新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.50  早めの契約更新要求が嫌なのですが何とかなりませんか


投稿者 おかたにさん 主婦 関西在住 投稿日時 2004.12. 6 PM8:18

はじめまして30代の主婦です。何か良い対策は無いか?と案じてた所、御方のHPに辿り付きました。お忙しい所申し訳ないのですが、プロのご意見をお伺いしたくメールいたしました。

新規勧誘時に○○新聞を一年契約をしました。その際に契約更新時期を確認しなかった私のミスがありますが、実際は契約更新の時期の基準は無いらしく、販売員によりけりでまだ契約が半年以上残っているにも関らず、いつも早めに契約更新を迫られます。

先日もまだ契約は平成17年11月まであるのにそれ以降の平成18年分を迫られました。「先の事は未定ですし、それって一年更新の意味が無いので今の段階ではまだ時期が早いのでお断ります」と私が言うと「時がたつのも早いですしね、早めにお願いしてるんです、震災後10年早いですね〜」と訳のわからない事を言い出しまして「お願いします」「いや、結構です」と押し問答になりました。

結局怒り口調で帰っていきましたが契約更新時期と言うのは何も取り決めがないのでしょか?販売員によるのでしょうか?新聞紙事態は気に入ってるので取りたいのですが・・・・・・。

勿論、他新聞に「浮気」は無い!!とその方には断言してるのですが、(何回も替えるのは好きではないし)

どうも、他社に取られる不安があるらしく、この不景気にサバイバルな競争はわかるのですが、どうしたらいいですか?

かといって長期購入は(ホント先の事は人生未定)なので遠慮したいのですが・・・。

長々と読んでいただきましてありがとうございました。宜しくお願いします。


回答者 ゲン

これは、そんなに難しいことやない。その販売所に直接、電話で契約更新日の通達をすればええ。あんたの都合のええと思う時期にな。1ヶ月前でもええし、3ヶ月前でもええ。

指定した日以外では契約の更新はせんと強めに言えばええ。それ以外に、更新勧誘に来たら、今、購読しとる新聞も解約するとでも言えば一発や。

心配せんでも、どうぞそうして下さいと言う販売店は皆無やから、必ず要望通りにするはずや。

その場合、いつも来とるという人間に何を言うてもあかん。その人間はおそらく、上の者には、あんたが嫌がってることを伝えとらんと思う。

日を置いてまた来るやろから、販売店に連絡するのなら早めの方がええと思う。

しかし、それにしても程度の悪い販売店やな。それとも、その従業員が特別考えの足らん奴なのかも知れんがな。

この継続依頼は、業界用語で止め押しと言うのやが、普通、どの販売店も、この止め押しにはかなり神経を使うて慎重に対応してるもんなんや。

あんたのようなケースやったら、客が怒って本当に「解約や」ちゅうのは珍しいないからな。ワシも勧誘に廻ってて、そういう客に出会すことも多い。そんな場合、間違いなく成約になる。

この業界、客を怒らせたら商売はやっていけん。新聞は1社だけやないからな。せやから、客にはよけいに気を使うもんや。

普通、この止め押しは契約切れの3ヶ月前後くらいにする販売店が多い。あんたの所のように、契約直後と言うてもええくらいにするというのは業界でも常識外れや。ましてや、それを断られたと言うて、怒り口調の悪態をついて帰るちゅうのは言語道断や。

あんたは、契約更新時期の確認を怠ったて言われとるが、普通、誰もそんなことはせん。しても無駄や。営業に来た人間と販売所は直接関わり合いがないから、口頭で伝わることはまずない。

伝わることがあるとすれば、唯一、その契約書の補足欄か空白欄にそのことを明記しとる場合だけや。今回、このことを販売所に言えば、次回の更新には約束通り来るやろが、その次はまた分からんということになる虞がある。

せやから、次回、来たときに、その補足欄に、その次のあんたの都合のええ更新予定日を明記しておいて貰うことや。

『次回、契約更新相談日は平成○○年○月○日とする』という一文でええ。

こうしとくと、間違うて来ても文句言えるし、その人間は謝るしかないことになる。

参考までに言うと、この補足欄の活用は結構大きい。口約束だけと言うのは、どうしても水掛け論のトラブルになりやすいが、この契約書に書いてあればそれは防げる。

他にも要望があれば書いて貰うとええ。例えば、集金日時とかな。これも、毎月決まってないと嫌がる客がおるからな。

ワシの場合は、契約時にそういうことも確認して、その契約書の補足事項として書き込むようにしとる。

あんたの相談の答えとしては、以上のようなことやが、折角やから、こういうことを何で販売所がするのかということを簡単に説明しとく。

一番大きな理由は、その人間のノルマ稼ぎのためや。販売店の従業員の多くは、営業ノルマというのが課せられとる。成績が悪いとその早めの止め押しに廻る。

あんたのように、新聞を変えたない言う客が多いから、営業力のない専業でも比較的、この止め押しは承諾して貰い易いということでな。

店から行けと命令される場合もある。その場合、契約直後に廻るというのは、よほど追い詰められとる販売店やということになる。

新聞販売店も新聞本社から顧客確保のノルマが課せられとる。これは、一般が思うよりもかなり厳しいもんや。あまりその成績が悪いと改廃と言うて、店の経営権を取り上げられることもあるからな。つまり、潰されるということや。

店もよほどのことやなかったら、契約直後の客の止め押しなんかの指示はせんからな。可能性としては低い。

何度も言うが、早めに連絡しておいて、すっきりと年を越した方がええよ。心配せんでも大丈夫やし、販売店も喜ぶはずや。

客の方から、契約更新予定日の依頼なんかめったにあるもんやないからな。固定客確保ということで言えば、これほど有り難いことはない。

ただし、その時にあんたの気が変わるか何か都合の悪いことが起きたとして断る場合も、それはあんたの自由や。せやから、その場で契約延長を打ち切ったとしても、何の差し支えもないことを付け加えておく。


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