新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.167 アパート制覇のボーナス?


投稿者 はりねずみさん 投稿日時 2005.11.19 PM 9:44


とても不安な出来事があったのでメールさせて頂きました。ぜひアドバイスを頂きたく思っております。宜しくお願いします。

先ほど仕事から帰ってきて、ヘトヘトでアパートの玄関にたどり着いた瞬間、強面の40代くらいの人が階段を走ってきて呼び止められました。(この時点で怖かった。)

夜中階段の音とかうるさくないか・・など世間話をしたあと、○○新聞の人間であることを明かし、このアパートはあんたが入ってくれれば、制覇できる。そうすると15万のボーナスをもらえる。だから取ってくれないか。(はじめは怖い感じでしたが、このあたりではとても丁寧^^;)

不意をつかれボーっと寒い中でしたが、必死に冷静になろうとしました。30分くらい世間話を含め話をしましたが、読まないので・・と言っていると、じゃあ、タダでいいから。。と(??)お金は俺が払っておくから。。とも。そして、領収書を出しておいてもいい。3ヶ月分のお金を渡しておいても良い。。。と(@@)。

言ってることがおかしいな・・と思ってきたのですが、おかせてもらうだけで良い・・と必死に訴えるので、領収書もいらないです。お金もいらないです。信用しますので、3ヶ月だけ信用します!と契約書(名前、住所、電話)を書いてしまいました。

その後30分くらいで契約の確認電話がきましたが、出ませんでした。そういえば、会話の中で、確認の電話がきたらタダとは言わないでくれ。と念を押されています。

いろんなHP見ましたが、上記のような場合、契約期間延長や金額を請求されたりされる可能性が大きいでしょうか?

長くなり申し訳ありません。そのときは話を聞いて納得したつもりでしたが、どうにも不安になり、メールさせて頂きました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


回答者 ゲン


『契約期間延長や金額を請求されたりされる可能性が大きいでしょうか?』ということやけど、そういう可能性ということなら、あるかも知れんとしか答えられん。

契約期間延長というのは、どういう形であれ、購読開始ということになれば「引き続いてお願いします」と販売店から来るのは普通にある。その場合、嫌なら断ればええだけのことや。

現在のその契約書が3ヶ月なら、拘束期間はそれだけやからな。それ以降は、また、新たな契約書を交わさん限りは、契約期間の延長というのはあり得ん。

あんたの心配が、自動延長ということなら、販売店が例え何と言おうと、嫌なら拒否すれば問題ない。その詳しいことは、Q&Aの『NO.147 購読自動延長に関する質問です』や『NO.151 契約期間延長について』を見て貰えば分かると思う。

金額を請求されるということやけど、これも、可能性としたら何とも言えん。そういうこともあるし、その拡張員の言うように実際に購読料金を負担する人間もいとるからな。

これは、通称「爆カード」というて、現在、これに関して販売店、拡張団では、どこでもかなり厳しく取り締まっとる。業界の禁止事項やからな。これについては『NO.81  爆カード廃止の取り組みについて』で詳しく説明しとる。

『会話の中で、確認の電話がきたらタダとは言わないでくれ。と念を押されています』ということなら、かなり高い確率で、その拡張員は、実際にそういう負担をするつもりやったということやろと思う。それが発覚すれば、まずい立場になるから、そのための口止めや。

『お金は俺が払っておくから。。とも。そして、領収書を出しておいてもいい。3ヶ月分のお金を渡しておいても良い。。。と(@@)』と言うのも、実際にそうするつもりやったはずやと考えられる。

ただ、あんたは「領収書もいらないです。お金もいらないです。信用しますので、3ヶ月だけ信用します!」ということで、了解したというのは、微妙なところがある。

そういう拡張員は、契約を貰うまでが勝負やと考える。契約さえ貰えれば、後のことは忘れるという人間も残念やが、いとるというのも事実や。

言うたことも忘れ、とぼけるという悪質なのもおる。こういう、業界のご法度を平気で言うて来るような人間は、特にそういうのが多い。真面目な拡張員は、最初から、こんなことは言わんからな。

あんたは、結果的にそうするのなら、やはり、相手の言質となる領収書を貰うなり、その現金を受け取るなりしといた方が良かったと思う。

そんなことをしても良かったのかということを考えるかも知れんが、あんたの立場やと、そうすることで何の違法性も問われることはないから大丈夫や。タダで物を貰うというのは別に罪になることやない。

それは景品表示法に違反することやから、犯罪やと言う者がおるかも知れんけど、これは、独占禁止法の補完法の一つで、業者を取り締まるための法律やから、それが、個人に及ぶことはない。

もっと言えば、それを提示した拡張員すらこの法律で取り締まられることはないわけや。この場合、その取り締まりの対象は、販売店ということになる。

せやからこそ、販売店はこの行為に対して勧誘員を厳しく取り締まるということをしとるわけや。拡張員の行為がそのまま販売店の指示と見なされれば、公正取引委員会から摘発される畏れがあるからな。

拡張員にしても、その法律自体では直接、お咎めがないにしても、販売店にこのことがバレれば下手をすると販売店への出入り禁止か、拡張団から馘首にされるということにもなりかねん。

拡張員にとっては、その方がある意味、法律よりも怖いわけや。せやから、このことは必死で隠そうとする。おそらく、バレそうになれば、ほとんどの者がとぼけるやろうな。

その拡張員が、あんたとそんな会話を交わした事実はないと言えば、あんたは、その契約書通りの新聞を購読して、その代金を払わなあかんということになりかねん。

あんたと接触した拡張員がどんな人間かは分からんが、実際にそういうことになったという事例はいくらでもあるしな。

ここで、その拡張員の信用性に触れようと思うが、あんたの話から『このアパートはあんたが入ってくれれば、制覇できる。そうすると15万のボーナスをもらえる』と言うてる部分で判断するのがええやろと思う。

まず、アパートを制覇するということなら、そのアパートの他の住人が実際にその新聞を購読しとるかどうか聞いてみるのもええ。

まあ、そうせんでも、配達されとる新聞を見れば分かるやろけどな。一軒でも他紙の新聞があれば、当然やが言うてることは嘘ということになる。

15万のボーナスが貰えるということに関しては何とも言えん。この業界では、いろいろな報酬システムがあるから、そういうことがないとも言い切れんしな。ただ、ワシ個人としたら、そういう話は聞いたこともないがな。

その拡張員を信用するか、信用せんかは、あくまでもあんた次第やが、例え、言うたことが嘘やったとしても、その言質や証拠がなければ、それを理由に契約を解除するのは難しくなるやろと思う。

販売店に内緒にしての拡張員とあんたの個人的な約束事を認めるというのは、普通は考え辛い。そういう話は販売店にすれば預かり知らんことやとなる。

新聞の購読契約というのは、販売店とあんたとの間でのみ有効なもので、その契約書に記載されていることだけしか、効力はない。

ここで、あんたが選択する方法は二つ考えられる。

まず、一つ目は、その拡張員の言うことが信用できんと思えば、クーリング・オフをすることや。その契約書を交わした日から8日以内なら問題なくできる。その方法は、インターネットにはいくもあるし『NO.144 クーリング・オフについて教えて下さい』を参考にして貰うてもええ。

但し、できることなら、その前に、その拡張員と連絡を取るようにしてた方が無難やと思う。特に、あんたは、その拡張員を怖がっとられるようやから十分注意をした方がええやろな。

万が一、その拡張員がすでに約束通り、販売店にあんたの購読料を先払いしてたら面倒なことになるかも知れんからな。

普通、新聞契約で料金を先払いしていてのクーリング・オフというのはないもんや。そういう話も聞いたことがないしな。

当然、何でそういうことになるのか、販売店も疑うから、その拡張員を責める。その拡張員もあんたを責めるということが予想される。

ただ、その拡張員との連絡方法が難しいかも知れんな。契約書から、拡張員の名前は分かるやろけど、連絡を頼むのは、販売店にということになる。

その場合、昨日、販売店からの電話に出んかっということやから、その販売店からは、まず、契約の確認をされると思う。この場合は「分かりました。そうです」と、一応、言うとかなしゃあないやろな。

その上で「個人的にお聞きしたいことがあるので○○さんに連絡をして頂けるようにお伝え願えませんか」と頼むことやな。販売店には、それ以上、詳しいことは言う必要はないと思う。

ただ、この場合、販売店の方から「前払いありがとうございました」と言う可能性もある。それならば、あんたの危惧することは何もないわけや。それがなくて、その拡張員と連絡が取れれば、再度、話の確認をすることや。

その際「あなたのことは信用していますが、販売店さんから入金済みですとの領収書を、まだ頂いていません。○○日までに、それを頂けなければクーリング・オフの通知をしますがいかがでしょうか」と通告し、期限の設定をすることや。

その拡張員と、期限までの連絡が取れなければ、その販売店に直接「購読料金の入金はどうなってますか」と聞くことや。それがまだやと言うのなら、ほぼ間違いなく騙しの線が強いからクーリング・オフの通知をすればええ。

それで、その拡張員が、あんたに文句を言うて来るか来んかは、五分五分やと思う。

その拡張員にとっても、この問題で下手に揉めれば、あんたに言うてたことがバレて、まずいと考える者がおるから、あんたには何も言うて来ん場合と、単に、オレを信用できんのかと乗り込んで来るケースのいずれかが予想される。

前者の場合は、そのままでええけど、後者の場合なら、揉めるが仕方ない。「あなたは購読料を払うから信用しろと言われたが、販売店から領収書も持って来ないし、そういう話も聞かないから信用できない。だから、クーリング・オフまでの期限まで待ってそうした」と言えばええ。

二つ目は、そういう煩わしいことが嫌なら、その拡張員を、あくまでも信用するしかない。そして、その結果が、騙されたということになっても、仕方ないとあきらめることや。その場合は、その新聞を3ヶ月購読することになるがな。

証拠となる言質を取らんかったことと、簡単に人を信用したということは、少なからずあんたの落ち度になる。このことが、次からの教訓になれば、それはそれで無駄なことやないやろとは思う。

いずれにしても、どうするかは、あんたの判断次第ということになる。


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