新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.1201 専拡から拡張員になるには?
投稿者 Yさん 投稿日時 2013. 1.13 PM 11:10
まず、最初は専業で入社したのですが、営業成績が認められ専拡になりました。
しかし給料が安いのと時間が長いのと休みが日曜日だけなのと理不尽な事(通勤費なし、持込車両の手当てなし(ガソリン代など)休んだら給料の天引きなど)まだ他にもありますが・・・・)が多くて辞めようかな? と思っています。
店にはくずれカード代金とか商品券の未回収などの借金があり(これもちょっと理不尽ですが)今は募集してる拡張員の会社に(団みたいなものですが)固定給が10万あり後は歩合です。
そこに移りたいのですが・・・それで前借なんかして前の店の借金を払いたいのですが・・・どうなんでしょうか?
もし、前借なんかできたらその団に行く前に清算するにはどのようにしたらいいのでしょうか?
宜しくお願いします。
回答者 ゲン
『前借なんかして前の店の借金を払いたいのですが』というのは、まずは『募集してる拡張員の会社』に面接に行って、あんたが必要なだけの前借りができるのかどうかを聞くしかないやろうと思う。
その求人募集をしている拡張団次第やないかな。その拡張団が新人に前借りをさせるかどうかなどワシらには分からんさかい、『どうなんでしょうか?』と聞かれても困る。
一口に拡張団と言うても、いろいろな会社があるし、システムもそれぞれや。入社祝い金を出す拡張団もあれば、前借りのできる拡張団もある。もちろん、そういったものが何もない拡張団もある。
この業界には、業界の決まり事といった画一的なものは殆ど存在せんさかい、それぞれの拡張団次第やと言うしかない。
ただ、一般論ということなら、現在、多くの拡張団では人材を採用する際、拡張経験者の雇い入れを敬遠する傾向にあるし、多額の貸付金はさせない方向にある。
もちろん、その『募集してる拡張員の会社』次第では、拡張経験者を歓迎することもあれば、あんたの借金分を肩代わりするケースもないとは言えんがな。
『もし、前借なんかできたらその団に行く前に清算するにはどのようにしたらいいのでしょうか?』ということやが、その方法は限られている。
1.面接を受け、採用が決まり、借金の返済分の前借りが確実になった段階で、販売店を辞め、その借金を返す。
2.あんたの親兄弟、親戚縁者、友人知人の中で一時的に借金のできる人がいれば借りて先に借金分の返済を済ます。
3.あんた自身の名義で金融機関から融資を受けて借金分を払う。
4.その販売店と交渉して、その拡張団からの前借りが確実な日の後に、返済期日を設定する。
上記のいずれかの方法くらいしかないのと違うかな。
日本の法律では、借金が残っていることを理由に仕事を辞めるのを妨害はできんさかい、辞ようと思えばいつでも辞められる。
もちろん、借金は返済せなあかんが、それはあくまでも仕事とは別問題や。借金の返済時期は双方の合意事項で決めるしかない。
これは例になるかどうかは分からんが、新聞には奨学生制度というのがあり、これを利用して大学などに通っている新聞奨学生がおる。その新聞奨学生が途中退社する際には、その奨学制度で受けられる恩恵が消え、最初の貸付金を全額返済せなあかんと決められている。
その期限は1ヶ月以内とされとる。つまり、それを交渉の席に持ち出せば、そのくらいの余裕は稼げるのやないかと思う。
最後にもう一度、まずは、『募集してる拡張員の会社』に雇って貰えるのか、必要なだけの前借り金ができるかどうかを確かめるのが先決やないかな。
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