新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.222 無読層についてのアンケート
投稿者 よし兄さん 関西 拡張員 投稿日時 2006.2.12 AM 11:37
最近叩いていて思うのですが、無読層の増加が著しく加速している様で、客の反応もかなり鈍くなってませんか?
これは私だけが感じている事なのか、あるいはゲンさんをはじめ拡張員の方々のほとんどが感じている事なのかが知りたくて質問してみました。
また、このような状況の中において何か対策法などがあればアドバイスして頂ければ幸いなのですが…
回答者 ゲン
あんたの質問を基に、現役の拡張団関係者の方々にアンケートを募ったが、今回は集まりが悪かった。正確に言えば、回答はあったのやが、答えられないというのが多い。
もっとも、ワシ自身、前回の『NO.209 無読層の増加で、客の反応もかなり鈍くなってませんか?』中でも『この件に関してのワシのアドバイスは、正直言うてこれというものはない。というより、ワシは、こういう場合は、あまり相手にせんようにしとるからな』と言うてたしな。
実際に来た回答も『間違いなく増加しております』『これといった対策はありませんね』『新聞自体の売り上げも低下しています』という種類のものやった。
これは、こちらのアンケートの出し方が悪かったのやないかと反省しとる。皆さん答えるのに難儀されたと思う。それでも、何もなくても、ないとだけでも回答して頂いたのは、嬉しい限りや。
アンケート内容
1. 無読層の増加は、そちらではどうなのでしょうか
2. その影響は、やはりインターネットでしょうか。また、他の要因もあると考えられますか
3. こういった無読層の人たちへの対策ということを何かされておられますか
4. このことに関するご意見、ご感想があれば、お聞かせください
以上です。
何もないと答えられた方々も回答に苦慮されてたということが良く分かる、その中の代表的なのを幾つか紹介する。
早速ですが、アンケ−トの事です。
1、無読は確かに多いかも知れません。
2、インタ−ネットもあると思いますが、昔よりは新聞の必要性は薄いのかも知れません。
3、対策は特にないですが、無読の人を今すぐ読ませるように引き付けるサ−ビスとか、今必要なかったら、何年先でもいいですよって言う感じで私は言ってます。
私も無読の一人なので、大きな顔して言えません。だから無読の人の気持ちは解ります。
新聞屋って聞いただけで、うっとうしいと思ってしまいます。
矛盾してますよね?客の気持ちと仕事として割り切っている自分いつも格闘してなんとかやってます。
1の回答
間違いなく増加しております。 さらに駅売店等の新聞事態の売れ行きも低下している模様です。
2の回答
インターネット普及も勿論、恐らくは活字離れかと思います。 又今まで長期購読しておられた年配の方にも理由は不明ですが 購読する方が減っている傾向を感じます。時代全体の流れでしょうか・・・? 映像は眺められても紙面や本を読む方が少なくなっていくのでしょうか。
3の回答
しておりませんというより出来ませんかと。 個人的にはセールス上、色々と話術・仕掛けはしているつもりです。
4の回答
時代の移り変わりとともにどんどん活字からメディア化されております現世。 エコロジーという時代に突入している関係もあると思いますが、
個人感、やはりセールスの世界と切り離して考えても、新聞というものを読まなくなっている 方が増加している傾向は悲しく思うものがあります。これから何十年先はどうなっているのか全くわかりません不安も正直ございます。
1.無読層は、増えてます。
それは、子供のころから、新聞を読まない。家庭が、増えてるか、親が読んでないところ、から来ると思われます。親の良いところも、悪い所も、子供が影響を受けますので、そういうところからきてるとお思われます。
それと、習慣が、できてないのです。新聞を読むことができない、それだけ、貧しい層が増えてきてるとも考えられます。
2.インターネットの影響もあります。
情報が、何処でも安価に入る時代です。新聞に載ってる情報は、テレビで、または、その他で、簡単に入る時代である事もやはり考えられます。
大体、何処も、同じ情報を出してる感じです。それと、やはり、貧しい層が増えている感じがあります。
新聞を取るなら、インターネットのほうがいい、と思う。私もこの仕事でなければ、新聞は、地方紙だけで、いいと思います。仕事がら、読んでる感じです。
3.未読層対策はありません。
ほとんど、無理に近いです。わりと、新聞を読まない人は、知的好奇心が、少ない、人でしょう。それと、習慣が無い人でしょう。情報に価値を見出せない。人でしょう。
そういう人でも、お金儲けは、できるでしょうが、心とか、または、精神が豊かになる、または、仕事が、拡張、拡大していくことは、可能性が、少なくなる、ことはあると思います。
いままで、新聞は、かなり、伸ばしてきたので、これから減るでしょう。少しずつ、減るでしょう。だから、販売店は、たいへんでしょうね。
メーカーは、減らせませんから、無理に、押し紙をしますので、ますます、在庫が増えるでしょう!
4.拡張の仕事は、固定客作りです。
継続で読む人は、固定客では、ありません。1回、2回、3回、と廻せる人が、固定です。
そういう人を、顧客管理できるように、なるか、探していく、もしくは、作る作業が、われわれの仕事です。
景品をもらって、何ヶ月かとる、人を、探す。もしくは、他紙の人を、教育するのが仕事です。
インターネットは、まったく関係ない、とまでは、いえませんが、まだ、新聞を読んでる、人は多いので、それを対象にすれば、まだまだですよ。
でも、拡張の仕事は、いい仕事ですよ!かなり、めぐまれてますよ!他の仕事にくらべれば、かなり、いい仕事ですよ!時間的に、かなり恵まれてます。
3年ぐらいしたら、顧客管理を、されるといいと思います。面倒くさいですが、あとで、かなり助かると思いますよ!
無読層が増えとるということは、ほぼ全員が一致のようや。そして、その対策も有効なのはないと思うとられるのは、ワシと一緒やということになる。
ここに寄せられた情報として興味深い意見もあった。
アンケートに 回答します。
1.無読層の増加は 多々、感じられます。
2 インターネットの、影響は多いいと思いますが、それよりも、若年層の活字離れ、経済的事情で新聞購読したくてもできない方も多くいると思います。(年金暮らしの方や、無職のかた等)また、新聞を読まないので必要ないという合理主義者。
3 無読層への対策は、拡張員レベルでは難しいと思います。付き合いのある販売部担当員に聞いた所、対策としては、小中学校に社会授業のなかで、学校訪問をして、新聞のできるまでなどを説明したり新聞社見学などをして、いまからPRをしているそうです。
4 インターネットの、影響はあると思いますが、ペーパーレス時代がくるのは10年〜20年先の話だと思います。
ここで言われとる、新聞社による『対策としては、小中学校に社会授業のなかで、学校訪問をして、新聞のできるまでなどを説明したり新聞社見学などをして、いまからPRをしているそうです』ということやな。
やはり、こういう無読層が増えることへの怖さは、ワシら以上に新聞社が抱いとるということやな。教育でそれを補おうということのようや。試みとしては悪くないと思う。
次は、寄せられた回答の中で唯一、対策を練られておられるという、ある関東の拡張団の団長さんの回答を紹介する。
このアンケートについて返答いたします
まず無読者は増えています。しかも、この数年で1割から2割近くと現場からの声で聞いてます。その多くは都会が増えてると聞きます。
特にこの関東などは、まず1ルームなどの独身者が主ですが、レオパレスなどの賃貸形式の読者について、その攻略法は当社としては2年ほど前から指示してます。
インターネットとTVニュースの支持者を崩すには!まずは話し方(拡張方法)を変える。
過去の拡張の始まりでは無理なので、その為に研修程度ですが、方法の実例を講習をして見せてます。内容は企業秘密ですが、多少なりとも効果はあると現場からは聞いてます。
今後は拡張業界も数年内に変化が起こってきそうです。企業努力をせず、今までどうりのヒッカケ、騙し、カエル、ネズミ、店員拡張などなどだけでやってる団は縮小し、今後は拡張材料や方法も見直すことが出来ない団だと難しくなっていくと思います。
現に関東のある団では団員の半分以上を不良拡張員などと見定めてクビなど変化が起こってます。
まず無読者より不良拡張員排除が必要で、大きな団も潰れるかもしれませんが、これが先決と思います。
その対策を2年も前からされとるというのは、正直、驚きやった。何でもそうやが、工夫せんとあかんということやな。
あんたは、拡張が不調ということで相談にきたわけやが、この無読の増加に象徴されるように、拡張を取り巻く環境が大きく変わってきとるというのは分かると思う。
ワシは、前回、不調は心の問題が大きいと言うた。好きになって、楽しめるようになれともアドバイスした。
しかし、その後に貰うた、あんたのメールから、それが今ひとつ分からんようやなというのが伺われる。
「あんたが日頃、どういう営業をしとるのか、良う分からんが…」の回答ですが、今でも相手にしゃべらす営業?のスタイルで私は拡張しております。
この方法も客に読まれてきたのか…最近はやはり不調ですね…。内面的な部分が大半だと指摘して頂いたのですが、自分ではなかなか内面的のどの部分なのかを見付ける事がまだ出来ません。
これだけを聞く限りは、これも、一つのワンパターンや。同じことの繰り返しでは、必ず行き詰まる。あんたは、3年もそれをやっていたとしたら、むしろ、それだけでやれたという方が立派やと思う。
ワシのやり方、考え方が絶対正しいとか、そんなアホなことは思うてない。せやけど、いろんなやり方を知り、引き出しを持っとる必要があるとは考えとる。
ワシが、楽しんどると言えるのは、日夜、その方法を考えとるからや。毎日、同じことをしとるというのは、面白みがない。
昨日と今日は違い、明日はまた別の日なんやからな。せやのに、同じことを繰り返すのは損やと思うがな。
難しいと捉えとる間は、そこから抜け出せんと思うが、この業界は、今、確実に大きな変化が来とるのは間違いない。その変化に対応できん者は、これからは、つらいと思う。それだけは認識してた方がええ。
ただ、こればっかりは、あんた自身が、そう思えんと、どうしようもない。ワシは、乞われたらアドバイスするだけや。それをどう生かすかは、あんた次第やからな。