新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.161 拡張禁止リストにはどうやったら名前が載りますか?


投稿者 hideakiさん 21歳 学生 投稿日時 2005.10.31 PM 8:07


NO.160での回答、ご丁寧にありがとうございました。
今朝、販売店側に連絡し、経緯を話すと、謝罪はありませんでしたが、拡張員に払わせるので払わなくて良いと言われました。

販売者側は架空契約と察したのでしょう、すぐに電話をきろうとしました。払わなくていいというなら名前の件などの深追いはせず様子をみようと思います。

ただ少し不安なのが、拡張員に支払わせるといった言及です。勧誘に来た人は、ちょっと見た目や雰囲気が怖い人だったので、後で何かされないかと心配しています。

同じ拡張員のゲンさんにこんなことをお尋ねするのは失礼かもしれませんが、そういうことってありえますでしょうか?

あと拡張禁止リストにはどうやったら名前が載りますか?
何度もすみません。返答お待ちしております。


回答者 ゲン


謝罪がなかったというのはどうかと思うが、販売店としてはそういう処置をするやろとは想像しとった。

あんたは、その拡張員から仕返しされんやろかという心配をされとられるようやけど、そういうことは、ほとんどないはずや。

『拡張員に払わせるので払わなくて良いと言われました』ということやけど、通常の販売店は客にここまでのことは言わん。「それでしたら、今回の新聞代は結構です」と言う程度で終いや。

「拡張員に払わせる」と客に言うくらいやから、その販売店の拡張員に対する立場はかなり強いものと思われる。文句を言わせんというニュアンスがあるからな。

そういう所では、あんたにその拡張員が文句を言うてねじ込むようなことをしたら、おそらく、そこでは仕事ができんようになるはずや。その販売店が許さんやろうからな。

通常、拡張員が、客に文句を言いに行くというケースは、客をそうして脅かすことで、翻意させて契約が取れると踏んだときくらいのもんや。

どんなアホな拡張員でも、契約が取れそうもないとか、揉めるのを承知でそうする人間は、よほどでないとおらんからな。そんなことをすれば、自分で自分の首を絞めるだけや。絶対とまでは言えんけど、まず、あんたには何も言うて来んと思う。

ただ、それでも、ごく希に来る者がおるかも知れんが、その場合は「違う名前での請求やったから、そのことを販売店に言うただけや」と言えばええ。

その拡張員に払わせる云々は、その販売店がそうすることで、あんたには何の関係もないことや。それについて、文句を言われても困ると言うしかないわな。

ただ、再度、今度はちゃんとした契約をしてくれと言うかも知れんが「こんな揉めるようなことは嫌や」と毅然と断ればええ。

その拡張員は、それ以上は何も言えんはずや。あんたと揉めて馘首になってもええとまで考えるような人間は、まずおらんやろからな。

今は、新聞の拡張団というのも厳しくなっとるから、てんぷら(架空契約)や脅迫じみた真似をして販売店とトラブれば、良くてそこに出入り禁止やし、下手したら馘首もある。一般で思われとるほど、ええ加減な世界やない。

『拡張禁止リストにはどうやったら名前が載りますか?』ということやけど、その方法というのは、簡単に言えば、新聞販売店に嫌われることや。せやけど、それがええのかどうかという問題があると思う。

一般的には、販売店が拡張禁止にする場合は「金払いが悪い」「その客の性質に問題がある」「揉め事を起こした」という理由が、ほとんどや。金にならんと判断された所がそうなると考えればええ。

これは、ある意味、人格否定になる。販売店にしたら「あの客はあかん」というレッテルを貼っとるのと同じからな。それでも、しつこい勧誘をされるより、ましやと言うのなら、そうなるように努力?してみてもええがな。

「金払いが悪い」という評価が望みなら、一度、契約して新聞代を滞納することや。揉めるやろうけど、これが一番確実に「拡張禁止」にして貰える。

「その客の性質に問題がある」というのは、やたら、些細なことでも文句の多い客になるか、わけの分からん言動を心がけるとそうなれる。

「揉め事を起こした」というのは、今回のようなケースで、もし、あんたの危惧通り、その拡張員がねじ込んで文句を言うて来たら、そのチャンスや。

その揉め事の最中、販売店に「もう二度と勧誘員を寄越すな」とでも言えば、ほぼ間違いなく希望通りになる。

ただ、その結果は、あんたの評判は確実に下がることになる。あんたは、まだ学生さんやから、いずれはその土地を離れるのかも知れんけど、それでも、某かの影響は考えられんでもない。

「あいつは、新聞屋に拡張禁止にされた」という噂が流れることがある。その噂をうらやましいと思う人間もおるのかも知れんが、大抵は、そんな奴なのかと思われるだけや。

その噂を振りまくのは、その販売店の従業員かも知れんし、拡張員ということもある。それとも、ただの集金人ということも十分考えられる。

販売店関係者では、おそらく誰もが知る既成の事実ということになるからな。ワシらには、拡禁リスト表として、あんたの住所、名前の書いたものを渡される。販売店としたら、そうせな拡張禁止ということが徹底されんからな。

そして、その噂を振りまく人間は、少なくとも、販売店の立場が悪くなるようなことは言わん。悪者は、その拡張禁止扱いにされた人間や。

特に、たちの悪い拡張員にかかったら、とんでもないストーリーが創作される。例えば、こういうことも考えられる。

「何や、お嬢さんも○○大学の三回生?○○学部の○○君というのを知ってはる?そうなんや、知ってるんや。それなら、その○○君には気をつけた方がええで、実は彼な……ということで、新聞販売店から拡張禁止扱いされてんのや。えげつないやっちゃで、ほんま」

という話が、あんたの彼女か、好きな娘の耳に入ったらどうやろう。それが、新聞代を踏み倒したという場合なんかやと、その娘は、あんたに対してどう思うやろか。その娘が、仮にその拡張員と契約したとしたら、あんたの立場は最悪になっとると思うて間違いない。

一人の拡張員を甘く考えん方がええ。普通に真面目に仕事する拡張員は、日に100軒から200軒の訪問をする。年間、30000軒から60000軒や。

それも、限られた範囲で、しかも、数十人から数百人の拡張員が、その地域にはいとるのが普通やから半端な数やない。その数だけ、その噂は広まるかも知れんのや。

あんたも、友人と同じような拡張員に訪問されたということはあるやろ。たまたま、そのお互いの名前は出てないのかも知れんが、拡張員は僅かなとっかかりでも、たぐり寄せて営業しようと思うから、この拡張禁止扱いになった人間なんかは、その格好の材料にされる。

まだ、学生さんのうちは、その程度でええとしても、これが、社会人になり、その地域で結婚でもして根をおろし生活するようになって、こういう噂を振りまかれるのは避けた方が無難やと思う。

現在、宅配率93%の状況の中では、新聞を取ってないというだけで、変人扱いということは、未だに、それほど珍しいことやない。

それが、拡張禁止扱いにされたことの影響は、当人にとっては、おそらくその想像の埒外やろと思う。

特に信用問題という点でな。人は、その結果について評価する場合が多く、その間の事情には興味すらないのが普通や。悪い噂やゴシップを喜ぶ者は多いがな。

加えて、その拡張禁止というのは、1社の新聞販売店だけでは、あまり意味はないやろと思う。すべての新聞販売店から、そういう扱いを受けんことにはな。そうなれば、それに伴う信用失墜という面も、当然、比例して高くなると考えられる。

それらのリスクを承知しても、尚かつ、しつこい勧誘に晒されるよりましやと考えるのなら、それは、あんたの自由や。人により、リスクとメリットの比重は違うからな。

ただ、ワシは情報を提示しとるにすぎん。どうかするか、決めるのはあんたや。せやけど、あんたの性格やと、拡張禁止になるのは難しそうやけどな。

総体的に拡張禁止になるような人間は「文句があるのなら言うて来んかい」というような、強気で開き直れる性格の者が圧倒的に多い。その次はルーズな人間や。あんたには、おそらく、どちらも当て嵌らんやろと思う。

それから最後になるけど、質問や相談は何度でも構わんから、気楽にしてくれたらええさかいにな。


この問題で、ある販売店の店長さんから、ご意見を寄せられたので紹介する。


投稿日時 2005.11.2 PM 10:30


参考になるかどうかわかりませんが、今、訪問禁止宅のリストをウチでは製作中です。地図をPCに取りこめるようになって、作業が楽になりました。

通常の拡張禁止の家に含め、「どうやったって、拡張が無理、Aが嫌いで仕方が無い・・・」などの家がリストに加えられるようになりました。

現在、1件1件の訪問記録を作っていってます。その作業の延長ではあるのですが・・・。実際、ここは絶対ダメなんて家はあるわけで、そこで変に拡張に行くのは時間の無駄だろうってことで・・・。

普通に毎度、毎度断られる家はリストには入れず、現在の購読紙を入力しています。それでも、会えない家が区域に40%は残るんですよ。転宅チェックも入れると一生追いつきませんね。

マンション等の賃貸物件は、なかなか管理が難しいですけど、相談者のように「絶対来て欲しくない」なら、ウチなら行きません。

別に、拡禁リストじゃなく、「訪問拒否」で処理します。100件に1件ぐらいの比率ですね。言い方がわるいですけど、「銭にならんのなら、時間の無駄」という判断でしょうか・・・

お客さんの立場にたってというよりは、自分達の飯のタネと言ったほうが正解かもしれませんがね。拡張方式が、案内拡張がほとんどだから出来るワザですけど・・・

結論、それより電話のみで処理した販売店・・・謝罪をちゃんとしなかった事に付いては、恥ずかしい限りです。

この最近、ウチではこういうことは許して無いので・・・。新聞屋さんもがんばってますよ!今は無読でも、そのうち購読してもらいたいですけど・・・。


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