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NO.202 何度も不着があり、アテにならないので解約したいのですが


投稿者 genius.k さん 投稿日時 2006.2. 3 AM 2:56


何度も不着があり、アテにならないので解約したいのですが、こういう場合でもやはり契約期間が残っていると解約できないのでしょうか?


回答者 ゲン


『何度も不着があり』というのは、販売店の職務怠慢及び契約不履行に該当するから、法律的には、いくら契約期間が残っていようと解約はできる。

その何度もあるという不着を相手の販売店が認識しておれば、たいていは、解約に応じるはずや。それに異を唱える販売店は少ないと思う。

新聞販売店にとって、不着、遅配というのは致命的な行為や。販売店の存在意義すら揺るがしかねんからな。

ただ、何でも程度の問題というのはある。何度もと言われるからには、腹に据えかねるということやと思うが、その都度、その販売店にはアピールされとるのかな。

販売店も配達人もアピールがなかったら、それに気付かんということがある。不着のほとんどは、客からクレームが入ることで知る。

多くの販売店は、その不着に対してペナルティとして配達人から罰金を徴収しとる。それは、こういうことで「解約や」と言われることが一番多いからや。

それに対して、販売店は抗弁する術がない。罰金を徴収するのは、それで解約された場合の保険的な意味合いがある。

配達人にとっても、それは嫌やから、不着と気付いたときはすぐ配り直す。また、その不着防止のために、それぞれがいろいろと工夫しとる。

一番多いのが、配達件数と積み込み部数の比較や。配達件数だけ新聞を積んだのなら、1部の残りもなくなっとるはずや。それで1部でも余れば、どこかで不着が発生しとると考えられる。

普通は、破れや汚れなどの配達中のアクシデントを考慮して、2,3部程度は予備紙を入れとるから、その残りで判断できる。

それでも、人間のすることやから、ミスはある。例えば、部数の残りはおかしくなくても、本来入れるべき家の隣へ間違えてということもある。

本人は、それで間違いはないはずやと思い込む場合がある。アピールがあれば、その間違いにも気付きやすいということや。

あんたの質問だけやと、ワシも解約はできるとしか答えられんけど、その販売店に、後、1度だけチャンスを与えてやって貰えんやろかと思う。

「今度、不着をしたら解約しますよ」とでも言うておけば、その販売店もちゃんと考えると思う。配達人が頼りないとなれば、他の人間と代えることもある。そのままには、ならんはずや。

それでも続くようやと、本当に「解約や」と宣言したらええ。言うても、改善されんような所は仕方ない。

何で、ワシがこんなことを言うのかというのは、その販売店の契約を解除しても、他でもそういうことが絶対ないとは限らんからや。

また、一度そう宣告しとくことで、今度は解約というのも言いやすいやろと思うしな。言わば、最後通告というやつや。

あんたにしても、その新聞自体には問題がなさそうやし、ちゃんと配達されるのやったら、それが一番ええはずやからな。

何でもそうやが、我慢を重ねる前に文句を言うというのも、考えようによれば、親切にもなるということを分かってほしいと思う。

もっとも、今が我慢の限界ならやむを得んがな。どうするかは、あんた次第や。


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