新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.267 同居のため同じ新聞を一つにすることで何か問題はありませんか?
投稿者 ヨウコさん 投稿日時 2006.6.16 PM4:03
いつも楽しく拝見しています。
相談があるのですが、最近、隣町に住んでいる義母と私たち夫婦の家で同居することになりました。
私たちの取っている新聞と義母の取っている新聞が、たまたま同じなので「同居するので一つにしてほしい」と販売店さんに言うつもりですが、何か問題はないでしょうか?
ちなみに義母の契約書は、今年の3月から2年契約となっています。私の方は、今年の8月で契約が切れます。
義母も現在の販売店さんとは長い付き合いとのことで、止めることであまりもめたくないと言います。
どう対処したらいいでしょうか。宜しくお願いします。
回答者 ゲン
まず、これは、その隣町の販売店というのが、あんたの所の販売店と同じか、もしくは同じ経営者かどうかによっても違ってくると思う。
同じというのなら、統一することに、それほど難色を示すこともないはずや。その場合は、あんたの方が8月に契約切れということなら、それを廃して、義母さんの契約を生かすか、あるいは、新たにあんたの名前で契約書を作り直すかやと思う。
まさか、名義が別々やからということで、同時に2部取れとは言わんやろ。そんなことを言えば、あんたの心証を害するだけで、以降の契約が難しくなることくらいは誰でも分かるからな。
問題は、それぞれの販売店が別な場合や。普通に考えれば、義母さんはその販売店の営業範囲とは別エリアに転居するわけやから、配達不能による契約不履行ということになり、契約は解除されることになる。
それを主張して、契約時に義母さんが貰った景品を返還すれば、それで終わる。
しかし、それでは『義母もその販売店さんとは長い付き合いとのことであまりもめたくないと言います』というのは難しくなると思う。法律上は仕方ないとしても、気持ちの上では、その販売店は義母さんに対してええ感情は持たんやろからな。
こういう場合は、、あんたの方であれやこれやと考えるより、双方の販売店に下駄を預ける方が得策やろと思う。
つまり義母さんの方は「隣町の息子夫婦と同居するが、取っている新聞が同じだから一つにしたい」と言い、あんたの方は「隣町の義母さんと同居することになったが、たまたま取っている新聞が同じだから、一つにしたいので、販売店さん同士で話し合ってほしい」と言えばええ。
そうすれば、たいていの場合、冒頭で言うたように、それほど難色を示すこともないやろと思う。あんたに不利な条件も出すことはないはずや。
あんたの方としては、新聞が1部に統一されればええことやと思う。但し、義母さんの残契約が長いから、どうしてもそちら主体になるものと思われる。
例え、あんたの方の名義で契約書を1本化されたとしても、義母さんがすでに貰っている景品があるはずやから、その新たな契約書を作成したからというてサービスや景品は期待薄やというのは承知しといた方がええ。それさえ、納得しとればたいていは問題ないはずや。
ただ、それでも問題がないわけやない。それは、同じ新聞を配達している隣同士の販売店であっても、お互い仲が悪いということもあるからや。
この隣接する同一新聞販売店同士の揉め事というのも、この業界にはたまにある。特に、その境界が微妙な場合にそれが多い。
境界がはっきりしてない所は、その地域で客の取り合いになることが多いからや。そういう所同士やとどうしても仲が悪くなる。
新聞販売店の配達エリアというのは、市町村などの一般的な地図で決められとるわけやない。そのエリアの大きさも千差万別や。
普通、販売店同士の境界線の基準となっとるのは、川や道路、線路などといった明確に分断されているものが多いが、地域により、それがはっきり区別されてないという所もある。
その販売店同士が仲が悪いと、当たり前やが、お互い自分の都合のええことを主張して揉めやすい。
その場合でも、下駄を預けるという方法が生きるわけや。当然やけど、販売店同士が揉めとるということなんか、あんたの方には関係のないことやからな。
勝手に話し合ってくれで済む。あんたの方は、不利にならん限りは無視してたらええということや。
万が一、あんたに不利な話を持ちかけてきても、最悪の場合、義母さんの方の販売店に対して転居による配達不能による契約不履行ということで、契約解除すれば、それで済むことやしな。
下駄を預けて出方を見る。今の所、それでええのと違うかな。