から新聞勧誘・拡張問題なんでもＱ＆Ａ
NO.248引っ越し後の継続購読について
投稿者 jun2さん 投稿日時 2006.4.27.PM 1:23
相談させてください。
昨年（１７年）１０月に１９年から２年間の新聞の購読の契約をしました。その当時は引越しなどの予定もなく２年ぐらいなら同じ場所にいるという確証があったので・・・。
しかし今月に入り来年もしくは再来年主人の仕事の都合で引っ越すことになるかもしれないと言う状態にあります。
まだまだ先の話なんですが、途中で現在購読を契約した販売店からの購読をやめることになるかもしれません。
うちの場合は新聞が必ずいるほうなので、その後も同じ新聞社の新聞を取りたいのですが、県が変わって販売店が同じ新聞社の販売店でも契約不履行として違約金を払わなければならないでしょうか？
契約書のほうには「購読契約期間の転宅は契約満了日まで継続購読とします」と書いているのですが・・・
あと、洗剤などのサービスも貰ったのですが、とちゅうで引越しとなるとこちらも気になるので返したいのですが、そちらのほうがやはりいいのでしょうか？
契約した新聞店に事前にこのことを知らせるべきでしょうか?（引越しするかも？？ということです）
たくさん質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
回答者 ゲン
『うちの場合は新聞が必ずいるほうなので、その後も同じ新聞社の新聞を取りたいのですが、県が変わって販売店が同じ新聞社の販売店でも契約不履行として違約金を払わなければならないでしょうか？』
ということなら、何の心配もない。引っ越しが決まった時点でその販売店に告げれば、引っ越し先の販売店にちゃんと連絡が行き、引っ越ししたその日から、その新聞が配達されるはずや。
これは、そういうシステムがほとんどの全国紙で出来上がっとる。
引っ越し客が継続を希望すれば、販売店から連絡を受けた新聞本社が、その意向を汲み、該当地域の販売店に連絡を入れる。顧客サービスの一環としてそれがある。
また、現在の販売店からも、例え、まだ契約期間が残っていたとしても、嫌な顔をされることはないはずや。
むしろ、喜ばれることの方が多い。転居通報費を貰えるということと、販売店自体の新聞社に対する成績にもなるからな。
引っ越し先の該当販売店は、その客を引き受けることで、本社にその転居通報費を支払う。それを、本社は、通報した販売店に、同じく転居通報費を支払うというシステムがある。
その額は、新聞社により、若干、違うが、だいたい１ヶ月分の購読料程度とされとる。
それなら、後１、２年も契約が残っていたら、その販売店は損をするのやないかということになると思われるかも知れんが、そもそも、急な引っ越しというのは店側があきらめなあかんという不文律が業界にはある。
今回のケースでも、もし、あんたがその新聞が必要ないとしたら、引っ越しを理由に契約解除することができる。引っ越し先で別な新聞を購読することも可能や。
その場合、解約違約金も発生することはない。契約時に貰うた景品を返還したらそれで終わる。
それを思えば、同じ新聞を引っ越し先で購読して貰えるということは、販売店にとっても有り難いということになる。
あんたの希望通り、継続するのなら、洗剤などの景品の返還も必要ない。結果的には、そのままの状態で、引っ越し先へも１日のロスなく新聞が配達されるということになる。
ただ、全国紙の場合、地域により、朝夕セットと全国版というて朝刊のみに分かれとる所があるから注意せなあかん。
現在が朝夕セットで、全国版の地域に引っ越した場合、３９２５円から３００７円になる。その代わり、夕刊は配達されん。
逆に全国版の地域から朝夕セットの地域へ引っ越した場合は、３００７円から３９２５円になる。
夕刊がほしければその金額で納得すればええし、今まで通り、夕刊なしにするのなら３００７円になるように交渉すればええ。たいていは相談に応じるはずや。
セットの地域によれば、朝刊のみの場合は、２００円〜５００円程度の値引きしかせんという販売店もあるから、事前にちゃんと聞いておいた方がええ。
因みに、全国紙以外やと、その引っ越し先にその新聞販売店がないような地域の場合、契約解除するしかない。その新聞のない地域で購読するというのは不可能やからな。
参考までに『契約不履行として違約金を払わなければならない』というケースは、あくまでも一方的な自己事由で解約を希望する場合のみのことで、その販売店とそういう交渉になることもあるということや。
一方的な自己事由というのは、他の新聞が読みたくなった、新聞代が勿体ないから止めたいというようなことを指す。
それでも、解約違約金を請求するかどうかは、その販売店次第やけどな。経営者の考え方によるところが大きい。
結論として、急な引っ越しの場合は、どうするかの選択権はあんたにあると思うてたらええ。そして、その新聞の購読を引っ越し先でも続けたいのなら、何の問題もないということや。
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