新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.299 他紙からターゲットにされています


投稿者 S さん 販売店経営者 関東在住 投稿日時 2006.9. 8 PM 2:19


いつも楽しく読ませていただいてます。

実は、ご相談があって・・・
私、販売店経営者です。他紙を転々として専業を7年ほどして、2年前に立ち上げました。

今、他紙からターゲットにされています。先月、セールスがたまたまY紙を数件立て続けにゲットしました。先々月にはA紙も数件ゲットしました。

けっしてむちゃなサービスをつけて販売したつもりはないのに「牙むいてきたらトラックで突っ込むぞ!」と脅されました。A紙には「やり方を変えたら?」と忠告の電話。

まったく、身に覚えがないのです。本紙とスポーツ紙をとってくれたお客さんはほんのすこし安くしただけ・・・

Y紙やA紙は、うちに比べたらその何倍もサービスしています。うちは資金の余裕がないため、過剰なサービスはできません。

女だから?新店だから?とったりとられたりの世界だからしょうがないし、うちもやられてます。

小さい店が、こつこつやってることに目くじらたてなくても・・・と思うのですが・・・


回答者 ゲン


『他紙からターゲットにされています』ということやけど、そんな連中は相手にせんことや。気にするだけ損やと思う。

『「牙むいてきたらトラックで突っ込むぞ!」と脅されました』というのは、完全に脅迫罪に該当する。

その証拠を集めて訴えるということも可能やが、まだこの程度なら、負け犬の遠吠えくらいに考えて放っといたらええ。

それに、本当にそんな真似は、絶対と言うてええくらいせんと思うしな。

万が一、本当に、そんなバカなことをすれば、全国的な大ニュースになり、その販売店に非難が集中することになる。そうなれば、その店も確実につぶれることになるのは間違いない。どんなバカな販売店の店主でもそのくらいのことは分かっとるはずや。

まだ、販売店の経営を始められて2年ほどとのことやが、比較的早いうちに、そういう競争相手の販売店主の性質が分かって良かったと思うことや。

こんな脅しをするような者は、間違いなく人間的に腐っとる。ワシの経験から言うても、こういう販売店は客とも良う揉め事を起こしとるもんや。評判はかなり悪いはずや。

せやから、このことはあんたにとって大きなチャンスになると受け止めたらええ。

相手が嫌われることをするのなら、こちらは好かれるように心がける。反撃というか対抗する方法としては、これが一番、効果がある。

実際にそれを実践して成功されとる販売店主の方を何人か知っとる。評判さえ上がれば、自然に客は増えるもんや。彼らはそれを良く心得えとって、常に店の評判を高めることだけに腐心しとるさかいな。

愚策なのは、相手がそうするのなら、こちらも同じことをしてやれという考え方や。目には目をというのは、共倒れ覚悟の場合は有効かも知れんが、それで相手を叩けたとしても我が身も危うくなるだけのことやからな。何の益もない。

ただ、老婆心ながら『あのY新聞の販売店は「牙むいてきたらトラックで突っ込むぞ!」と脅すのですよ』というようなことは、客には吹聴せん方がええというのを言うとく。あんたの所に出入りする勧誘員にも、それは止めるよう徹底させとくことや。

相手の販売店と不毛な争いに発展するということだけやなしに、それを聞かされる購読者の心情も考えに入れなあかん。

それを言う場合は、おそらく勧誘するときになるはずや。勧誘員は、当然のようにY新聞の購読者に対してそのトークを使いたがる。

しかし、それを聞かされた購読者は、あんたの所に対してどういう印象を持つやろうかということや。

そこが、よほど評判が悪い場合「さもありなん」と考える人も中にはおるかも知れんが、たいていは、よその悪口を吹聴する愚劣な勧誘員、販売店という見方をするもんや。

つまり、他者への悪口は、そのまま自分へも返る可能性があるというのを認識しとかなあかんということや。それが分からん人間が世の中には多いがな。

特に、この業界での毒舌合戦には凄まじいものがある。それで、どちらかに優劣が決まることはなく、その地域全体の新聞勧誘の評判を下げるだけの結果にしかならんさかいな。そういうのを、嫌というほど見てきたから良う分かる。

『A紙には「やり方を変えたら?」と忠告の電話』というのも、一見、緩い感じに思うかも知れんが、これも根は一緒や。ろくな販売店やないとワシは見る。

まともな販売店主やったら、客を取られたくらいで、こんな電話を入れることは、まずないからな。こういう発想をする人間は、たいてい似たような者が多い。

『女だから?新店だから?』というのも確かにあるやろうと思う。

「女性経営者で新米やから、ここは一つ、脅しておいてやろう」ということなのやろうが、それは誤った選択やったと思う。あまりにも人を見くびりすぎとる。というか、世間を知らんのやろうな。

あんたは『他紙を転々として専業を7年ほどして、2年前に立ち上げました』ということで、単なる思いつきで新聞販売店をしようと思われたわけやないはずや。

この業界の仕組みも熟知された上で、できるという自信のもとに覚悟を決めてやられたと思う。これは、並の男以上に根性の据わった人にしかできん決断や。

その意味で言えば、女性経営者の方が、男よりも手強いと考えなあかんのやけど、その点においても、ここのA、Y両販売店の人間の程度はかなり低レベルやと言うしかない。

ワシから見れば、あんたの置かれた立場は、逆にラッキーやと思う。そういう低レベルの販売店に囲まれた状況にあるわけやからな。

本当に怖い相手は、周りの評判も良く、今回のようなことも言わず、むしろ、やさしく接して来るような販売店店主なんや。

あんたも『とったりとられたりの世界だからしょうがない』と言うておられるように、この世界が甘いもんやないというのは、百も承知されておられるはずや。

限られた地域の中で、客の取り合いを余儀なくされる商売やさかいな。お手手つないで仲良くなんかというのはあり得ん世界や。

もし、それがあるとすれば、各販売店が拮抗していて、地域で協定のようなものを結んどるようなケースやが、それにしても腹の底では、お互い敵対しとるもんや。当然やが、そういう所でも、客の取り合いはあるわけやからな。

せやから、敵対関係にある所から何を言われようが、気にせず放っておいたらええと言うことや。

それも、あまり度がすぎるようやと、相手の通話を録音しとくことや。また、具体的な妨害工作なんかをしてくるようやと、その証拠も掴むようにしておけば、万が一のときの保険にもなる。

そして、何より、肝心なのはそういう脅しに屈しないという強い意志を相手に示すことや。脅しというのは、そうする効果があると踏むからするわけで、効果がないとなれば、続けることはない。

ヤクザですら「一番やっかいなのは、脅しの通用せんやっちゃ」というくらいやからな。

これは、何も面と向かってそう言わんでも、受け流しとけば、いずれそれと分かることや。問題は、あんたの気構え一つにかかっとる。怯えれば、それは相手に伝わるし、毅然としとれば、相手も考えを変えなしゃあないということになる。

最後に、店の評判を上げるということに関してやけど、女性ならではの発想をされてはどうかと思う。

地域のボランティア活動に参加されるのもええし、町内会、婦人会などの活動を通じて、あんたの人柄、店の姿勢をアピールするのもええと思う。

成功されとる販売店の多くが、地域に貢献されておられるという事実があるからな。その意識があれば、いろいろと考えられるはずや。

また、そういう方面での相談、質問があれば、いつでも気軽にしてくれたらええ。ワシらも応援してるさかい頑張ってや。


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