新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.371 プロの方の意見を聞かせていただきたいです


投稿者 M さん 大学生 投稿日時 2007.2.18 PM 10:35


初めまして。HP興味深く拝見させていただきました。

勧誘員をなさっているゲンさんには申し訳ないですが、この時期は勧誘を断るのに苦労しています。
 
HPを見て、アポの無い訪問には出なければいいのだと思い直したりもしました。それはさて置き、一昨日あったことについて相談いたします。
 
例の如くインターフォンが押され、玄関を開けたところ、新聞の勧誘でした。端から取る気は無かったため、必要ないと粘っていましたが、相手も予想以上に根気良く粘っていました。
 
曰く、「就職するに当たっても新聞は読んでおくといい」、「読むのが大変でも、少しずつ、見出しだけでも読んでいけばいずれ読むのにも慣れる」、と言った感じで、新聞の良さを説かれていました。
 
本心はさて置き、熱心に、真摯に説得を続けられたのでしたが、結局自分は首を縦に振る事はありませんでした。
 
結果、巡りに巡って、「新聞の良さを知ってもらうため、1週間タダで新聞を届ける。1週間後また来るから、それで気が変わったら契約を、ダメならダメで諦める」といったものでした。
 
思いの外長丁場になったため、それで承諾をし、翌日から新聞が届くようになりました。勧誘員さんの意見の実証と礼儀のためと、折角あるのだから、という考えで、届いた新聞には目を通すようにしています。
 
ですが、個人的には、数日後のラウンド2に何かあるかとも考えていますが、現在では引き続き取る気は無いので、その旨を伝える程度にしか考えていません。
 
しかし、タダよりも高いモノはないということで、裏を考えてみたのですが、せいぜいがサイトを参考にした、"てんぷら"くらいしか思いつきませんでした。
 
てんぷらの場合でも、契約していないので無効にできるとは思っています。嘘偽り無く、本心から新聞に対する情熱を燃やしている方でしたら、申し訳ないとは思いますが、そこはソレですよね。
 
生兵法は大怪我の元ですので、プロの方の意見を聞かせていただきたいです。


回答者 ゲン


あんたの勧誘員を警戒したくなる気持ちは分からんでもないが、話しを聞く限りは大丈夫やと思う。普通の、まじめな勧誘員や。

『新聞の良さを知ってもらうため、1週間タダで新聞を届ける。1週間後また来るから、それで気が変わったら契約を、ダメならダメで諦める』

これは、どの新聞社でも公認している「試読」というサービスで、一週間に限りタダというのは、その通りや。これについては『タダよりも高いモノはない』という心配は必要ない。

当然やが、それを読んだから「取れ」と言うて強要されることもまずない。これが、1ヶ月タダやとか、3ヶ月タダやというのなら、疑ってかかった方がええやろうけどな。

『勧誘員さんの意見の実証と礼儀のためと、折角あるのだから、という考えで、届いた新聞には目を通すようにしています』と言われるのは感心する。

こういう試読をOKする人は、勧誘員との対応が面倒になって、そうするというのが多い。せやから、実際に、あんたのように律儀に、それではと新聞を読む人は、ほとんどおらんさかいな。

そういう律儀さは、あんたの将来にとって必ずブラスになるはずやから大事にすることや。

ただ、そうは言うても、今まで読んでない新聞をいきなり読むのは、苦痛を伴い大変なことやろうと思う。

あんたの参考になるかどうかは分からんが、毎週金曜日発行の当サイトのメルマガに『第130回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■役立つ賢い新聞の読み方』というのがあるので、良かったら読んでみてほしい。

楽な新聞の読み方というのも分かるやろうから、時間の短縮にも役立つし、新聞の利点というのも、それなりに理解できるのやないかと思う。

少なくとも、その勧誘員の言う『曰く、「就職するに当たっても新聞は読んでおくといい」、「読むのが大変でも、少しずつ、見出しだけでも読んでいけばいずれ読むのにも慣れる」と言った感じで、新聞の良さを説かれていました』という意味くらいは理解できるはずや。

それを読むことで『数日後のラウンド2』について、あんたなりの対処法が見つかるかも知れんしな。

余談やが、もし、そのメルマガの内容に反論とか、意見があれば是非、聞かせて貰いたいと思う。

見方や立場が違えば、また違う見解というのも当然あるやろうから、その意見を知るのは、ワシにとっても勉強になるさかいな。それが、辛辣な意見であればあるほど有り難い。

『嘘偽り無く、本心から新聞に対する情熱を燃やしている方でしたら、申し訳ないとは思いますが、そこはソレですよね』

もちろん、そうや。あんたが、嫌なら断ればええ。おそらく、その勧誘員は、それであきらめるはずや。やるだけのことは、やったと。

ワシら営業に携わる者は、客に対して真剣に売り込むのは、それが仕事やさかい、当たり前のことや。気にすることはない。営業やから、そういうこともあると、その勧誘員も考えるはずや。

ワシも、このメルマガの中で『それで、すべてが納得して新聞を取ってくれれば言うことはないけど、世の中、そう上手くはいかん』と、言うてるしな。

ただ、そういう、まじめな勧誘員がおったということは覚えていてほしいと思う。

どういうわけか、このインターネットの世界に登場する新聞勧誘員には、ろくな人間がおらんという論調が圧倒的に多いさかいな。

確かに、そう言われても仕方のない連中がおるのも事実やが、あんたの所に訪れた、まじめな勧誘員がいてるのも、また確かやさかいな。

むしろ、現在は、そういう人間の方が勧誘員全体からすれば多数を占めると断言してもええ。ただ、彼らは、トラブルを起こすこともなく目立たんから、世間に知られることがないだけなんや。

反対に、えげつない奴は良う目立つ。あちこちで、トラブルと悪評を振り撒いて生きとるのやから、当たり前と言えば当たり前なんやけどな。ほんま、困ったもんやで。

結論として、その勧誘員、および、その一週間無料サービスについて問題はないから、あんたの好きなように返答したらええと思うよ。


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