新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.454 こんな待遇が良い新聞拡張員の営業会社って他にあるのでしょうか??


投稿者 FEDOR さん  投稿日時 2007.9. 7 PM 5:47 


先月まで、拡張員やってました。そこの会社の待遇は良く、社会保険、ボーナス有り、直行直帰です。ですので、会社に出勤するのは、月1,2程度。少なくとも年収500万円はかたいです。

月に新規50枚ほど作っていたら、尻を叩かれる事もなく、非常に自由がきくし、居心地の良い場所でした。

それなのに、色々あり、退社しました。そして、退社してやろうと思っていた事が急に駄目になり、俗に言うニートというものになって、無様な生活を送っております。前の会社に戻りたいのですが、戻れない事情があります。

こんな待遇が良い新聞拡張員の営業会社って他にあるのでしょうか?? 

私は九州なのですが、九州外の情報をください。

よろしくお願いします。


回答者 ゲン


『こんな待遇が良い新聞拡張員の営業会社って他にあるのでしょうか??』ということやが、あるともないとも言えんというのがワシの正直な答えや。

折に触れて、このサイトで言うてることやが、拡張団の形態というのは、それこそ千差万別、いろいろあって当たり前の世界なわけや。

ええか悪いかの判断は、そこに飛び込んだ人間が下すしかないと思う。

それでも、客観的に判断して、あんたのいた団はかなりええというのは分かる。少なくともワシの経験してきた団よりかは待遇的には数段良さそうや。

『私は九州なのですが、九州外の情報をください』ということやが、申し訳ないが、このサイトでは、投稿により知り得た他団の情報や個人情報は、その本人の許可がない限り他には一切洩らさんということをポリシーの一つにしとるから、教えるわけにはいかんのや。

以前は、このサイトにも『新聞セールススタッフ(拡張員)求人募集コーナー』というのがあったが、今はそれも都合で休止状態になっとる。今のところ再開の予定もない。

その理由の大半が、それらの団では現在、拡張員の募集を自粛しとるということからや。この業界は現在、大きな過渡期を迎えとると言うてもええ。各団、厳しい情勢やという報告が良く届く。

確かなデータがあるわけやないが、それらの情報から判断すると、現在、拡張員の数は減少傾向にあるのは、ほぼ間違いないと思う。

その表れの一つとして、2年余り続けてきた当サイトの『新聞セールススタッフ(拡張員)求人募集コーナー』の閉鎖ということがある。

ここでは、当サイトの趣旨を理解していただける拡張団で、ワシらが良心的やと認めた所だけの掲載をしてきた。このサイトは営利が目的やないから、掲載するのも無償やった。

別に自慢するわけでもないが、『拡張員募集』のキーワードでYahooやGoogleあたりで調べれば、常にトップで表示されていた。閉じて数ヶ月になるが、未だに上位表示されとる。

それにも関わらず、閉鎖を余儀なくされたというのは、とりも直さず、各団が募集するのを差し控えるようになったということに尽きる。

NO.442 自分の力を試したくて』 でも、拡張員になりたいという相談があった。

このサイトの導入部の一つ『拡張員になる者』 の中でも「圧倒的に多いのがスポーツ新聞の求人欄に応募して来る者や」と言うてるように、この業界で拡張員のなり手で圧倒的に多いのは、やはりそれや。

この相談者は、そのスポーツ紙に、拡張員の募集記事が減ってきとるという。その後、ハカセが調べたところによると、やはり、その傾向は全国的なものやということも分かった。

かろうじて、今でも毎日のように、拡張員の募集記事が掲載されとるのは、関東と東海の都市部周辺くらいなものやという。しかも、その数は減少気味とのことや。

はっきり言うて、現状では拡張員になるのは、その関東、東海以外では難しいのやないかと思う。

ネットで調べるのなら、YahooやGoogleなどの検索サイトで「新聞営業求人」のキーワードやと、そこそこヒットする。そのほとんどが関東方面やけどな。

NO.442の相談者にも言うたが、「新聞拡張員募集」なんかのキーワードは望み薄やで。一番上にヒットするのは、休止状態にあるこのサイトのページやさかいな。他もあんたの望むような情報は少ないはずや。

ただ、そういうところで見つかるのは、単に働き場所としての拡張団であって、あんたが望むようなものかどうかは、ワシには分からんとしか言えん。

どんな求人広告でもそうやが、そこでは自社のアピールを最大限にするのが普通やから、ええことしか記載されとらん。誇大広告ぎりぎりというのも普通にある。

まあ、「うちにはこんな欠点もおまっせ」てなことを言うはずもないから、仕方ないやろうがな。

せやから、そこがええかどうかは、あんた自身で判断するしかないということや。

冒頭でも言うたとおり、その確かなことは、そこに面接に行くか働いてみてからしか分からんことや。あんたが、その待遇のええという拡張団を探したようにな。

あんたは自分で『ニートというものになって』と言うておられるが、拡張員としてちゃんと仕事をこなしておられたのなら、そういうことはないと思うがな。

ニートと拡張員というのはイメージとして合わん。見ず知らずの人に「新聞いりまへんか」と言える者に、ニートのような人間はおらんやろうと思うで。

もっとも、あんたがそう思い込んでおられるのなら、それはそれで仕方ないがな。ただ、そういうネガティブ(マイナス思考)な考え方は止めといた方がええと思うな。

なんでもそうやが、自分にとって、ええ状態を引き寄せるための一番重要なことは、その考え方に尽きる。

ええとこを見つけるんやと思えば、その確率は高くなるし、他にええとこなんかないのんと違うかと思えば、そうなる。そんなもんや。

あんたが、あくまでも、それにこだわるのなら、自分自身で納得のいくところを探すことや。それしかない。

誰かに「ここはええで」と教えて貰うたとしても、そこがあんたにとってええ所とは限らんさかいな。拡張団が千差万別やというのはそういうことや。

あんたにとっては、拍子抜けの回答やったかも知れんが、ワシとしたら、こうとしか言えんということや。悪いけど。


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