新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1260 追加での質問なのですが


投稿者 UHさん  投稿日時 2013.12.10 PM 6:51


回答、ありがとうございました。

追加での質問なのですが、A社さんとは平成27年11月末までの契約なので、一旦Y社さんの購読を中止して2年待ってもらい、A社さんの契約が終わってからY社さんを再開するというパターンです。

子供も夫もA社さん推しなので、1年我慢して…と言いにくいのです。

Y社さんがどう出てくるか分からないですが、少し不安です。

度々申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


回答者 ゲン


『A社さんとは平成27年11月末までの契約なので、一旦Y社さんの購読を中止して2年待ってもらい、A社さんの契約が終わってからY社さんを再開する』という希望についても、そのY紙の新聞販売店に言うてみないと、どういった反応が返ってくののか分からんというのが正直なところや。

ただ、強気で交渉すれば、かなりの高確率で、その条件を呑む可能性は高いと考える。

その場合、そのY紙の新聞販売店には「この条件を呑んで頂けないのでしたら、そちらとは解約するしかありませんし、そちらとのお付き合いも今後できなくなるかもしれません。私どももそんなことはしたくありませんので、一度だけ無理を聞いて頂けませんか」と、気持ちは強くとも言葉では低姿勢にお願いしますという感じの方がええやろうと思う。

実際、その話が拗れたら、あんたの方でも、解約せざるを得なくなるやろうから、そう言うのもあながち脅し文句でもないしな。

まず、そんなことにはならんとは思うが、万が一、そのY紙の新聞販売店が「そんな条件は呑めない」と突っぱねた場合、あんたに引き下がるつもりがなければ解約に向けた交渉をするしかないやろうと思う。

先の回答でも言うたように『新聞購読契約ガイドライン』で、『契約事項を振りかざして解約を一方的に断ってはならない』と決められたので、その販売店は「解約には応じない」とは言えないわけや。

それを言えば、『新聞購読契約ガイドライン』に背くことになり、その販売店はまずい立場に立たされるものと考えられる。新聞社の上部組織でもある日本新聞協会、および新聞公正取引協議会から叱責される可能性が高いさかいな。

あるいは、「まことに申し訳ありませんが、1年ほどそちらの新聞を休止して頂けませんか」と言う手もある。

システム上、新聞販売店は、顧客からの休止依頼を受ける必要があるとされている。

ただ、その理由が他社の新聞を購読するためとなると、快くは応じない可能性もあるから、あまり勧められる方法やないがな。

今回のことは、そちらにとっては致し方のない選択ではあっても、そのY紙の新聞販売店にとっては、寝耳に水のとんでもない話やということを理解して交渉して欲しいと思う。

上手い交渉は、相手の立場を思いやりつつ、こちらのペースで進めることや。どんな法律や決まりがあろうと、それだけを振りかざして交渉すれば揉めやすく、まとまりにくいさかいな。

その点で言えば、今回のあんたからの『一旦Y社さんの購読を中止して2年待ってもらい、A社さんの契約が終わってからY社さんを再開する』という提案は悪くはないと思う。

いきなり「解約する」と言うよりかは、相手の販売店への配慮が窺えるさかいな。

お子さんのことを考えた場合、5歳から7歳になるまでの期間、どんな理由からであれ新聞に慣れ親しむというのは将来大きな財産になると思うので、ワシも大賛成や。

新聞を読む子供ほど学力が高いというデータがある。

それについての詳しい内容は、当メルマガ『第110回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■新聞購読へのススメ その1 新聞を読むことで向上する学力について』にあるので、お子さんのためにも是非読まれることを勧める。

お子さんのためにも、お子さん自身が興味を持つものを読ませてあげるというのが最良の選択やということが、それを読むことでよく分かって貰えるはずや。

最後に一言。

ただ、一旦約束をすると、後でそれをひっくり返すことができんと承知した上で、そうして欲しいと言うとく。


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