新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.131 新聞勧誘に疑問があります
投稿者 yushiyuki さん 投稿日時 2005.8. 1 AM 5:22
始めまして。私は客側の立場のものです。
今日は私の不在時にあった勧誘のことでメールさせていただきます。質問事項は4点あります。
私が仕事で帰りが遅いときに、家に妻と小さい子供しかいないのですが、夜8時ころにインターホンが鳴り「近くの店のものですけど」とのことで、妻が戸を開けたら新聞店の方だったとのこと。
(「近くの店のものですけど」うちからその販売店までは2kmくらい離れてます。うちのエリアの各新聞店の中で一番遠い)何度か新聞勧誘の方がうちに来たことがありますが、「近くの店のものですけど」と言うケースは初めて。しかもいつもは用心深いうちの妻も、なぜか戸をあけて出てしまった・・・。
詳しいやり取りはわかりませんが、新聞とってくださいよ、景品もってきましたので使ってください、と言ってビール券4・5枚・台所用漂白剤・ボディソープ本体と詰替・そこの新聞社のロゴが入ったゴミ袋(たぶん10パック)を渡してきたみたいです。
ただゴミ袋はなぜか床に落ちていた(ココで一押し、という感じで渡してきたみたい)。妻が困ってしまい、「どうしようかな〜」というようなあいまいなことを言ってしまい、じゃあ、契約しちゃってくださいよと、かなり強い押しが入ったところ、私が帰るコールし、今セールスさんが来てるとの事、電話の様子では困ってしまってる感じ。
急いで帰り、いただいた景品類をすべて拾いお返しし、勧誘セールスさんに「そこの新聞を取るつもりはないです(今とっている新聞の関係者が身内にいますから、と)」と伝え、「え〜、今奥さんとってくれる気になってたんですよ〜」と言われたものの、お引取りいただきました。しばらくいなくなるのを見ていると「何ですか?」と言って足早に去っていきました。
@「近くの店のものですけど」・・・確かに2km離れてても近くかもしれません。しかし、新聞の勧誘ならどこの新聞の販売店かくらい名乗るべきだと思うのですが、名を隠して訪問するやり方は私は気に入りません。新聞販売店というのを名乗らないケースは、結構あるものなのでしょうか?
ちなみに、勧誘セールスさんは首から写真入名札(○○新聞○○○○、あと社員コードのような8桁数字が書かれていました)と、販売店で作ったのか、新聞社提供なのかわかりませんが制服?(ポロシャツ)を着用していました。
A景品ですが、ゴミ袋はその新聞社の非売品ですので除き、ビール券4枚(缶350ml2本券参考小売価格1枚503円)・漂白剤(近所のドラッグストアで88円)ボディソープ(安くても各100円以上はするだろう)、ざっと見て合計2300円くらいかな〜と思います。
これだけ持ってきて、この勧誘セールスさんはいったい何ヶ月契約をさせるつもりだったんでしょうか?特に相場なんかはあるんでしょうか?
妻によると、特に「○ヶ月取ってください、これだけ景品出します。」という具体的契約期間の説明なく景品渡してきたみたいです。
確か取引金額の100分の8という景表法だったと思うんですが、これを守るセールスさんってあまりいないんでしょうかね?
B以前ココの新聞店が勧誘に来たときに(今回のセールスさんと同じ方だったかは不明です)ゴミ袋を置いていかれました。いらないといっても、ご挨拶ですとか言って。こういうものもきっぱり断ったほうが良かったんでしょうか?
C断ったあとなんですが。とたんにセールスさんは無言になり、玄関先で景品をしまい始め、それを見ていると、こっちを見て「何ですか?」と言って帰っていったのですが、帰るときに失礼します、とか言う一言もあっていいんじゃないかと思うんですけどね(って、そんなことは直接販売店さんに言ったほうがイイのかな?)どう思いますか?
帰った直後、腹が立って新聞社に電話入れたのですが、日曜だから誰もいない、私は警備員です、と言われ、冷めてしまいました。そういえば、ココの新聞社にうちの身内働いてたな〜と。あまり事を荒げないほうがいいかな〜と思いまして。今後その新聞社に電話入れたりするのはやめようと思います。
以上長々と失礼しました。よろしければ、ご返答よろしくお願いいたします。
回答者 ゲン
この勧誘員が店の従業員か拡張員なのかというのは、これだけでは良う分からんけど、いずれにしても、ほめられた営業やない。ワシが普段、力説しとる『客に気に入られる営業をしろ』ができてないから、こういうことになる。
営業の基本が分かっとらんということや。こういうのが、拡張員の評判を下げ、程度が悪いという評価につながっとる。
自己PRみたいでちょっと気が引けるが、サイトの『ゲンさんの勧誘・拡張営業講座』で営業の考え方を知って貰うたら、こういう人間も減ると思う。また、それで、営業成績も向上するはずやけどな。
ワシがそういうことを言えるのは、現在、多くの拡張員、販売店従業員の方々からは「役に立った」という報告が届いとるし、加えて、今は数社の拡張団の営業会社、数店の新聞販売所で、営業員の研修に、それが使われとるということもあるからや。
自慢話みたいになるのも嫌やから、この辺にしとくが、ワシから見たら、あんたの家に来た勧誘員は、普通の下というランクの人間やと思う。
ほめられた人間でないのは確かやが、悪質と言えるほどでもない。営業は稚拙やが、この男なりに一生懸命にやろうとしているのも分かる。
一般読者の方には関係ない話やとは思うが、この新聞営業はそれほど簡単なものやない。人に嫌われ断られるということで言えば、営業全体でも最悪に位置する。ただ、新聞の勧誘員というだけで世間の冷たい視線にも晒される。
あんたも、おそらく、新聞の勧誘員に対して、快くは思うてなかったやろと思う。急いで帰宅したというのは、奥さんをその勧誘員から守りたいと思うてのはずや。
想像で言うのはあかんが、これが、他の保険の外交員辺りやと、例え、奥さんが困っとるようやとしても「電話口にその営業員と代わってくれ」とでも言うて、断るなり、後日来てくれと伝えることも考えたのやないかと思う。
誤解せんといてほしいが、これはあんたを責めて言うてるのやない。それが、世間一般の勧誘員への認識であり、評価やからや。嫌われるだけやなしに、ヤクザのような無法者と同類やくらいに思うとる者も実際には、まだまだ多いしな。
この男も少なからず、そういうことを経験してきとるはずや。この日も、あんたの所にたどり着くまでに相当、あちこちで断られとるやろというのも想像がつく。
通常、夜の8時と言えば、拡張員も営業終了間際やし、販売店の従業員も翌日の配達のこともあるから、なるべくなら早く切り上げて帰って寝たい。せやけど、営業の世界は成績が悪いとか結果が出てないと、帰りたくても帰り辛いということがある。
この仕事では、インターフォンを押して、ドアを開けてくれる確率自体も非常に少ない。人や地域、状況でもかなり違うが、10軒中、1軒、開けてもらえればええ方やと思う。
この男も、最後になってやっとドアを開けてもらい、チャンスやと意気込んだのやと思う。ただ、普段の心構えに問題があるから、今回のようなことになったのやろと考えるがな。
ワシが、わざわざ、こういう回りくどいことを先に言うたのも、それなりのわけがある。相手の行いを批判したり非難するのは、簡単や。それ自体は別に悪くはない。多くの場合、批判、非難される側に非があることが多いからな。
ただ、相手がそういう行動をとる背景というのも知って貰いたかったということがある。あんたには、それが分かって貰えると思うたからな。
一方からの見方だけでは、真実は分からんということや。もっとも、あんたも、そう考えたから質問してこられたのやろけどな。そして、このサイトを見て、ワシなら、ある程度ちゃんとした回答をするやろと思われてのことやろからな。
それでは、期待に添えるかどうかは別にして、あんたの質問に答えようと思う。
@「近くの店のものですけど」・・・確かに2km離れてても近くかもしれません。しかし、新聞の勧誘ならどこの新聞の販売店かくらい名乗るべきだと思うのですが、名を隠して訪問するやり方は私は気に入りません。新聞販売店というのを名乗らないケースは、結構あるものなのでしょうか?
ちなみに、勧誘セールスさんは首から写真入名札(○○新聞○○○○、あと社員コードのような8桁数字が書かれていました)と、販売店で作ったのか、新聞社提供なのかわかりませんが制服?(ポロシャツ)を着用していました。
「近くの店のものですけど」というのは、昔から良うあるトークの一つや。親近感を持たせる意味合いがある。こういう者は、その販売店の営業エリア内すべてで、そう言うてると思う。つまり、営業エリア内はすべて「近く」なわけや。距離は、あまり考慮しとらん。
まあ、この程度は、営業トークの一つということで、許してやってほしい。ただ、その折りには「夜分遅くに申し訳ありませんが、○○新聞販売店の○○です」と言うくらいは当然やと思う。
せやから、あんたの言われる『名を隠して訪問するやり方は私は気に入りません』と怒られとることに関しては、ワシも同感やと言うしかない。
『新聞販売店というのを名乗らないケースは、結構あるものなのでしょうか?』ということやけど、多いか少ないかというのは、確かなデータがあるわけやないから、何とも言えんが、ワシの知る限りは、昔は結構あったが、今は、少なくなっとるはずやとしか答えられん。
新聞販売店名を名乗らんというのは、それまで、それを出すたびに断られてきとるという思いが強いから、隠しとるということがある。大いなる勘違いなんやが、それが、良う分かっとらんということがある。
あんたの指摘されるように、新聞販売店名を名乗らんことで、胡散臭く思われとるということを理解できとらんわけや。何とか、少しでも最初に断りを入れられないようにとの思いでそうするのやが、結果は、マイナスになる場合が多い。
新聞営業は、断られることが圧倒的に多い仕事や。地域や条件によっても違うけど、一般的に腕のええ勧誘員でも、20〜30軒の訪問で1本の契約が取れたらええ方や。例え100軒〜200軒訪問しても、ゼロというのは、それほど珍しいことでもない。
まず、その認識の上に立って営業すれば、正直にアピールした方が長い目で見たら、有利に働くと気付くはずなんやけどな。姑息なことに走る者は、そこまで考えが及ばんということや。
『ちなみに、勧誘セールスさんは首から写真入名札(○○新聞○○○○、あと社員コードのような8桁数字が書かれていました)』これは、社員証と言うて、多くの新聞社の営業員には携帯が義務付けられとる。
それと、業務委託証明書もや。これらは、個人情報保護法の関係で、常時、携帯して客の要望があれば、提示せなあかんことになっとる。その詳しいことは、Q&A NO.124を見て貰うたら分かるやろと思う。
『販売店で作ったのか、新聞社提供なのかわかりませんが制服?(ポロシャツ)を着用していました』新聞社のロゴ入りは、新聞社提供の場合が多い。買わなあかん場合もあるらしいがな。営業の際の制服かどうかは、各拡張団、販売店次第やから、何とも言えん。
せやけど、これを着とるというのは、その新聞社の営業やとすぐ分かるやろし、首から社員証を見えるようにしとるということからも、悪意を持って販売店名を言わなんだということでもないのやないかな。多分にひいき目かも知れんけど。
A景品ですが、ゴミ袋はその新聞社の非売品ですので除き、ビール券4枚(缶350ml2本券参考小売価格1枚503円)・漂白剤(近所のドラッグストアで88円)ボディソープ(安くても各100円以上はするだろう)、ざっと見て合計2300円くらいかな〜と思います。
これだけ持ってきて、この勧誘セールスさんはいったい何ヶ月契約をさせるつもりだったんでしょうか?特に相場なんかはあるんでしょうか?
妻によると、特に「○ヶ月取ってください、これだけ景品出します。」という具体的契約期間の説明なく景品渡してきたみたいです。
確か取引金額の100分の8という景表法だったと思うんですが、これを守るセールスさんってあまりいないんでしょうかね?
『これだけ持ってきて、この勧誘セールスさんはいったい何ヶ月契約をさせるつもりだったんでしょうか?特に相場なんかはあるんでしょうか?』
ということやけど、この業界の相場は、地域や新聞社、各販売店などによっても違うから一概に決めつけることはできん。同じ市内の同じ新聞であっても、販売店の違いによって、極端にその差がつくというのは普通にあるからな。
せやから、このケースをワシの知る限りの地域、販売店という限定で話すと、6ヶ月契約くらいやないのかなと思う。
新聞勧誘時における景品表示法の規制対象は、景品の最高額を取引価格の8%又は6ヶ月分の購読料金の8%のいずれか低い金額の範囲ということになっとる。
6ヶ月分の購読料金の8%というのが、一番低い景品額ということになるし、今回のケースもこれに近いと思れるので、これを基に計算すると、
1ヶ月購読料金 3925円×6ヶ月×0.08=1884円 となる。
つまり、6ヶ月契約の景品の上限は、1884円ということになるから、あんたの計算やと、ざっと見て合計2300円くらいということやから、これやと、はるかにオーバーしとるので、違法やないかと言われるのかも知れんけど、この程度なら、おそらく問題になることもないし、違法性を実証するのは難しいと思う。
これが、すべて、ビール券や商品券のように、金券としての価値を認められとるものだけでオーバーしとるような場合やと、違法やと言われても仕方ないやろがな。
しかし、これに、品物が絡むと変わってくる。あんたの計算にある、漂白剤やボディソープの金額は、一般的な小売価格や。問題はこの価格にある。その品物を評価する基準が、この景品表示法には盛り込まれとらん。ただ、金額の上限があるだけや。
どういうことかと言うと、販売店が客に渡す景品は、特別なルートから特別な価格で仕入れられたものが圧倒的に多いということがある。極端に安いわけや。もっと言えば、多くの場合、ビール券や商品券も通常より安く仕入れとる。
どの時点での金額を対象にするかで、違法性に違いが出る。また、その金額も販売店毎でも違うから、あんたの指摘する程度の差やと、違法性の実証が難しいということや。
もっとも、これが、3倍以上やと言うのなら、どう弁解しても苦しいやろけどな。この法律を管轄する公正取引委員会も摘発に乗り出すのは、そういう明らかにオーバーしとる所がほとんどやと聞く。
しかし、現実には、この法律で摘発される新聞販売店は少ない。ワシの知る限りでは、この法律で摘発されたのは、和歌山の販売店くらいやったからな。但し、このときは、その地域の全国紙の販売店4軒、軒並みやったけどな。
『これを守るセールスさんってあまりいないんでしょうかね?』ということやけど、上記のようにギリギリの線ということなら、ほとんどが守っとるはずや。もちろん、守ってない所もある。
この景品を渡す行為というのは、多くの場合、販売店の指示で決まる。その上限を決め、勧誘員に指示しとるのは、販売店やからや。
ワシら、拡張員は基本的には、景品については販売店の指示に従うしかない。極端な話、販売店が、明らかに違法な分量の景品を渡せと言えば、大抵はそれに従うことになる。まあ、それでも極端なことは、ほとんどないがな。
販売店が上限を決めとるのは、放っといたら勧誘員が何ぼでも渡すおそれがあるから、それを押さえるためや。販売店も、できれば客に渡す景品は押さえてほしいというのが本音や。実際、ワシらのように景品を控えめにして契約を取る人間に対しての評価はええからな。
いずれにしても、この景品表示法は、ワシら拡張員には直接関係ない。ワシらがこれで、摘発されることはまずないからな。この法律で摘発されるのは事業者だけや。新聞勧誘の場合は、販売店だけになる。
責任は、販売店になるから、販売店が自主的に決めることが多い。競争の激しい所は、景品の量もその度合いに比例して増える。反対に、合配店と呼ばれるすべての新聞を扱っとる販売店やと競争する必要がないから、景品は全く何もないこともある。
こういう所は、勧誘員すらおらんからな。不公平と言えばそうやが、それが、この業界やということや。せやから、相場というものが、介在する余地がない。ただ、新聞、地域、販売店毎で違うとしか言いようがないということや。
それとは別に、その指示を超えた景品を勝手に渡す勧誘員も、確かに中にはおるが、今は、こういう人間に対しての締め付けは厳しくなっとる。
この業界全体が、景品のやりすぎに歯止めをかけようと、やっきになっとるのが現実や。その詳しいことはQ&ANO.81で説明しとるから、見て貰うたら良う分かると思う。
B以前ココの新聞店が勧誘に来たときに(今回のセールスさんと同じ方だったかは不明です)ゴミ袋を置いていかれました。いらないといっても、ご挨拶ですとか言って。こういうものもきっぱり断ったほうが良かったんでしょうか?
そこの新聞を取るつもりが、全くないのなら、きっぱりと断っといた方がええ。確かに、そのゴミ袋は非売品やから、本当の意味でのサービス品や。駅前で配っとるポケット・ティシュと一緒やと思えばええ。ゴミ袋のロゴが宣伝になっとるからな。
但し、ポケット・ティシュは誰に配ったか分からんけど、このゴミ袋は分かる。その勧誘員や販売店からして見れば、そのゴミ袋を受け取ったということは、多少なりとも脈があると思う。
せやから、勧誘には頻繁に来ることが予想される。嫌なものは、はっきり断る。これは、次からの勧誘を阻止するためということもあるが、結果的には、相手の勧誘員や販売店に対しての親切にもなる。
前にも、言うたが、ワシらは断られることには慣れとる。むしろ、はっきり断ってくれた方が、次回、そこに行かんでも済むから、ロスが減る分、助かるわけや。
それが、ゴミ袋を受け取るとか、奥さんのように『「どうしようかな〜」というようなあいまいなことを言ってしまい』という態度やと、どうしても、勧誘する側としては見込みありと思うから、行かざるを得んということになる。
それで、結果的に成約にならんというのは、勧誘する側としたら辛いもんがある。もっとも、それも営業のうちと言えばそうやけどな。しかし、本音の部分は「嫌ならちゃんと断っといてくれよ」ということになる。
C断ったあとなんですが。とたんにセールスさんは無言になり、玄関先で景品をしまい始め、それを見ていると、こっちを見て「何ですか?」と言って帰っていったのですが、帰るときに失礼します、とか言う一言もあっていいんじゃないかと思うんですけどね(って、そんなことは直接販売店さんに言ったほうがイイのかな?)どう思いますか?
これも、結局はBの延長線上でのことになる。その勧誘員は、奥さんとのやりとりで成約間違いなしと思い込んどったはずや。それまでが成績が悪く、この勧誘員にしたら時間いっぱいまで仕事してて良かったと思うてたかも知れん。
そこに、あんたが帰ってこられ、ニベなく追い払われたと思うたやろから、その勧誘員はかなり落胆したはずや。その後の態度も、その落胆が強すぎたためやと思う。
せやからと言うて、この勧誘員の気持ちを分かってやってほしいとは言わん。冒頭でも言うた通り、ワシの、この男への評価は、普通の下でしかないからな。
確かに、あんたの指摘通り、人間としてなってない。営業は、少なからず相手の時間をこちらの都合で奪うことになるという前提がある。例え、結果がどんな形になっても「私のために時間を割いて頂いてありがとうございました」の気持ちが絶対に必要や。
それを、この男は、自分を中心にしか考えとらんから、そういう態度にしかならんわけや。そういう男に対して、あんたのとった対応に間違いはない。ただ、あんたもくだらん男やと感じたとしたら、そういう男に真剣に腹を立ててもつまらんやろとは思うけどな。
ただ、何でも、ものは考えようで、そういうくだらん勧誘員がおったからこそ、このサイトにあんたの目が行ったのやろし、それで、何か得るものがあったとしたら、その分だけ得をしたと思うたらどうやろうか。
もっとも、そう、思われへんかったら、ごめんなさいと謝るしかないけどな。