から新聞勧誘・拡張問題なんでもＱ＆Ａ
NO.1292 代配業務のメリットとデメリットを教えてください
投稿者 Ｕさん 投稿日時 2014. 8.28 PM 0:33
こんにちは。はじめまして。
わたしは今、現役で新聞の集金と配達をしている者です。
配達は10年になります。不着、誤配も今年に入ってひとつもなく、順調です。ひとつ質問があります。
すみませんが聞いてください。
実は、最近、会社の方から、代配つまり、毎日違う区域を配達する業務、をしてみないかと、言われています。
質問ですが、代配業務のメリットとデメリット（利点と欠点）を少し教えていただけないでしょうか？
よろしくお願いします。
回答者 ゲン
『代配業務のメリットとデメリット（利点と欠点）を少し教えていただけないでしょうか？』ということやが、一般の新聞販売店で代配業務の打診をされるというのは、今以上の地位に上がる、もしくはその候補生になったということを意味するものと考えられる。
新聞販売店で代配を専門にする者は主任クラスか店長くらいなものやさかいな。彼らは一般の専業が休みの時に、その代配をすることが多い。
あるいは、アルバイトの配達人が急遽休んだ場合などに代配をすることもある。
当然やが、代配業務の方が通常配達業務より配達する地域が多い分、難しいと言える。
また、その当初は順路帳を見ながらの配達になるから配達時間も遅くなり、ミスが生じる可能性も高くなる。
これは、あんたが新しい配達区域を任された時と同じやと考えれば分かりやすいと思う。
メリット（利点）は、先にも言うたように今以上の地位に上がる、もしくはその候補生になるということで手当や給料が増えることが考えられる。
デメリット（欠点）は、配達地域が一定しないため慣れるまで相当な期間を要することと、ミスが増える可能性があることやな。
それにより、あんたの評価が決まるかも知れん。ミスがなければ評価されるやろうが、ミスが多ければ評価を下げることになる。
そのため毎日が緊張の連続になるものと思われる。ストレスに弱い人には難しい仕事やと思う。
なぜ、特定の幹部候補生に代配をさせるのかと言えば、そうすることで配下の配達員の管理と育成ができるからや。
当然やが、多くの配達区域を熟知していることにより、配下のどの配達員がミスをした場合でも、叱責や具体的なアドバイスをすることができる。配下の配達員にごまかされることが少ないさかいな。
さらに、代配で広範囲の配達区域の配達ができれば、配下を指導して育てることもできる。新聞販売店の管理職になるには必要不可欠な仕事やと思う。
また、その他にもメリットがある。
この業界には、臨配といって代配専門の新聞配達請負会社がある。そこの社員は、契約している新聞販売店に赴いて代配業務をする。
この場合は委託業務やから、その販売店での出世とは無縁になるが、代配専門員は総体的に高給で、しかも配達以外の業務は一切しなくても良い。
高給というのがどの程度かは、それぞれの臨配業者次第やから、ワシからは何とも言えんがな。言えるのは通常の配達業務よりも高給が貰えるということくらいや。
現在、この業界は慢性的な配達員不足に陥っているさかい、万が一、勤めておられる販売店を辞めるようなことがあったとしても代配経験者は優遇されるから、この業界で働く限りは代配を経験していて損をすることはないと思う。
代配のメリット（利点）とデメリット（欠点）は、そんなところかな。
代配することに問題がなく、上を目指してチャレンジされたいのなら、そうされるたらええ。
『不着、誤配も今年に入ってひとつもなく、順調です』ということで、今のままがええのなら断る手もある。
あるいは、代配をする上での条件提示が、あんたの納得できるものやなかった場合も同じやな。
もっとも、代配を断る場合はその上司に嫌われる、または顔をつぶすような断り方は避けることやと言うとく。
その上司にすれば、あんたを引き立てようとして、その代配を持ちかけているケースもあるさかいな。
その具体的な断り文句としては、「代配に挑戦したい気持ちはあるのですが、まだ私には、今の配達をこなすのが精一杯で、安易に引き受けて○○（その上司の名前）さんの顔をつぶしたくありませんので」といったところかな。
どちらを選ぶかは、あんた次第や。良う考えて決められたらええと思う。
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