新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.439 ほかに何かよい対策等ありませんでしょうか


投稿者 まきさん  投稿日時 2007.8.13 PM 10:24


ゲンさんこんにちは。

先日、Y新聞の契約を1ヶ月契約したものです。契約自体には異論がないのですが、ちょっと気になることがあり相談させていただきたくメールした次第です。

私はオートロックマンションに一人で住んでいます。

今回の新聞の勧誘の方(おじさん2人)は住民の方が開けた自動ドアの前に立ってずっとドアを開けて、住民が帰るのをロビーで待ちぶせしておられました。

そこにちょうど、私がマンションに帰って、勧誘の方の横を通り過ぎるとついてきて囲まれて怖くてついつい契約してしまいました。

(脅されたというわけでなく、ただ勝手に怖がっていただけですが…)

契約したこと自体は私の責任なので異論はないのですが、今後もこういった待ち伏せ的な勧誘手法を取られるのかと思うと怖くてたまりません。

玄関まで集金の方が来られる集金も今から怖い状態です。

一応、先ほど新聞社本社にこういった手法はやめていただきたいとお電話はしたのですが、ほかに何かよい対策等ありませんでしょうか。ご助言、宜しくお願いいたします。


回答者 ゲン


『ほかに何かよい対策等ありませんでしょうか』ということやけど、その対策なら幾つかある。

今回のこの二人の勧誘員の行為は、刑法第130条の住居侵入罪(建造物侵入罪)に問われる可能性が非常に高い。

それが適用されたら、3年以下の懲役、または10万円以下の罰金刑に処するとなっとる。れっきとした犯罪行為や。

『今回の新聞の勧誘の方(おじさん2人)は住民の方が開けた自動ドアの前に立ってずっとドアを開けて、住民が帰るのをロビーで待ちぶせしておられました』というのは、どう考えても許される行為やない。

まして、女性であるあんたを囲んで恐怖を抱かせとる。これは、あんただけやなく、他の住人もそうやったと思う。

こんなことがまかり通れば、オートロックの機能なんかいらんことになる。

オートロックのマンションというのは、住人および管理者、またはその許可を得た者だけが出入りを許される建造物ということになる。

そうすることで、そのマンションの安全性というのを担保しとると言うてもええ。

あんたも、それがあるから、そのマンションを借りるつもりになったはずやしな。当然、家賃もその分、高くなっとるはずや。

その二人の勧誘員が、管理人の許可を得てそうしとるというのなら別やが、あんたの言う状況からそういうのは、まず考え辛いわな。

対策のその一として、この事実を管轄の警察署に通報、相談するという手がある。

実際、こんなことをしとれば、その場で通報されても仕方ないと思うがな。

このケースとは違うが、オートロックのマンション内に勝手に立ち入って勧誘していた拡張員が通報されたということが過去にあった。

そのときは、該当する販売店の店主が二度とそのマンションでの勧誘はさせんという条件で、事なきを得たということやがな。

この警察に通報、相談するというのは、結構、効果のあることやと思う。

今回の場合、その販売店は契約書を見れば明らかや。当然、その二人の勧誘員の素性もすぐ分かる。あんたの契約書をその販売店に持ち込んどるのやからな。

このケースで警察に相談すれば、逮捕ということはないかも知れんが、少なくとも、その販売店には注意という形で連絡が入るはずや。

たいていの販売店なら、それで十分、効果があると思う。あんたの話から、今回のことは初めてのようやしな。

対策のその二は、そのマンションの管理会社に今回のことを報告することや。できれば、同じような思いを持っている他の住人の方と一緒の方が、より効果的やと思う。

その管理会社にもよるが、たいてい注意か苦情くらいはその販売店に言うはずや。マンションの管理会社にとっても、そんな真似をされたら放っておけんと考えるやろうしな。

対策のその三は、直接、その販売店に苦情を言うことやが、それができるくらいやったら、契約もせず、その場で怒ってたやろうけどな。

これについては、あんたの話を聞いた親御さんかご主人、あるいは彼氏あたりから言うて貰うた方がええかも知れんな。

今回のことが初めてのことなら、その販売店の人間も知らんということは十分考えられることやから、「何してくれんねん」と、その勧誘員たちを責める可能性もある。

はっきり言うて、こういうのは、その販売店の評判を落とす行為以外なにものもないさかいな。

対策その四は、すでにあんたがした新聞社への通報でええと思う。新聞社から、該当の販売店に連絡が入るから、これも効果があるはずや。

また、今後も同じことが繰り返されるようやったら、再度、連絡を入れたらええ。普通は一度言うたからとあきらめるもんやが、こういうのは、二度、三度伝える方が効果ある。

一度目にどのように言われたのか分からんが、新聞社に伝える場合は「彼らのしていることは法律違反ですから、厳重に注意してください」と、不法行為やというのを強調するようにすることや。

『玄関まで集金の方が来られる集金も今から怖い状態です』というのやったら、その販売店に直接、支払いに行ったらええ。

一般的に販売店の事務員は、土曜日は出勤しとるはずや。日曜日が休みというのは多いがな。

あんたの仕事にもよるが、土曜日が休みやったら、午前10時から午後3時くらいまでの間に行ったらええ。対応するのは事務員が多いはずや。そして、販売店の事務員というのは、女性が結構多い。

もっとも、そこがそうやという保障はできんがな。もし、一人で行くのが不安なら、誰か友人に頼んで一緒に行って貰ったらどうや。

まあ、心配せんでも「集金の支払いに来ました」と言えば、どんな販売店でも愛想はええと思う。

販売店の集金は、月末25日くらいから始まるのが一般的やから、その頃に行っとくのはどうや。あまり、遅いと先に集金人が来るやろうからな。

そして、その場で後の契約が必要なければ断ればええし、継続するのならそう伝えればええ。

他に集金人と顔を合わさんようにするには、銀行振り込みという手もある。オートロックのマンションに入居されておられる方は、たいていそうされとるようや。

これは、あんたも嫌やろうが、集金する人間もそのオートロックのマンションへは入り辛くてかなわんから助かるわけや。

しかし、あんたのように1ヶ月だけの購読やったらそれも意味がないわな。

他にはコンビニ払いなんかをしとる所もあるから、電話でその用紙を送ってくれと言えば、そうしてくれる販売店もある。

上記の幾つかの方法でもあかんかったら、また相談してくれたらええ。状況に合わせてアドバイスするつもりやから。

いずれにしても、早めにその勧誘員たちの行為は止めさせな、そのまま放っとくと、そういうのが、これからも増える可能性があると思うよ。


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