新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1231 無料なら読むというお客はどうしますか


投稿者 Sさん  投稿日時 2013. 6.19 AM 0:50


無料なら読むというお客はどうしますか。


回答者 ゲン


おそらく、あんたはワシの答が分かっていて『無料なら読むというお客はどうしますか』という質問をされておられるのやろうと思う。

答は「ほっとけ」、「相手にするな」しかない。新聞販売店の従業員である、あんたにとって、そういう人間は客ですらないわけや。相手をしても結局は、あんた自身の身を滅ぼすことにしかならん。

過去、このQ&Aで、この手の質問がある度に、そう言うてきた。

当たり前やが、有料のものを「タダなら読んでやる」というのは、本屋で「タダなら本を買ってやる」、飲食店で「タダなら飲み食いしてやる」と言うてるのと同じことやさかいな。

どんな商売人でも、そんなアホなことはやらんわな。そういうのは商売やなく、施し、配給の類でしかない。

もっとも、キャンペーンや客寄せのために一部の商品をタダにすることはあるやろうが、それでもその裏には、そうすることにより他の商品の売り上げを伸ばそうという狙いがある。

しかし、新聞はそうはいかん。

すべての勧誘員が売り込んでいる新聞は基本的には1紙のみやさかいな。早い話が商品は一つしかないわけや。それをタダにして儲けられるはずがない。

しかし、そういう客を作ってきたのは他でもない、「タダでもいいから契約してください」と言うとる一部の勧誘員たちやがな。

その理由の大半は、「契約が取れないと叱責されるのが怖い」、「立場が悪くなる」、「坊主(契約ゼロ)で帰るのが格好悪い」からやと思う。

そのため、自腹を切ってその新聞代を負担してでも客に「契約したことにして欲しい」頼む者がおるわけや。

そう言われた客には何の責任もない。「これはタダですから、あげます」と言われた物を貰うのは社会通念上、あるいは法的な面においても何の問題もないことやさかいな。

ただ、それに慣れてしまうと、そういう客の多くは当然のように『タダなら読んでやる』となってしまう。

一度でもタダで手に入ると知った物に対して金を払うのはバカらしいと考えるのは普通の気持ちやさかいな。

そういう客に「実はそうではないのですよ」と説明して、購読料を払って貰える契約にこぎつけ、成立できる確率は恐ろしく悪い。

一度でも、そうした相手は、その瞬間から新聞購読者の範疇を外れたと解する必要がある。つまり、客ではなくなったと思えということや。そういう客は新聞業界にとっては何の益もないと。

タダにして何とかその場を凌げると考えているのは、そういった一部の不心得者だけで、大半の新聞社や新聞販売店にとっては、とんでもないことなわけや。

そのため、それが発覚すれば、軽くてその販売店への出入り禁止、最悪の場合、解雇されることもある。

その犯人捜しも結構厳しいため、「タダにします」というのは減少傾向にあるとは聞くが、皆無とまではなっていないようや。

それをなくす方法は一つ。その勧誘員たちが、そうせずとも契約を上げられる営業力を身につけることや。もっとも、それができんから、そんな真似に走っとるのやろうがな。

あんたが、『無料なら読むというお客はどうしますか』と言うておられる裏に、営業に自信をなくして、そうでもせんとあかんというくらい追いつめられとるのなら、ええ機会があると言うとく。それで救われる可能性が高いと。

先日、6月15日からサイトやメルマガで募集しとる『第1回「新聞拡張員ゲンさんの嘆き」オフサイト・セミナー』 というのが、それや。

ワシが今まで言うてきたいろいろなアドバイスは、文字としては分かっていても、視覚や聴覚、雰囲気といった感覚的なものまでは理解できんかったやろうと思う。

特に拡張は、文章では分からん微妙な機微というものが重要になる。同じ言葉でも、相手の受け取り方、与える印象次第で、その結果は格段に違うてくるさかいな。

今回の『第1回「新聞拡張員ゲンさんの嘆き」オフサイト・セミナー』 では、『トップセールスのマル秘テクニック――これであなたはトップセールス!――』という演題で、NEWSコンサルティング株式会社代表、す田・よし!氏(本名 須田一美氏)という方が、あんたのような人のためにセミナー講師を買って出て頂いている。

この、す田・よし!氏は、著書『セールスの生現場は新聞屋に学べ』 で有名なお方で、その実績もすばらしい。

氏は、神奈川で名の通った拡張団に所属してトップ営業マンとして活躍されておられ、年収3千万円を稼がれていたという業界でも有名なカリスマ拡張員やったお人や。

その実績と収入をもとに、東京都港区西新橋にある日比谷セントラルビルの14階にNEWSコンサルティング株式会社を設立され、現在は後進の育成に力を注がれておられるという。

どこかの新聞社や販売店がやっているような研修会とは、ひと味も二味も違うと言うておく。

ハカセが、こうしてサイトやメルマガで紹介するくらいやから、その人となりも間違いないと断言するし、保証もする。そのセミナーを受けられれば必ず得られるものが多いと約束する。確実に変われるはずやと。

参加費の1万円をどう考えるかやが、それで拡張の神髄に触れ、本格的にこの道で稼げるようになれるのなら安いものやと言える。

また、それだけの金を払ったという意識で学べば、その言葉や一挙手一投足に至る仕草まで見落とさんようにするさかい、その吸収力も格段に違ったものになると思う。受けて損は絶対ないはずやと確信する。

そのセミナーを受ければ『無料なら読むというお客はどうしますか』という客のことなど、どうでもええと思えるようになる。ワシが、「ほっとけ」、「相手にするな」と言うてる本当の意味が良う分かるはずや。

今まで、あんたが抱えていた悩みも一気に解消すると思う。それにワシの過去のアドバイスも、より理解して貰えると。

それに、これは誰もが得られるチャンスやない。当サイトにしても初めての試みということもあり、す田・よし!氏も相当な思い入れで協力して頂いとるさかいな。特別な事として捉えて欲しい。

その気があれば、今月の30日までが、申し込みの期限やから、ぜひ応募して頂きたいと思う。

もちろん、どうされるかは、あんたの考え一つやがな。


白塚博士の有料メルマガ長編小説選集
月額 210円 登録当月無料 毎週土曜日発行 初回発行日 2012.12. 1

ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集 電子書籍版パート 
2011.4.28 販売開始 販売価格350円
 

書籍販売コーナー 『新聞拡張員ゲンさんの新聞勧誘問題なんでも選集』好評販売中


ご感想・ご意見・質問・相談・知りたい事等はこちら から


Q&A 目次へ                                 ホーム