新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.1300 予約縛りが難しいと感じるのは私だけでしょうか?
投稿者 投稿者 king さん 新聞セールス員 投稿日時 2014.10.18 PM 11:28
こんばんは。久しぶりの投稿になります。よろしくお願いします。
この間入店したお店で、珍しく「予約縛り」がありました。
もちろん、過去には経験がありますが、予約縛りって、ある意味、新勧・起こしより難しいと感じるのは私だけでしょうか?
もちろん、お店では、新勧・起こしに比べると、縛り、先起こしの延長みたいなものだから、予約縛りは楽勝でしょ←みたいに言うのですが…私は予約縛りのほうが難しく感じます。
私が変わってるのかな…?
ゲンさんには、得意、不得意な業務などないかと思われますが、ぜひ、ゲンさんから見た予約縛りの意見をお聞かせください。
あと、予約縛りのアドバイスをいただけたら幸いです。
回答者 ゲン
本当に久しぶりやな。あんたからの最後の相談から、かれこれ2年ほどになるかな。
『予約縛りって、ある意味、新勧・起こしより難しいと感じるのは私だけでしょうか?』というように感じるといった感覚は、人それぞれやさかい、あんたがそう感じられたのやったら、そうやと思う。
もっとも、それについては、あんただけとは限らんやろうがな。相手次第という側面が強い。
あんたの言われる『予約縛り』というのは、ワシらの方で言う『止め押し』のことやないかと思う。
現読の購読中に、その先の契約を貰うことやが、客によれば新聞の購読自体は嫌ではないが、先々までの契約をするのを嫌がる人がおられる。
『NO.50 早めの契約更新要求が嫌なのですが何とかなりませんか』 や『NO.244 早い契約の更新と更新時のサービスについて』 などが、その典型的な例やと思う。
その人たちが、そういった契約を嫌がる大半の理由は、更新依頼に来るのが早すぎるという点や。
契約が切れる直前にならんと次の契約などできんと考えるわけやな。先のことなど、どうなるか分からんさかい前もって契約するのは嫌やと。
こういった拘りの強い人というのは、多分に性格や性質に由来するもので頑として応じないケースが多い。
そういう人に当たると難しいと感じるのやろうと思う。
普通、『予約縛り』、『止め押し』というのは販売店の従業員、専業員の仕事やと考えられていて、拡張員がそれをするケースは少ない。
それは、比較的簡単やと思われているからや。一般的には、その新聞を読み続けるつもりで次の更新時期に拘りのない人の方が多いということでな。
しかし、契約が早すぎるのはダメと言う人もいる。そういう人相手には、どんなに優秀な勧誘員であっても契約に持ち込むのは難しいと思う。
もちろん、ワシにとっても難しい。そういう人たちはヘタにごり押しすると「そんなにしつこいと次の契約はせんぞ」と怒り出すこともあるからな。
おそらく、その販売店が拡張員のあんたに、『予約縛り』、『止め押し』を依頼するのは、そんな人たちが多いのやないかと思う。
あんたが『この間入店したお店で、珍しく「予約縛り」がありました』というのは、それしか考えられんさかいな。
『ゲンさんには、得意、不得意な業務などないかと思われますが』ということやが、そんなことはない。
ワシは基本的には客の嫌がることはせん主義やさかい、『止め押し』業務で、早めの予約を嫌がる人に対して無理はせん。そういう意味では、そういった契約を取るのは不得意やと言える。
『あと、予約縛りのアドバイスをいただけたら幸いです』ということやが、「早すぎる」ということを理由に難色を示されたら、最初の段階は無理をせず、「それでは、いつ頃でしたら、よろしいでしょうか」と相手に確認することや。
その日を、一応の約束日として、その場は引き下がる。但し、この業界は、客のそんな約束はアテにならんことが多いさかい、時折、ご機嫌伺いをしながら、その客との人間関係を築くことを心がける。
具体的には、訪問する度に「捨て材」などのサービス品を持って行って「たまたま、この近くに来ましたので」と言って、さりげなくそれを渡しながら雑談を交わしておく。
この時、焦って『予約縛り』の話は持出さん方がええ。「それでは、お約束の日に、またお伺いしますので」と言ってその日も引き下がる。
これを適度な間隔でやれば、他紙の勧誘になびくケースが少なくなる。もちろん、その間にチャンスがあれば契約に持ち込めばええが、なければ無理をせんというのが、こういう人に対する鉄則、基本や。
面倒で、悠長すぎると思われるかも知れんが、難しい人には、それなりの対処をせなあかんさかい、その意味では仕方ないと思う。
急いては事をし損じる。
敢えてアドバイスするとしたら、それやな。
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