新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.184 無法な配達員に困っています


投稿者 K さん 学生 投稿日時 2005.12.28 AM 3:37


はじめまして。以前より貴HPを拝見させて頂いて居ります。このたび、相談に乗って頂きたいことがあり、メールを送らせて頂きました。

実は、○○新聞を三年以上にわたって購読してきましたが、配達員とのトラブルが絶えません。

これまであったトラブルは、ざっとこんな感じです。

1,とにかく未配達が多い。月に一度は最低でもあります。

2,上記理由で販売店にクレームの電話を入れると、たまに配達員が「減給になった。どうしてくれるんだ!」と怒鳴り込んでくる。

3,毎回集金時間が、午前2時台〜4時台(つまり、朝刊配達時)に来て、しかもその日その時間寝ていると後日文句言われる。前もって「○○日に行く」という事前連絡は無し。

4,私は、○○新聞朝刊と同時に、写真ニュース(週刊、1部91円)を購読しているんですが、これを購読していることと、それから頻発する未配達のせいで新聞代に1円単位の端数が出、さらに未配達分を日割りで月ぎめの料金から差し引いているため月によって料金がバラバラ。

にもかかわらず、上記時間帯に集金に来て「釣り銭は出さん」とキッパリ言われ、こっちで釣り銭の無いように用意するよう要求される。

5,新聞社発行の新聞以外の物(雑誌など)を販売店を通じて注文すると、配達員から「仕事が増える」と文句が来る。

挙句の果てに、「購読を止めてくれ」と配達員から言われ、朝刊の購読を10月で打ち切りました。

ただ、写真ニュースについては毎週資料用に保存していることと、新聞社へ電話で相談したら販売店を通じてしか購入する術が無いことから、今の所続けています。

ただ配達員は同じ人のため集金の問題は改善されないままなんですが、このことを販売店に言っても「担当者(=配達員)と交渉してくれ」としか言われず、当の配達員はこの時間帯以外に来る気は無し。

口座振替については、この3年以上不思議なくらい話が出ず、今年の秋頃にようやく用紙を持ってきましたが年度末に転居予定があることを考え、結局集金のまま今に至っています。

「午前4時台に来る」「釣り銭の無いように用意」というのが結構大変(常時端数ピッタリ払える状態で小銭が財布に入っているとは限らない)なんですが、この配達員に対して状況の改善にはどんな手がありますでしょうか?

宜しくお願い致します。


回答者 ゲン


あんたの言う配達員というのは、店の従業員のことやと思うが、話を聞く限りはどうしようもない奴やな。

もっとも、ワシの言うどうしようもないというのは、人間的にという意味でこういう輩には、それなりの対処法はいくらでもある。

しかし、それよりもまず、現在の状況の改善が先やろと思う。

『写真ニュースについては毎週資料用に保存していることと、新聞社へ電話で相談したら販売店を通じてしか購入する術が無いことから、今の所続けています』

というのは分かるが、それを何で配達にこだわる必要があるのやろかと思う。配達は断って、その販売店に直接、取りに行ってそこで代金も払うたらええだけのことやないかと思うがな。

住んどる所が、よほど辺鄙で交通の便が悪く、その販売店にも行き辛いというのなら、それも、ある程度、仕方ないのかと思うが、あんたの居住区はどちらかというと市街地やから、そういうこともないやろ。

その配達員との接触は、それで絶てる。販売店をただの本屋やくらいに思うたらええわけや。あんたも本屋で予約したら、たいていは取りに行くやろ。その感覚や。

販売店やその従業員にしても、その方が喜ぶやろうから、文句はないはずや。この販売店に買いに行く人間というのは、結構、いとるもんなんやで。

せやから、どこの販売店でも、当日の新聞やスポーツ紙は店頭販売用としてストックがしてある。たいていは、店の前に自販機が設置してあるはずや。

但し、特殊な業界紙や週刊誌の類は、予約が必要や。普通は、1ヶ月分くらい先払いしてたら取り寄せて貰える。あんたの場合は、すでに購読しとるのやから、配達してたのを受け取りにするだけやから何の問題もないと思う。

もっとも、あんたが、その販売店に行きたくなくて、その従業員と顔を合わせるのも嫌やというのなら、あんたが通うてる大学の近所か、通学途中の道順、あるいはあんたが行きやすい他の○○新聞の販売店に、その『写真ニュース』の購読を頼めばええ。

新聞の宅配は、確かにその地域の販売店でしかできんから、嫌でもそこで配達して貰うしかないが、買いに行く分にはそんな制限はない。買いに来た客を断る販売店もまずないやろと思うしな。

ただ、新聞はコンビニや駅売りでも置いてあるから、そっちの方が便利やろうけどな。それと、これはすべてのコンビニというわけやないかも知れんが、その○○新聞が店頭販売しとる所なら、そこで注文すれば、取り寄せて貰えることもある。

コンビニに置いてある新聞も、そのエリア内の販売店から配達されとるもんや。せやから、コンビニ次第では、それを受付とる所もある。

いずれを選択するにしても、そのえぐい従業員に配達されるよりかは、ましやろと思う。

『1,とにかく未配達が多い。月に一度は最低でもあります』こんなのが、良う配達しとるな。この不配、欠配というのは販売店にしたら、最悪の行為ということになる。

そら、人間やから1度や2度はそういうこともあるやろ。せやけど、こういうことをくり返しとったら、客からは確実に「解約や」と言われる。これは、どんな販売店でも飲むしかない。致命的な行為と言える。

せやから『2,上記理由で販売店にクレームの電話を入れると、たまに配達員が「減給になった。どうしてくれるんだ!」と怒鳴り込んでくる』というように、たいていの販売店が、その行為に対して罰則、罰金を取るシステムになっとる。

それで、解約されたときの販売店側の保険代わりにしとるというわけや。

せやけど、あんたの場合は、その従業員に「購読を止めてくれ」と言われて解約になっとるということやから恐れ入るな。そいう話は、まず聞かん。

それとも、あんたが、まだワシに言うてないことが何かあるのかなとつい思うてしまう。その従業員や販売店が、あんたの契約を打ち切れというほどのことがな。

普通、これは、拡張禁止になる購読者に対して言うことや。販売店としたら、よほどのことでもない限り、こういうことは絶対に言わん。よほどのことと言うのは、どうしようもない不良読者ということを意味する。

しかし、あんたの話を聞く限りは、そういうところは微塵も伺えんから、おそらく何かの話をでっち上げて、その従業員が販売店にそう報告して、契約解除をさせとるのやろと思う。

今回のケースで何でこういうことになったのかということを良う考えなあかん。せやないと、どこへ行こうが、またこういうことが起きる可能性がある。

確かに、この従業員は程度の悪い最悪な奴や。しかし、この男が誰にでもあんたにしたようなことをすると思うかな。極端な話、相手がヤクザのような人間やったとしたらどうやろ。

その場合、この男は、おそらく従順な販売店員を装うはずや。一連の行動のすべては、相手を見てしとることやと思う。

つまり、あんたはその従業員に甘く見られとるということなる。舐められとるわけや。

若いというのも、学生やというのもあるやろが、それ以上に、あんたの性格を見抜いとるということが大きい。こいつなら、何を言うても大丈夫やということでな。

こういうえげつない奴にそう思われたら、だんだんそういうことがエスカレートする。ある種のいじめに相当するようなもんや。

それで『毎回集金時間が、午前2時台〜4時台(つまり、朝刊配達時)に来て』ということになり『しかもその日その時間寝ていると後日文句言われる』『上記時間帯に集金に来て「釣り銭は出さん」とキッパリ言われ、こっちで釣り銭の無いように用意するよう要求される』『新聞社発行の新聞以外の物(雑誌など)を販売店を通じて注文すると、配達員から「仕事が増える」と文句が来る』ということにつながり、挙げ句は『購読を止めてくれ』ということになったと考えられる。

あんたは年度末に転居予定ということやから、この販売店とは、もうこれで縁が切れるから、今更、どうこうしてもしゃあないやろけどな。

また、一度、そう思わせてしもうた相手に途中で反撃しても、なかなか上手いこと行かん。ややこしくなるのが落ちや。それでもええのなら、その反撃の方法は教えるが、多少の揉め事は覚悟せなあかんで。まあ、あまり、勧めんがな。

あんたも、大学を卒業して社会に出たら、もっと厳しい現実が待ち受けとるということを考えに入れといて貰いたい。人に弱みを見せたら、それにつけ込む人間は、それこそ腐るほどおるからな。

そうならんためにも、こういう相手には毅然とはねつけられるようにならんとあかん。というても、何も面と向かって喧嘩しろと言うのやない。言うべきことをちゃんと言うだけでええ。

要は、相手に「こいつは甘く見たらあかんな」と思わせたらええわけや。

もし、新たな所で新聞を購読するようになって、不配があっとしたら「この次、不配したら解約しますよ」と、最初の段階で強気に言うとくことや。

心配せんでも、こう言うても、最初の段階では「このガキ何を!!」とはならんもんや。その一言で、相手が「すみません」と謝れば、以後の主導権を握れることになるから、こういう最悪な結果にならずに済む可能性が高い。たいていは、そうなる。

嫌なことは嫌とはっきり言う。この当たり前のことをちゃんとしとれば、それほど、問題はないはずや。相手がつけ込むのは、それが言えん優柔不断さにやからな。

あんたにその弱さを自覚する部分があるのやったら、今の内に、それを克服することや。どんなことでも、必要以上に怖がる必要はない。

例えばの話、その相手が暴力行為に及んだとしたら、今の時代、すぐ逮捕され、その人間は職を失うことになる。

どんなえげつないと言われる人間でも、そんなことにはなりたくはないはずやから、そこまでするとは考えにくいと思う。もっとも、中にはどうしようもない馬鹿もおるから、ことさら挑発することもないがな。

最後に、この販売店の従業員やが、放っておいてもいずれ何かでえらい目に遭うはずやとだけ言うておく。

当然やが、こういう性質の人間は、相手があんたのような人間やと踏んだら、また同じことを何度でもくり返す。

その結果が、いつもあんたの場合と同じになるとは限らん。いくら、若くておとなしそうに見えても気の荒い無鉄砲な人間は何ぼでもいとるし、その親が、ヤクザや警官やったというのも、そう珍しいことやない。結果、どうなるかは想像つくやろ。

実際、そういう目に遭うたという人間も何人も知っとるしな。自業自得や。この業界は調子に乗っとるとそういうことになる確率は他の業種よりもはるかに高いわけや。

不特定多数と接触する分だけよけいにな。せやから、そういう男は、知らず知らずの内に、自分で自分の首を絞めとると思えばええ。

それとも、ロシアンルーレットの拳銃の引き金を常に頭に当て、引き金を引き続けとるようなもんやというた方が分かりやすいかな。


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