新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.384 特殊新聞の効果
投稿者 KCCさん 高知県在住 会社員 投稿日時 2007.3.23 AM 11:32
No.325 のQ&Aでお世話になりましたKCCです。
掲載されているQ&Aでの回答について、質問させていただきたいと思います。
「No.17 拡張員の嫌がる効果的な断り文句を教えて下さい」では「 4.○旗新聞、聖○新聞などの特殊新聞を購読しとると言う。大抵の拡張員は何も言わず引き下がるが」とあります。
しかし、「No.362 契約すれば他の拡張員が来なくなるというのは本当なんでしょうか?」では、「むしろ、他の新聞を購読、もしくは契約しとるというのが分かれば、よけいに熱を入れて勧誘に来るはずや」となっているように、他紙を購読している事が断り文句にならない事が記されています。
サイト上のQ&Aを全て拝見しましたが、「○旗新聞、聖○新聞などの特殊新聞を購読している」と言うことにより、なぜ「大抵の拡張員は何も言わず引き下がる」のかと言う理由は書かれていない様に思われます。
差し支えなければ、その理由についてお知らせいただきたいと思います。
回答者 ゲン
『サイト上のQ&Aを全て拝見しましたが、「○旗新聞、聖○新聞などの特殊新聞を購読している」と言うことにより、なぜ「大抵の拡張員は何も言わず引き下がる」のかと言う理由は書かれていない様に思われます』
というのは、確かにそう言われれば説明不足やったかも知れんな。それで分かってもらえると安易に考えすぎていたようや。
「○旗新聞、聖○新聞」というのは、新聞の中でも特殊な存在やから引用した。
ここの読者というのは、その新聞しか読まん人が多い。主義主張はもちろん、生き方自体、その新聞を発行する組織と密接なつながりを持っとる人が大半やと思う。その新聞のファンというレベルをはるかに超える。
せやから、単なる他新聞の読者とは同列には扱えんわけや。少なくとも、ワシら拡張員からすればそういう認識になる。
そういうのを勧誘しても無駄やというのは、多少なりともこの業界に関わった人間なら常識的に分かっとることでもある。
せやから、そこの読者やと言えば「大抵の拡張員は何も言わず引き下がる」と言うたわけや。事実、そうする者が圧倒的に多いさかいな。
ワシらの勧誘で最も多いのは、現在、購読しとる新聞を変えさせることや。変更の望みのない人間に対して勧誘するというのは時間の無駄やとなる。
もっとも、何にでも例外はあるがな。それらの新聞を購読しながら、一般紙も読んでる人もおるとは思うが、確率とすればやはり少ないはずや。
せやから、断り文句なら、これで通用する場合が多いということになる。そういう意味で「拡張員の嫌がる効果的な断り文句」の一つとして挙げたわけや。
あんたは、その他の新聞と、その「○旗新聞、聖○新聞」という特殊な新聞を同列に考えとるようやから、一方では断り文句に使い、他方では、むしろ、勧誘の危険を増していると言うてることに、矛盾を感じたのやろうと思う。
はっきり言うて、同じ新聞とはいえ、それらは、ワシら拡張員からしたら新聞の範疇には入れてないと言うてもええ。新聞とは名がついとるがな。
この際やからはっきりさせとくが、このサイトで言う新聞とは、全国紙、ブロック紙、地方紙など、俗に一般紙と呼ばれ、拡張員が存在しとるものを指して言うてると理解してほしい。
もちろん、厳密に言えば、新聞とは、その一般紙の他に、業界紙、スポーツ紙、夕刊紙、英字紙、政党機関紙、宗教紙などに別れ、数多く存在するものの総称や。
ちなみに、「○旗新聞」というのは政党機関紙に属するもので、「聖○新聞」は宗教法人紙ということになる。
間違いを少なくするためには、その都度、その説明を詳しくするべきかも知れんが、それは、ここでは難しいと言うしかない。このサイトでは、他への名指しの批判を避けるため、新聞社名の直接表記すらしとらんからな。
一般紙であっても、個別の新聞の内側までは話すつもりはない。あくまでも、共通項としての部分だけを取り上げたいと考えとる。もっとも、その線引きがどこにあるのかと言われても難しいがな。
いずれにしても、そういうスタイルを採っとる以上、それに対しての詳しい説明もできんということや。せやから、この程度で分かってもらうしかない。
ただ、「No.17 拡張員の嫌がる効果的な断り文句を教えて下さい」では、簡単にでも、その説明をしといても良かったかなとは考えとるがな。
そのことが分かってもらえていたら、今回のあんたが感じておられる矛盾もなかったかも知れん。
それがあれば「むしろ、他の新聞を購読、もしくは契約しとるというのが分かれば、よけいに熱を入れて勧誘に来るはずや」というのも、自然なことやと理解してもらえたはずやからな。
あんたにとっては意外に思うかも知れんが、ワシら拡張員にとって、どこの新聞も購読してない無読者というのは、やっかいな相手という捉え方をしとる。
たいていの場合、そういう人間は、インターネットで見とるからいらんと言う。客にはなりにくい存在や。
「No.17 拡張員の嫌がる効果的な断り文句を教えて下さい」の中でも「B 新聞を取ってない無読の場合は、インターネットで新聞を読むと言う。拡張員はインターネットの言葉に弱い。ワシもこのサイトをハカセと開設する前は、それだけでそこには長居はせんかったもんな」と、断り文句の一つに挙げとるくらいやさかいな。
せやから、相手が無読と分かっても、それほどファイトを燃やすことは少ない。もちろん、一応、アタックくらいはするがな。
それに比べ、他紙を購読しとる人間は、新聞自体には抵抗感は少ないから、こちらの勧誘する新聞と契約する可能性が高い。というか、ワシらの客になる大半の人が、現在、どこかの新聞の読者なわけや。ワシらの主な仕事は、その新聞の変更を依頼することでもある。
その客が、どこかの現読、もしくは契約済みやと知れば、よりいっそうファイトを燃やすことにつながるから、件のような表現になったわけや。
そして、その変更というのは、何も今すぐということやなく、現在、購読しとる新聞の契約終了後でもええわけや。場合によれば、次に購読する新聞がすでに決まっていたら、その後でもええ。
拡張員は、何も今すぐ契約を取る必要はないわけや。半年後、1年後からの契約であっても、一向に差しつかえない。場合によれば、数年先でも認める販売店もあるくらいや。
勧誘次第では、こちらの新聞とも契約するのやないかと考えるのが普通やさかいな。
結論として、今回のあんたの疑問は、新聞の種類の捉え方による誤解から生じたものやと思う。新聞と一口に言うてもいろいろあるということでな。
ただ、そういう誤解を与えたのは、ワシらの配慮が足らんかったためやと思う。説明不足も認める。それについては簡単な説明を加え、早速、訂正、補足しとくことにする。
それにしても、そこまで、良く読み込んで頂いているのは、本当に有り難く感謝したい。また、これからも、こういう風に矛盾を感じたことは、どしどし指摘してほしいと思う。