新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.28 新聞社または新聞紙は無くなる?
投稿者 life.chanceさん 現役拡張員・31才・男性 投稿日時 2004.9.20 PM10:52
初めまして。ホームページを好奇心から拝見しました。
ゲンさんはこの先、新聞紙という物が消滅すると思いますか?と言うのもインターネットの普及や無読者が増え続けていると思うのですが。
活動は自分流に試行錯誤したりアレンジしたり努力するも徒労に終わるという日もザラにありこれでは業績向上にむすびつかず1日が無意味と言う訳なんで何とか客になるであろう相手にケース・バイ・ケースでトークを変えたり活動時間も昼から夜遅くまで廻り昼食抜きという日はザラにあり自分の中でそれが当たり前となっています。
飯食う時間があるならば客を獲得しろ、テレビ見るなら明日の作戦を立てろが自分の取り組む姿勢です。にしてもやる事なす事、裏目になる有様で今より成績を伸ばしたいので是非アドバイスをお願いします。
回答者 ゲン
新聞がなくなるかという質問やけど、このままやったら、ほぼ確実になくなるやろな。もっとも、新聞が消滅する時期というのは、もうちょっと先になるとは思うがな。
理由としては、インターネットの普及ということも確かに影響はあるやろが、その根はもっと深いところにあると思う。
新聞の命というのは何かと考えれば分かり易い。ニュース性や。新聞にはそのニュースの情報が詰まっとる。今までは、その対価としての新聞代は当然と考えてた人間が圧倒的に多かった。
新聞を購読して読むのは当たり前、読まないのは無教養の貧乏人というレッテルを貼られた時代もあったほどや。せやから、新聞を購読するというのは、読む読まんは別にして当然のことやったんや。
その考えを植え付ける一端を担っとったのは、ワシら拡張員やったんやがな。
しかし、今の若い世代を中心にその新聞のニュースに対して、対価を支払うことに疑問を感じ初めとる人間が増えとる。
テレビやマンガで育った世代の活字離れというのもあるやろが、現代は新聞を読まんでも、テレビやラジオ、インターネットで勝手にニュースが分かる時代や。しかも、ただでな。
つまり、今の新聞には金を出して買うて読むほどの価値を感じとらんというわけや。面白くない。昔はそれでも良かった。しかし、新聞の情報価値が下がって来たのなら、せめて紙面を面白くして、読者を繋ぎ止める努力をせんとあかん。今の新聞各紙にはそれがない。
このままやと、そう考える人間は益々増える。それでも、新聞を購読することが当たり前と思うとる世代が生存しとるうちはええ。インターネットは苦手やと考えとる人間がいてる間は、すぐには新聞の衰退はないかも知れん。いずれは時間の問題やけどな。
そうは言うても、この仕事をしとる限りは、その新聞を売らんとめしは食えん。人間はどんな状況であれ、前を向いていかな生きて行けん。
あんたへのアドバイスということやけど、話からは努力しとるということは伺われるんやが、具体的なことが見えんので難しい。
ただ、営業というのは努力したからとか真面目に頑張ったからと言うて必ず結果が出るもんでもない。どんな人間にもあかん時はある。
それでも、仕事の出来る人間は何とかする術を知っとる。不良カードを作ることとは違うで。そういう自分なりのスタイルを確立するまでは、誰でも徒労を感じ無意味さを経験して来とるんや。あんただけやない。
あんたも、NO.27の人と似とるところがあるように思う。その人には、余裕を持つようにアドバイスしたが、良ければ参考にしたらええ。
そして、あかんかった時でも、徒労とか無意味、裏目などという考え方はせん方がええ。失敗は成功のための布石やくらいに思うて気楽に考えなあかんと思う。この仕事は考え込んでも良うなることはまずない。
営業の仕事はマイナス思考では続けるのは難しい。マイナスはプラスになるんやくらいの考えでなかったら辛い仕事や。そのつもりで頑張ってみたらどうかと思う。
それでも、あかんかったらまた相談してくれたらええ。せやけど、今度は、あんた自身のことや、どんな営業をしてどうなったかをもっと詳しく教えてや。何ぼワシでもアドバイスのしようがないさかいな。