社でも何も口出しはできん。

つまり答えようのない質問ということになるわけや。

『私の代わりに所長が新聞代を払ってくれているのですか?』というのも、常識的に考えて、そんなバカなことがあるはずもなく、新聞社としてもあってはならんことやと考えとるから、どう答えてええか困るわな。

『一つ目は、専務さんを所長にしてくださること。どうかよくご検討されてほしいことです』というのも同じことやから、新聞社にはそんな検討などできん。

『専務さんが所長になられるまで暫くM新聞の配達は休止してくださっても結構です』というのも、配達の責任と裁量は販売店に任せられているから、新聞社が表立って購読者に「それでは休止にします」とは言えん。その権限もない。

これも返答のしにくい質問になる。

『専務さんが所長になられたら、その月から向こう二年間の契約開始ということにしてください』というのも同じで、新聞社に答えられる質問やない。

『二つ目は、新聞勧誘員さんから商品券をいただいています。Y新聞さんに相談して、二年契約で始める代わりに、M新聞さんに私に渡す分の商品券を渡してもらって、M新聞さんとの契約を解消すること』というのは、あんたにとっては当然な要求と考えておられるのかも知れんが、こんな要望に応じる、新聞社、新聞販売店は絶対にないと断言する。

業界関係者からすると、これほど無茶な要望はないと考えるのが普通や。

『Y新聞さんに相談して』というのはM新聞社がY新聞の販売店に言うてくれという意味やと思うが、自社系列の販売店にすら何も言えんのに他社の新聞販売店に言えるわけはないわな。

これはあんたが直接頼んでも、そのY新聞の販売店の人間が「そうします」とは絶対に言わんはずや。万が一、そういうことがあったとして、Y新聞の販売店から『お客に渡す分の商品券をそちらに渡すから、その客との契約を解除してくれ』と言えば大変なことになる。

販売店同士で揉めて喧嘩になるだけやなく、業界から、そのY新聞の販売店は常識のない店として白い目で見られることになるのは間違いない。

つまり、あんたのその希望を受け入れる新聞社や新聞販売店は存在しないということになるわけや。あり得ないことやと。

順序としては、あんたがそのM新聞の販売店と契約解除してからでないと、すぐにはY新聞の販売店との契約はできんということや。主体的に動くのは、あんた自身しかない。

『尚、すぐに所長に通達しないでください。あの人だけたびたび家に来られても迷惑です。できればもう来てほしくありませんので』と言うても無駄で、新聞社はあんたに何も返答できん分、その販売店を責めるしかないから、即日、その内容はそのM新聞の販売店に知らされとるはずや。

「こんな苦情を本社に持ち込ませないように、そちらできちんと対応しろ」と。

『このメールに対しての返信は未だにありません』という理由なら、そんなところやろうと思う。

『組織とはなんでしょう?』というこやが、何でそんな言い方をしたのか理解に苦しむが、一般的に販売店が組織と呼ぶのは、その販売店が広域大規模販売店グループの場合か、系列の販売店組合のことか、地域の販売グループ、俗に新聞拡張団と言われている集まりくらいしかないと思う。

あるいは、新聞販売店や新聞拡張団の保険業務を専門に扱う会社を「組織」と呼ぶケースもある。

そのいずれにしても『「組織」と言われるので「暴力団」かと疑いました』ということは絶対にないから、その点では安心されたらええ。現在、すべての新聞社は暴力団との関わり合いを持つと判明した新聞販売店や新聞拡張団は、その理由を問わず無条件に縁を切っとるさかいな。

『専務さんはこの所長は「組織」がバックアップしている人で、何かあれば「組織が責任を持つ」というらしい』と言うた意味が良う分からん。

あんたの場合は、単にその所長とやらの対応が悪くて気分を害してるだけで、金銭的な被害が出ているわけやない。むしろ、新聞代を一部免除して貰うとるから金銭的には得をしとることになるさかい、「組織が責任を持つ」理由がない。

対応が悪くて気分を害しているのは、その販売店の所長とやらが、郵便局に自動引き落とし用紙を提出すればええだけのことで、その専務さんとやらが、そんな組織云々の話を持ち出す必要はないと思うがな。

その販売店の所長とやらはかなりルーズなようやから、『10月5日まで待ってみようかとも思いました』というのなら、今はそうしてみられたらどうかと思う。

『恐らくそんなに引き落としが時間がかかることもないのでは?と思いました』というのも、その所長が郵便局に届け出た日付次第では、翌々月から自動引き落としが適用されることもあるさかいな。

『こんな人でもよっぽど辞めさせられない何かがあるのですね』というのは、新聞社と販売店との関係がよほどまずい状態でもなければ、改廃といって業務委託契約を解除されて廃業に追い込まれることはまずない。

あんたのケースのように、客と揉めた、客からの苦情が新聞社に入ったというだけで廃業、つまり辞めさせられたという例はないはずや。

そういうのは新聞社は個人的な争いとしか見なさんからな。はっきり言うて新聞社には関係のない話ということになる。

『それとも1万円をお返ししたら、それで契約解消できるのかしら?』というのは、次の10月5日まで待って自動引き落としがされてなかったら、その時にそう言うて見られたらどうや。

10月5日まで待って自動引き落としがされてなかったら、それこそ何もしていないということになるさかいな。

「そんないい加減なことでは契約を続行できません」と。

そういうええ加減な店主の場合は、意外とあっさりその要望を受け入れることが多いがな。

もっとも、それで揉めることも皆無やないから、その時にはまた相談してくれたらええ。

『このまま二年間、領収書を発行し続けてもらって、何も言わずに黙っとく方がええのかしら?』というのも、一つの手やが、あんたにそれができるのなら、こんな相談はされてないやろうと思う。

『本社もどうすることもできんのかしら?』というのは、今までの説明で分かって頂けたと思うが、それに関しては販売店に注意することくらいしかできん。

『普通、対応の仕方を考えるものと違いますか?それにあまりにも失礼なことされていますね。無視されてるのも同然じゃないですか』と思われるのは当然やと思う。

同じ業界の人間として代わりに謝らせて頂く。「まことに申し訳ありませんでした」と。

『勝手にY新聞へ行けば、とでも思ってるんとちがう?』ということはないやろうが、そう思われても仕方ないわな。

『新聞拡張員さんの苦労わかってんのんか…』と言うて頂くのは本当に有り難いと思う。

今回の場合は、10月5日まで待って自動引き落としがあるかどうか確認されてから、次の行動を考えられた方がええやろうと考える。


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