新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1397 普通面接するのは、所長ではありませんか?


投稿者 Sさん  投稿日時 2017. 1. 8 AM 8:17


新聞店の事務で面接を受けてきました。最近はめっきり減った正社員での事務の募集でした。

しかし、面接してくれた人は、所長ではなくて、店長でした。以前新聞店にいた事あるので、えっ?!と思いました。

普通面接するのは、所長ではありませんか?

しかも、店長はガム噛みながら面接していました。。


回答者 ゲン


『普通面接するのは、所長ではありませんか?』というのは、必ずしもそうとは限らん。求職者の採用の是非を店長に任せている所長(販売店経営者)も、この業界には結構多い。

もっとも、『面接してくれた人は、所長ではなくて、店長でした。以前新聞店にいた事あるので、えっ?!と思いました』ということであれば、あんたが面接するのは所長(販売店経営者)だと思い込まれていたのも無理はないがな。

一般の会社であれば社長以外の役職者が求人の面接をするというのは、ありがちなことやから、特段異例なことではないと思う。新聞販売店の場合も多くは会社組織の形態を採っているさかい、その意味では店長が面接をしたとしても何ら珍しいことやない。

ただ、『店長はガム噛みながら面接していました』という態度は感心せんな。その態度一つで、その販売店がどんなところか想像できそうや。第一印象としては最悪やわな。

12年以上も、こういったサイトをしていて数多くの新聞販売店関係者から、いろいろな情報が届けられてくるが、未だかつて、そんな店長がいてたという話は聞いたことがない。

その意味では、その店長は異例で、しかも著しく常識に欠ける人物と見て、ええやろうと思う。ロクな人間やないと。

その店長も、その昔は、やはり、あんたと同じで求職のために面接に訪れていたはずや。

それを考えれば、そんな態度で面接すれば相手が嫌がるくらいのことは想像できそうなもんやと思う。それすら分からん程度の悪い人間やということを自ら晒け出しているとしか考えられんわな。

面接は、双方が納得して就業するか、どうかを決める場で、その店長の一方的な判断に従う必要はない。一番肝心なのは、あんたの気持ちやさかいな。

一事が万事という、ことわざにもあるように、常識的な配慮、対応のできん者は、他の事でも嫌な面を見せることが十分考えられる。

いざ働く段になって後悔したくないと思われるのなら、例え「面接は合格」と言われても「いえ、結構です」と言って断るという選択肢もアリやと思う。

ただ『最近はめっきり減った正社員での事務の募集』ということで、少々のことは我慢してでも職に就かれたいと言われるのなら、その販売店に勤められるのでも構わんがな。仕事は仕事と割り切って。

それに、本当に嫌になった時点で辞めるという手もあるさかいな。

いずれにしても、どうされるかは、あんた自身で良う考えて決められたらええ。


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