新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1244 SHといった店員の交流拡張はどのように考えられてますか?


投稿者 YMGのYKKさん  投稿日時 2013. 9.16 PM 0:39


先日、Y新聞大阪本社合同のSHが悪天候のなか、行われました。

ゲンさん達セールスの皆様からすればこのSHといった店員の交流拡張はどのように考えられてますか?

ベテランの方は叩くネタが減るのでいい気がしないと聞いたことがあります…


回答者 ゲン


このSH(スーパーヘルプ)という言い方は、すっかり定着した感がある。

以前は、ある特定の販売店の部数を増やすという相互互助の目的で、近隣の同系販売店から専業が集められ拡張する特拡の一種という位置づけやったが、最近では『Y新聞大阪本社合同のSH』といった具合に、イベント化しつつあるように思う。

まあ、それ自体は悪いことではないがな。イベント化して盛り上がるというのも、それなりに効果的な場合もあるさかいな。

『ゲンさん達セールスの皆様』 ということで、それに参加できん拡張員が、どう考えるかということやと思うが、ワシはあまり気にせんがな。

できると言われる拡張員ほどそうで、『叩くネタが減るのでいい気がしない』と考える者は拡張のことがあまり分かっとらん連中やと思う。

『叩くネタが減る』というのは単純に、その分の客が減るという意味やと思う。

その『Y新聞大阪本社合同のSH』の規模と動員される新聞販売店の従業員数にもよるが、それで上がる程度の契約数で客が減るなどという心配は、それほどする必要はない。

Y新聞大阪本社の発行部数は約251万部。関西の総世帯数が約863万世帯。

発行部数がそのまま購読部数にはならんさかい実質的にはもっと低いやろうが、単純な計算では約29%のシェアがあるということになる。

つまり、残りの約71%の約613万世帯が、その勧誘の対象ということになるわけや。

Y新聞大阪本社管轄の新聞販売店が約3000店余り。その全店が参加したとしても1店舗あたりの勧誘員は多くても4、5名程度やと思う。

仮に多く見積もって1店舗5名が参加して、15,000余りが投入されたとする。

イベントでテンションが上がっているというプラス面を考慮して1人2本平均の契約を上げたとしても、その日、1日で上げられる契約総数は3万本程度や。約613万世帯の3万本ということになると、0.5%未満にしかならん。

もっとも、それは机上の計算で、実際の数字はそれには遠く及ばんやろうと思う。

しかも、その日、ライバル社の新聞販売店が指を咥えてそれを見ているはずがないから、それぞれの店が対抗する。そのプラス、マスナスを考えたら単純に3万本の増加ということはあり得んわな。

もちろん、Y新聞大阪本社管轄の拡張員にすれば3万本も『Y新聞大阪本社合同のSH』で上げられたと考えれば大きい数字かも知れん。『叩くネタが減る』と考える者もおるやろう。

ワシは、それでもそうは考えんがな。

あんたを前にして言い辛いが、新聞販売店の専業員はよくて新勧の契約数は月10本程度やと言われている。もちろん、月に7、80本上げているという人からの報告も届いているが、絶対数としては少ない。平均すると、やはり新勧の契約数は月10本程度のものやろうと考える。

新聞勧誘の経験者なら誰でも知っていることやが、同じ地域に毎日勧誘に入っても契約は上がる。誰かが勧誘に入ったから、その地域で契約が上がらんと考えとる者がいとるとすれば、それは何も知らんからやと言うしかない。

当たり前やが、どんな人でも一日中在宅しているということはない。仕事をしている人もおるし、家にいとるはずの主婦も買い物などの用事で家を空けている場合もある。

僅か数秒から数十秒の間に訪れる勧誘員と出会すことの方が少ない。もっとも、ベテランと呼ばれている拡張員は、そのあたりを計算して叩くがな。それでも洩れが生じる。

つまり叩いた(訪問した)時が留守やったというのは、この仕事ではありがちなことなわけや。その地域、その時間の在宅率の兼ね合い次第で、他の時間帯に同じ家に行けば留守やった人が在宅しているということもある。

しかも、この仕事は在宅していても応対に出てくることの方が少ない。9割以上はインターホン・キックで断られるか、居留守を使われ無視される。

その『9割以上はインターホン・キックで断られるか、居留守を使われ無視される』というのをたいていの勧誘員は、客が勧誘員を嫌ってのことやと考えるが、そうでもない場合も結構ある。

家事や用事などで手を取られて応対に出られんケースもあるし、タイミングが悪ければトイレに入っている場合もある。電話中というのもあるやろう。今ならスマホやパソコンの画面に集中しすぎて、インターホンの鳴った音すら気がつかんというウソみたいなケースもあるとのことや。

客が応対に出られん、あるいは速攻で断られる理由にはいろいろあるということやな。

また、その勧誘員次第ということもある。同じ客を勧誘しても、ある人は契約できたが、他の勧誘員がいくら行っても契約して貰えないというケースはザラにある。

客の好みと言うてしまえば身も蓋もないが、外見や態度、言葉づかいなどでそう判断されることもあるから、その勧誘員にまったく責任がないとも言えん。

そして、おそらくこれが理由として一番多いと思うが、拡張員、店の従業員に限らず、同じような地域、同じような客層に集中して勧誘するということがある。

この業界で、俗に「ガサ」と呼ばれている安アパートやマンションが、その典型やと思う。反対に一戸建ての閑静な住宅街などには寄りつかんケースもある。

ある家では1日に何度も勧誘員が訪れるが、別の地域では何年も勧誘員がやって来ないというのも珍しいことやない。しかも、それが同じ新聞販売店の営業範囲内であるにもかかわらず。

多くの勧誘員が集中しとるような所でしか叩けん拡張員は『叩くネタが減るのでいい気がしない』と考えるのかも知れんが、できる拡張員は叩く客と場所、および時間帯は無数にあると知っているさかい、あまり関係がないということになるわけや。

せやから、あんたも『叩くネタが減るのでいい気がしない』と言うような拡張員がいたら、あまり相手にせんことやな。そんな人間からは得られるものは何もないと思うよ。ただの愚痴や。

参考にされるのなら、どんな状況下であっても常に前向きに考えて創意工夫を重ねて行動されている人やな。もちろん、あんたがそうなられることが一番やと思う。


白塚博士の有料メルマガ長編小説選集
月額 210円 登録当月無料 毎週土曜日発行 初回発行日 2012.12. 1

ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集 電子書籍版パート 
2011.4.28 販売開始 販売価格350円
 

書籍販売コーナー 『新聞拡張員ゲンさんの新聞勧誘問題なんでも選集』好評販売中


ご感想・ご意見・質問・相談・知りたい事等はこちら から


Q&A 目次へ                                 ホーム