から新聞勧誘・拡張問題なんでもＱ＆Ａ
NO.229 ちり紙交換車について
投稿者 太郎さん 都内在住 投稿日時 2006.3.12 AM 8:58
ゲンさんの専門分野では無いと思いますが、お知り合いに古紙回収業者の方が居るとの事で教えて下さい。
都内在住ですが、あまり「ちり紙交換車」を見かけ無いのですが、新聞販売店（新聞社）に頼めば古紙を引き取って貰えるのでしょうか？
また自分で古紙回収業者に依頼した時は有料なのでしょうか？
宜しくお願いします。
回答者 ゲン
この程度の質問なら、専門家に聞くまでもない。ワシでも答えられる。
『新聞販売店（新聞社）に頼めば古紙を引き取って貰えるのでしょうか？』新聞社に言うてもあかんやろけど、販売店ならそういうサービスをしとる所はある。
これは、その販売店に聞くしかない。現在、購読しとる新聞の販売店に聞いてみることやな。そこがサービスでそれをしとる所なら言えば引き取りに来る。たいていは、玄関口に結束して置いとけば持って行くはずや。
そのサービスをやってなかったら、地域の回収日に出すことや。これは、区役所に行けば古紙以外の大型ゴミなんかの回収と一緒に印刷したカレンンダーのようなものがあるはずやから、それを貰うてくれば回収日が分かる。
地域によって違いがあるかも知れんが、たいていはどこでも月１回のペースでやっとる。集積場所は、近所で聞くか、町内会長さんにでも尋ねることや。
尚、その町内会長さんの所在が分からんかったら、あんたの居住区を言うて区役所の住民課に問い合わせたら教えてくれるはずや。
古紙回収業者に頼む場合は、タウンページなんかで直接探すしかないやろと思う。ただ、これは一般論やが、量が少ないと業者は嫌がる。１００㎏くらいの古紙があったら、たいていは喜んで来るはずや。
１００㎏の量の目安は、大判というて普通に４つ折りされた新聞紙が２５㎝幅で１０㎏くらいやからその１０倍ということになる。半年以上、溜め込むとチラシ込みでその程度や。
ワシは昔、京都におったとき、テツという回収業者の仕事を手伝ったことがあるけど、マンションやアパートの住人でかなり溜め込んどる人間がおったな。
中には、どうしてそこまでになったのかは知らんが、押入れに古新聞だけというのまであったからな。信じられんやろけど、その１件で１tトラック満載になったこともあった。
そのわけを聞けば、回収日は知っていたけど、持ち出すのが面倒やからそうなったということやった。溜まれば溜まるほどそうなりやすい。始末に困るわけや。こういう人間は結構多かったな。
因みにタウンページで探す場合は「古紙回収業者」「再生資源回収業者」の項目で、なるべく会社組織の大きな所がええな。すべてやないが、個人やと約束の日時を守るかどうかというのは怪しいからな。
業者に頼む場合、古新聞やと全国どこでも、たいていは無料か、もしくは何か粗品をくれると思う。書籍や雑誌、ダンボール、ボロ（古着）の類は料金がいる場合が多いがな。
これは、古新聞自体なら回収業者もいくらかの金になるが、書籍やダンボールは場合によったら、納入先の紙問屋に回収業者自身が廃棄料金を払わなあかんこともあるからや。
有料か無料かは、その業者に問い合わせたとき聞くしかない。これは、電話でちゃんと確認しといた方がええ。来てからやと、業者によれば吹っかける所もあるらしいからな。
業者が難色を見せたら、自分で紙問屋に持ち込むという方法もある。これは、車が都合できんとあかんがな。
乗用車やったら、トランク、後部座席に積み込めば２００㎏程度までなら運べると思う。ライトバンなら３００㎏前後。トラックは積載量をオーバーせんかったら大丈夫や。
自分で持ち込む場合は、そこの紙問屋により値段は違うけど、いくらか金は貰える。今やったら、１００㎏で３００円～５００円というところかな。これも、タウンページに古紙回収業者と同じ所に掲載されとるから見つけられるはずや。
これも同じく、書籍、ダンボールの類は廃棄料金が必要な所もあるから、事前に電話で確かめとくことや。
後は、車の修理工場なんかに持ち込むのも喜ばれる所があると聞く。修理工場の多くは、古紙問屋からそれを買うようや。これは、塗装作業なんかのマスキングや油を拭き取るのにも使うからな。
持ち込んでいくら貰えるのかは交渉次第というところやろ。これも、事前に電話で聞いとくことや。新聞紙をそれほど使うてない所もあるしな。
量的にそれほど多くなかったら、古新聞は持っていても役に立つことも多い。その使い道については『第３１回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■古新聞の利用法？』を見て貰うたら分かると思う。
だいたい、こんなところやが、ええと思う方法があれば、そうしてくれたらええ。
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