新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.309 この契約はどうなるのですか?


投稿者 rie さん 投稿日時 2006.10. 2 PM 11:54


よろしくおねがいします。

わたくしども、最近、S新聞系列Sスポを、来年1月より契約したものです。

契約時に、勧誘の人から「ビール券と、遊園地年間フリーパスポートを6枚付けるので、契約してくれ」とのことで、契約しました。・・・が、チケット受け渡しの日を指定された日を過ぎても連絡もなく、こちらからも連絡しても留守電になり、連絡の取りようがありません。

もし、これが、嘘であった場合、契約不履行、ということになるのでしょうか?店には、連絡しないで欲しい、ということでしたので、受け渡しの日、届ける旨、電話番号、名まえを、一筆書いて行きました。

この契約はどうなるのですか?


回答者 ゲン


スポーツ紙の契約で、そんな拡材(景品サービス)があるというのは初めて聞いたな。ワシらの方やと何もないのが普通や。

それと、スポーツ紙を勧誘しても、拡張料も一切ない所の方が圧倒的に多い。あっても1000円程度や。それを、そこまでして積極的に売り込む勧誘員がおることの方が、ワシには驚きやな。

たいていの新聞はスポーツ紙に関してはサービスで配っとるというのが正直なところや。はっきり言うて、スポーツ紙の契約なんか取ってきても喜ぶ販売店は少ないやろと思う。

良くてないよりましやと考えるか、サービスででも配っていれば、その内、メインで扱う新聞を取ってくれるかも知れんという期待があるくらいや。

せやから、その販売店に、今回のことを告げ契約不履行を理由に解約を申し入れたいのなら、簡単にできるはずや。揉める事もないと思う。

販売店がメインで扱う新聞を本紙と言う。専属販売店は、その本紙を売るためだけに存在しとると言うても過言やない。ほとんどの場合、その他のスポーツ紙や専門紙の類は、客の要望で配っとるにすぎん。

それは、ワシら拡張員にしても同じや。仕組み的に、その本紙を売り上げんことには金にならんようになっとる。せやから、ワシらもただひたすら本紙だけを売り込もうとするわけや。

販売店が扱うとる新聞は、そのスポーツ紙の他に専門紙も数紙あるのが普通や。一般的な商店なら、その扱う商品は何でも売ろうとする。また、売れたらええと考える。

しかし、新聞販売店では本紙以外は、いくら売り上げがあろうと、どこからも評価はされん。販売店もそういう意識を持っとる。その辺が、他の業界とは違うところやと思う。

専門紙各社は、それぞれ全国紙、ブロック紙、地方紙といった販売網の確立した所に、その販売委託をしとる。

独自の販売ルートを確立してないから、そういった新聞各社に頼るしかないわけや。宅配をお願いしますとは言うても、営業してくださいというのは少ない。せやから、そのための営業経費を本紙の新聞社のように助成するようなこともない。

ただ、スポーツ紙の場合は、少し様相が違う。スポーツ紙の売り上げの大半が、駅売り、コンビニ売りや。宅配にそれほど頼っとらん。どちらかというと、各販売店に配給していると言うた方が正しいやろと思う。

実際、本紙の予備紙はどこの販売店でもかなりあるが、スポーツ紙の予備はそれに比べると極端に少ないのが普通や。地域によれば、そのスポーツ紙を確保するのに相当な苦労をすると聞くからな。

はっきり言うて、スポーツ紙は、何のサービスもせんでも売れる。むしろ、そのスポーツ紙を売ることよりも拡材代わりに利用しとる販売店の方が多いくらいや。

例えば、本紙を契約してくれたら、土日にスポーツ紙を無料で入れるという具合や。

そんな具合やから、販売店にとって、景品を出してまで、スポーツ紙の勧誘をする意味がないわけや。言えば、サービス品にサービスしとるようなもんやからな。

もっとも、全国は広いから、中にはサービスする所もあるのかは知らんが、少なくともワシは聞いたこともない。

『この契約はどうなるのですか?』ということやが、解約を要求できるくらいやろな。契約通りにしろとその販売店に詰め寄ってもどうにもならんと思う。

『店には、連絡しないで欲しい』という勧誘員の言葉で、あんたはその通りにした。

販売店に黙ってくれという契約がまともやないくらいのことは、あんたも勘づいていたはずや。それでも、約束通りにしてくれたらええと考えてはいたやろうけどな。

新聞の購読契約というのは、あくまでも、販売店と契約者の間のみで交わされる者や。せやから、その契約の内容を確かなものにしたかったら、その販売店に確かめとく必要がある。

もっとも、その販売店にも、そういう勧誘員を使っていたという落ち度はあるが、それを持って、その勧誘員の約束通りにしろとは言えんわな。落ち度という点では、敢えて販売店に黙ってた、あんたの方にもあるわけやからな。

あんたに約束したというその勧誘員の言うたことは、どう考えても、騙しやというのは間違いないと思う。どうせ、守る気もないから、好き放題言うたとしか考えられん。

例え本紙の契約であっても『ビール券と、遊園地年間フリーパスポートを6枚付けるので、契約してくれ』というのは、とても無理やろうと考える。

特に遊園地年間フリーパスポートというのは、どこの遊園地かは知らんが、どんな地方の人気の少ない所でも、最低、1枚3500円はする。ちょっと、名の売れた所なら10000円前後はするもんや。

それが6枚ということになると、新聞代を軽くオーバーする可能性すらあるわけや。そんなものが、景品に成り得るわけがない。

今回のことは、騙されたと思うてあきらめることやな。実際、解約さえできれば、あんたに実害はないわけやからな。もっとも、気分は悪いやろうがな。

これは、おそらく、その勧誘員の独断でしたことや。少なくとも、販売店の指示やないというのは確かなことやと思う。

それにしても、このQ&Aのおかげで、思いもつかんようないろんな勧誘のケースがあるもんやと、つくづく考えさせられるな。本当に世の中は広い。


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