新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1263 サラブレッドのマサについて追加で質問です


投稿者 Tさん  投稿日時 2014. 1. 8 AM 2:11


前回の質問で何故【サラブレッドのマサ】を題材にしたかと言うと、ゲンさんの身を案じたからです。

【京都の団で業界でも荒くれ者が多いと言われた所】【サラブレッドの通り名】【元自衛隊員で戦車乗り】【自称、空手の有段者】【その悪名高き団も解散】

と、ここまでキーワードが揃えば匿名・仮名にしても、また多少の脚色があるにせよ「これは俺の事じゃないか?」「これは奴のことじゃないか?」などと当該人物が特定される可能性があり、そこから派生してゲンさんの正体が特定される可能性もありますし、ネットで拡散される危険性もあります。

人間は当然ですが多種多様です。故にサイト潰しの目的で、ゲンさんを襲う者がいないとも限らないのではないでしょうか?

ゲンさんの人物像にしても、【柔道の有段者】【かつて住宅関連の会社を経営していた】【サラブレッドの通り名の拡張員と共に、大阪のある団に身を寄せることになる】【班長時代に作った200万円の借金】

その解散した京都の悪名高き拡張団と、大阪の当該団に所属していた団員には、ゲンさんの正体が特定されているのではないでしょうか?


回答者 ゲン


『前回の質問で何故【サラブレッドのマサ】を題材にしたかと言うと、ゲンさんの身を案じたからです』とのこと、ご心配して頂き、まことにありがとう。

『当該人物が特定される可能性があり、そこから派生してゲンさんの正体が特定される可能性もありますし、ネットで拡散される危険性もあります』というのは、ワシらもサイトを開設した当初、またメルマガを発行する際には、その可能性について検討した。

正体が特定されてしまうと仕事もやりにくくなるので、注意せなあかんと考えたさかいな。

結論から言うと、『サラブレッドのマサ』についての記述をしている『第37回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■拡張員列伝 その1 サラブレッドのマサ 前編』 を発行したのは、今から9年近く前の2005年4月22日やったが、現在に至るまでワシの存在は誰にも知られていない。

その事実が、すべて杞憂やったと証明しとる。その時分に分からんかった事が、今になって分かるわけがないと思う。

あんたはキーワードの多さが、その人物を特定するヒントになると考えておられるようやが、その逆もまた真なりという考え方がある。

つまり、キーワードが多い故に、却って特定されにくいということも一方ではあるわけや。

『多少の脚色があるにせよ』と言われているが、物事は少しの脚色で、まったく違うものになる。その脚色の数が多ければ、その分、調べる方でも混乱する。

出来事や内容についてのウソは書いていないが、登場人物が特定されないような設定や工夫は随所にしている。どこがどうとは言えんがな。

ハカセは、そのあたりの処理が抜群に上手い。

当然やが、メルマガ誌上の登場人物が特定されるのはまずい。そのため少しずつ、特定されにくい工夫を凝らしているということや。その少しの工夫が暴く方にしたら難しいのやないかと思う。

今までワシらだけやなく、サイトの登場人物が正体を知られたという事例は皆無やさかいな。

単純に【京都の団で業界でも荒くれ者が多いと言われた所】、【その悪名高き団も解散】ということなら、ひょっとすると、その所属していた団に心当たりのある人物がおるかも知れんと考えるのが普通やが、それについては何の心配もしていない。

なぜなら、ワシの方でも、その連中のことは良く知っているからや。

団が解散して以降、現在まで拡張員を続けている者は殆どいない。たいていは拡張とは、まったく関係のない仕事をしている。

あるいは、その話の舞台は今から20年ほども前ということもあり、高齢のため死んでいる者もおる。

もっと言えば、その大半はワシらのサイトのように字ばかりしかない文章を読むような連中やないということもある。十中八九、寄りつくことなどないと思う。

当然やが、ワシらのサイトに訪れ、書いてある内容を見ないことには何も分かるわけがないわな。

ワシの正体が知られる可能性として、2005年1月に『第24回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■ゲンさんを探せPart 1』 、『第25回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■ゲンさんを探せPart 2』 で話したことがあるが、その時にバレる可能性が低いと確信した。

ワシ自身は直接、サイトの更新やらメルマガの発行やらをしているわけやないから、その証拠が掴まれにくいということがある。

ワシさえ口を閉ざしていれば絶対に分かるわけがない。万が一、誰かがワシにまで、たどり着いたとしてもワシが否定すれば、それまでやさかいな。

ただ、ハカセの存在なら知っている人は結構多いと思う。何せ、去年の2013年9月8日に東京国際フォーラムで『第1回『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』オフサイト・セミナー』を開催した折り、集まった方たちの前でハカセは講演しとるわけやさかいな。

その時の様子は『第275回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■第1回「新聞拡張員ゲンさんの嘆き」オフサイト・セミナーこぼれ話あれこれ』で話している。

ハカセについての情報なら、調べる気になれば、ある程度は分かるものと思う。

せやから、『サイト潰しの目的』というのなら、ハカセを狙えばてっ取り早いということになるが、それも実際問題として考えにくい。

ハカセが業界関係者なら、新聞社からの圧力によってサイトを閉鎖に追い込むことも可能かも知れんが、ハカセは一般人や。新聞社の力の及ばんところにいる。

もっとも、新聞社がその気なら、もっと早くに何らかのアクションを起こしていたと思うがな。ええ意味にせよ、悪い意味にせよ、ワシらは無視された形になっている。勝手にしとけてなもんや。

この先も、おそらくその姿勢は変わらんのやないかな。敵視するほどの脅威と思っていないか、関わってもロクなことがないと考えているか、そのいずれかやと思う。

ワシらは、サイトのQ&Aで悪質な勧誘行為を行う拡張員や新聞販売店の人間に対抗する術を一般の人にアドバイスしているが、そのことに怒った連中の場合はどうか。

同じ地域の人たちに同じようなアドバイスを繰り返ししていて、同じ勧誘員が何度もワシらのために契約を邪魔され煮え湯を飲まされたというのなら、あるいは何とかせなあかんと考える者も現れるかも知れんが、その可能性は殆どないと言える。

サイトのQ&Aで悪質な勧誘について、その対処法を相談者にアドバイスしたのは調べたところ100件程度やった。

全国2万店舗以上あると言われる新聞販売店、1千社におよぶ新聞拡張団の中での100件程度やから、確率的にも繰り返し同じ勧誘員が関わっているケースは限りなくゼロに近いと思う。

また、その相談者の多くもワシらのサイトに相談したこと自体を相手方には伝えてないというしな。実際、ワシらのアドバイスで解決したとされる事例で、その相手方の勧誘員から文句や苦情が寄せられたケースも皆無や。

加えて、悪質と言われている勧誘員ほど、ワシらのサイトには訪れんというのもある。訪れても、すぐに離れる。

普通に考えて、喝勧や爆行為、てんぷら、ヒッカケといった自分たちがやっていることを否定している内容のものを読まされて面白いとは思わんわな。

しかも、当然の成り行きとして、その悪質な連中は他でも多くの揉め事を抱えているのが普通やから、特定の人間だけを恨むというのも考えにくい。その連中にとっては、よくある揉め事の一つにしかすぎんさかいな。

たいていの勧誘員は、あかんかったら次に行こうとなる。ええ意味でも悪い意味でも過去を振り返る者は少ない。一々、そんなことに拘っていたら身が持たんわな。

そういったことを考え併せれば、ハカセに恨みを持って、つけ狙おうとする業界関係者がおるとは思えんということや。

今年で10年もサイトを続けていて、そういう人間が一人も現れていないということもあるしな。もっとも、今までゼロやったから、今後もゼロという保証はどこにもないがな。

ただ、そんなことをしても何の得にもならんということだけは言える。よくて憂さ晴らしができる程度や。

その程度の憂さ晴らしのためにハカセを攻撃すれば犯罪行為になるし、珍しい事件として大騒ぎにもなる。そうなれば自らの存在が多くの人に知られるだけ損や。

それに、その程度の憂さ晴らしなら脅迫メールでも送り付ければ済むことやしな。実際、そういう連中も中にはいとる。まあ、そういった類のメールにハカセが動じることはないがな。

人が人を恨みに思って何らかの攻撃を仕掛けようとするには、そうするだけの理由と動機が必要になる。たいていは個人的な強い恨みか、利害関係が絡んだ場合や。

それにネットはバーチャル感覚の強いものやさかい、ハカセの存在自体が希薄やというのもある。その点でも直接的な恨みを買うことは、まずないと思う。

ブログの炎上ということはあっても、ネット管理者というだけで誰かに襲われて直接的な被害を被ったという事例はないしな。少なくともワシは知らん。

ワシへの攻撃なら考えられるかも知れんが、先にも言うたようにワシの正体にたどり着くのは無理や。

『その解散した京都の悪名高き拡張団と、大阪の当該団に所属していた団員には、ゲンさんの正体が特定されているのではないでしょうか?』というのも皆無やと今は自信を持って言える。

念のために『新聞拡張員ゲンさんの正体とは』というキーワードでYahoo!JapanやGoogle日本で検索してみたが、核心に触れたサイトやブログ、ツイッターは1件もなかった。

サイトへは時折、「ゲンさんの正体は○○だろう」というメールが送られてくるが、今のところ、まったく見当違いと言えるものばかりや。

ただ、『人間は当然ですが多種多様です。故にサイト潰しの目的で、ゲンさんを襲う者がいないとも限らないのではないでしょうか?』という可能性はゼロではないさかい、気をつけなあかんというのは、そのとおりやと思うがな。

今回は、その意味での忠告として、有り難く受け取っておく。何事も用心に越したことはないさかいな。


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