新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.176 契約日がすぎても新聞が配達されません


投稿者 クリスマスさん 神奈川在住 投稿日時 2005.12. 6 PM 0:08


はじめまして、興味深くHPを拝見させて頂きました。
もしお時間があるようなら、お知恵を拝借させて頂きたく思いメールをすることにしました。

3ヶ月程前のまだ暑い中、専門学生の拡張員(新聞奨学生?)が、Y新聞の勧誘に来ました。

我が家は夫婦共に職場でニュースを読むので、新聞は取っていなかったのですが、その学生さんがあまりにも熱心なので、12月から3ヶ月だけという約束で契約しました。

契約を取り交わした後ドアを閉めてもその場を立ち去る気配を感じないので、ドアののぞき窓から覘いて様子を伺ってみると、汗を拭いながらペットボトルのドリンクを飲みつつ最後に閉まっている我が家のドアに向かってお辞儀をして去って行きました。

高校を出て間もない学生さんが不慣れなりに一生懸命に頑張っているという感じで新聞の勧誘や訪問販売などの類に一度も首を縦に振ったことがない私ですが、今回の契約は彼の頑張りがあるからと自分を納得させました。

その後、別の拡張員の方が2度程訪れ『12月から3ヶ月契約頂きましたが、6ヶ月に延長して頂けないですか?』との事でしたが、学生さんを応援する気持ちで3ヶ月程契約しただけなので『実は私も主人も阪神タイガースの大ファンで、主人に宿敵Y新聞を取るなんて!って怒られちゃいましたので、3ヶ月だけでお願いします』と、丁寧にお断りしました。

阪神タイガースの大ファンというのは嘘ではなく、事実、丁度その時、一昨年の優勝記念ポロシャツを着ていたところでした。

そういうこともあってか、拡張員の方も『あぁ、そうですか。では仕方ないですね。では3ヶ月だけお願いします』と、帰って行かれました。

さて、12月になったわけなんですが、新聞が配達されないんですよ。あらら? と思いつつ待ってはいたのですが、今日も配達されませんでした。

勧誘の時はあんなに一生懸命だったのに、なんで配達されないの???

これは拡張員の方のせいじゃないのはわかるんですが、新聞店のいい加減なところは納得がいかないのです。

最初の契約の時に、『今すぐじゃなくて良いです。おめでたい新年からで良いので3ヶ月お願いします』との勧誘だったのですが、広告がたくさん入る12月からお願いしました。契約書にもそのように記載されていました。

このまま放っておいたら1月から新聞が入るのかも知れません。でもそれって新聞店の都合が良すぎるような気がします。もともと好きな新聞社ではなかったのですが納得しての契約でした。

でもなんだか出鼻をくじかれたようで、こちらから電話をする気になれないでいます。もう少し様子を見ようかと思いますが、こういう場合は契約をキャンセルする事が出来るのでしょうか?

キャンセル出来たとしてもあの学生さんが可哀想かな・・・と思ったのですが、既に辞めてしまったのか?彼がすると言っていた配達も違う人がしているようです。

どうぞアドバイスお願い致します。


回答者 ゲン


奥さんとしては、電話する気になられんかも知れんが、やはり、一度、その販売店に連絡を入れといた方が、いろいろ事情が分かってええと思う。

今回のケースは、完全なる契約不履行やから、文句なく契約は解除しようと思えばできる。こういうケースでは、その販売店も何も言えんはずや。謝って「そこを何とか」と言うくらいや。

奥さんとしたら、その感心な勧誘員、おそらく新聞奨学生やとは思うが、その彼を気に入っての契約のはずやから、その彼から事情を聞くのが一番ええと思う。

販売店に電話して、その彼に連絡をくれと言えばええ。それで、辞めとるのやったら、販売店もそう言うやろし、まだ仕事をしていたら、その事情も詳しく分かると思う。それから判断してもええのやないかな。

その彼が、すでに辞めとるのなら、嫌やったら契約不履行を理由に解約したらええ。こういうケースは多いから、それほど問題はないはずや。

彼がまだ働いているとしたら、初歩的なミスがあったと考えられる。その場合は、販売店もやが、その担当配達員の単なる配達ミスの可能性が高い。

契約時には、その彼が配達するということのようやったが、販売店内で配達区域が変わるというのは、別に珍しいことやない。

その変わった人間が、配達ミスを初日に犯したと考えられる。通常、指示書というのが、その担当配達員に毎日必ず渡される。それには、奥さんのような新規客もおれば、その日から、紙止めというて、休止客や契約切れの客なんかの情報が書かれとる。

それを見て、間違わんように配達する。しかし、配達ミスは往々にして、その初日の新規客におきやすい。その配達員にとって、そのコースは慣れとる場合が多い。この慣れきった状態のときにミスはおきやすい。

そこに新しい変化があった場合、それと気付かず配達洩れをする場合がある。いつもと同じように配ってしまうわけや。

配達員が、不配したというのは、多くは客からの通報で分かる。たいていの人間が文句を言うからな。

それがないとその配達員は、その不配をしたことが分からず意識すらなくなる。販売店にしても、配っとる者以上にそれは分からん。ちゃんと配っとると思うわけや。

必然的に次の日も同じようになる可能性も高いということになる。それが、現在まで続いとるというのが、可能性としたら一番高いのやないかな。

もちろん、そこには何の悪意も意図もない。単なるミスやろと思う。販売店が悪意を持って配達時期を延ばしてと思われとるようやが、そうしても何のメリットもないしな。デメリットの方がはるかに大きい。

そんなことをしたら、奥さんのように誰でも怒る。それで、解約やというのは珍しいことやないからな。販売店もそういうことは数多く経験しとるはずやから十分承知や。

せやから、今回のことは、配達初日に「今日から、配達して貰うことになっている○○ですけど、どうなっているんですか」と言えば、販売店から、その新聞と何かサービス品でも持ってすぐ謝りに来てたと思う。

そうは言うても、どんな理由からにせよ約束を破るということはあかん。配達ミスもしたらあかんことや。それが、販売店のもっとも重要な仕事なんやからな。

せやけど、哀しいかな人間にミスはつきもんや。奥さんにとっては、許されんことかも知れんけど、一度、奥さんからその販売店に連絡を入れてやって貰えんやろか。

その彼の在籍の確認と、販売店の対応次第でどうするか判断してやってほしいと思う。但し、購読を継続するにしても、1日から6日までの不配のけじめはちゃんとして貰わなあかんで。

まあ、それは、ちゃんとした販売店なら何も言わんでも、そうするやろけどな。それも、判断材料にすればええ。


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