新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.373 何か意味はあるのでしょうか?


投稿者 guns さん 投稿日時 2007.2.22 PM 5:28 


はじめまして。
ひとつ教えていただきたいのですが、見知らぬ人が、販売店に私の名前を語って、契約はいつまで残ってますか?との電話があったようです。

2連休のときで、休みなので後日連絡しますと販売店は答えたようですが、またこっちからかけると言う事で、次の日もかかってきて、またまた休みだったので明日かけなおすと答えたところ、すぐ切られたとのことです。

その次の日にまた連絡があり、すでに解約していましたので、その旨を販売店は答えたようですが、不信に思って連絡をくれたようです。

なんの意味があるのかさっぱりわかりません。何か意味はあるのでしょうか?


回答者 ゲン


これは、ワシの知る限り、勧誘員のしたことやろうと思う。拡張員か、他店の従業員かは今のところ分からんが、勧誘目的で問い合わせたと考えた方が自然のようや。

ただ、こういうことがあると、良く個人情報がどこからか漏れたのやないかと心配する人もおられるが、これは単純なことで分かる。

勧誘員にとって、あんたがどこの新聞を購読しとるのかということは、何かの情報云々で調べるまでもない。

例えば、玄関口、および、その周辺に古紙として出すつもりの新聞のくくりでもあれば、その新聞銘柄は一目瞭然で分かる。

あるいは、その勧誘員が他店の販売店の従業員であった場合、あんたが取っていた新聞販売店の配達員が、配達する現場を見ていて知ったということも考えられる。

それ以外にも、あんたは覚えてないかも知れんが、その勧誘員があんたの所に叩き(営業)に来たとき「うちは○○新聞を取ってますから、必要ありません」と言うたことで知ったというのもある。こう返答する人は結構多いからな。

その折り、その勧誘員が「現在、購読している新聞の後でもいいので契約してほしい」と言うた際、あんたが「そんな先の契約はできん。終わってからにしてくれ」とでも返事をしていたとすれば、今回のようなことも考えられるということになる。

勧誘員にとって、その新聞銘柄を知っていれば、家まで行って、名前と住所は分かっているわけやから、該当の新聞販売店の電話番号くらいは、造作もなく分かるからな。

再度、勧誘に赴く際、その情報を知っていれば有利になると考え、問い合わせたのやないかと思う。こういうのは、良く聞く話ではある。

ただ、今回のその人間が、勧誘員であるとするなら、あまりにも稚拙というか、駆け出しに近い者のしたことやと思う。

この業界に長くいとる者なら、連休中は新聞販売店の事務員が休みの可能性が高いということは知っていて当然やし、応対に出るのは、そこの従業員の可能性が高いというのも分かるはずや。

その従業員に、そんな面倒なことを聞いても無駄やというのも知ってなあかん。電話でそれを確かめるのは、連休明けにすると思う。

それを、連休中に二日続けてするというのは、怪しいと勘ぐられても仕方ないと気づかなあかん。せやから、どう、考えてもベテランのすることとは考えにくいということや。

さらに、言えば拡張員の可能性も低いと思う。

もし、そうなら、先ほど言うた「現在、購読している新聞の後でもいいので契約してほしい」「そんな先の契約はできん。終わってからにしてくれ」というやりとりがあったことになり、あんたもその可能性を考えたやろうから、そのことも、この質問には織り込んでいたはずや。

その拡張員が、たまたま、あんたの家を訪問した際、留守やったとする。そのとき外に出ていた新聞の古紙でも見て、そうしたという可能性もゼロではないがな。

それにしても、そんな悠長なことをする拡張員というのも考えにくいとは思う。

拡張員にとって、一日中廻っとれば、留守宅に遭遇するというのは数え切れんほどあるもんや。

その地域でも違うやろうが、訪問件数の5割〜6割前後が留守宅というのが一般的な数字や。在宅していてドアホンキックされるのが3割強。残り1割弱の人間がドアを開けるというのが、ワシらの仕事の普通のパターンや。

地域により、もっと厳しい所は、ざらにあるがな。

つまり、それが拡張員やとしたら、あんたにしたようなことを、他の留守宅の客についてもすることになるから、それはどう考えても不自然や。手間がかかりすぎる。

もし、そうなら、当該の販売店に連絡を入れるのも、1件2件やないはずやから、もっと怪しまれていたと考えられる。その場合、問い合わせの声も同じなわけやからな。

これは、どう考えても、あんたを狙い打ちにして、そうしたと考えた方が自然や。

そして、それをしたのは、断言はできんが、他店の販売店従業員という可能性が高いと思う。

それも、あんたの顔見知りの人間の可能性がある。過去に、勧誘したか、実際に契約を貰うたことがあって、あんたの性質を熟知していたと考えれば、こういう行動も、それなりに頷ける話ではある。

まあ、いずれにしても、憶測の域を出ることはないがな。

ただ、言えることは、近いうちに必ず、勧誘に来るやろうということや。そのとき、購読契約をするか、断るかはあんた次第や。その心の準備はしといた方がええやろうな。

但し、そういうことをする人間は嫌やという気持ちになられるかも知れんが、その勧誘員にそれほどの悪意はないやろうというのは言うとく。

最大の狙いは、あんたから契約をして貰うことで成績を上げたいということやが、あんたの事情を考慮して、闇雲な勧誘を控えるために『契約はいつまで残ってますか?』と問い合わせたとも考えられるからな。

しかし、可能性は低いとは思うが、これがたちの悪い拡張員やとしたら、あんたの契約が切れていたということを知った上で「契約をお願いします」と勧誘された際「他の新聞を取ってますので、必要ありません」とでも答えた場合「そんはずはないやろ」と凄まれるということもあるかも知れん。

せやから、取るつもりがなければ単に「必要ありません」とだけ言う方がええ。揚げ足を取られることで、断りにくい状況になるということもあるからな。

いずれにしても、相手を良く見て判断してほしいと思う。


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