新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.529 どうにかなりますか?
投稿者 マヌルさん 学生 投稿日時 2008.2.19 PM 10:40
私は、学生で来年卒業でアパートで一人暮らしをしています。
今月から6ヶ月間新聞を契約しています。ただこれが、新聞勧誘者から無理やり押し付けられた上での契約でした。
私は、来週から家庭の事情があり実家から通わなければなりません。
そこで質問なのですが、こういう場合新聞屋に連絡すればどうにかなりますか?
そして、できれば解約したいのですが可能ですか?
それと、実家からアパートに帰る日が決まってないのでわかりません。もしかしたら卒業までかもしれません。
回答者 ゲン
あんたの場合、また、そのアパートに戻って来られるというのなら、その間は休止扱いにしてくれと販売店に頼めば、何の問題もなく、そうして貰えるやろうと思う。
『実家からアパートに帰る日が決まってないのでわかりません』ということで、その期間を限定できんのはやっかいやが、まずは、最短で帰って来そうな日を告げといたらええのやないかな。
一旦、そうしといて戻ってくる日が延びそうやったら、その都度、その販売店に連絡を入れとくしかないやろうと思う。
来週からということは、おそらく今月は1ヶ月分の新聞代を請求されるはずや。
その詳しいことは、『NO.527 休止分の日割計算はどのようになっているのでしょうか』で説明しとるから見て貰うたら分かると思う。
要するに、新聞業界の決まりで1週間以内の休止や未購読日があった場合、1ヶ月分の購読料を請求するということになっとるわけや。
もっとも、すべての販売店がそうするとは限ってないが、そうと知っておけば、そう請求されても、いくらか心づもりができるのやないかな。
せやから、その休止を伝えるときに1ヶ月の新聞代は払うてということになるケースが多いと思う。
もちろん、いくら決まり事やからというても、納得できんかったらそう言うのは自由や。その販売店が聞き入れるかどうかは分からんがな。
『できれば解約したいのですが可能ですか?』というのは、そこを引き払うという以外は難しいやろうなと思う。
そのまま、実家で生活するというので引っ越す場合は、その販売店の営業エリア外であれば、問題なく契約解除はできるがな。
ただ、その引っ越しをするわけでもないのに、それを理由にはせん方がええで。いらんトラブルになる可能性があるさかいな。
たいていの販売店では、その部屋が空室になったかどうかはすぐ分かる。
一時的にでも、引っ越しとなれば、その部屋の電気、水道、ガスなどの閉栓ということもあるし、何より、大家に確かめられるということも考えられる。
また、新聞販売店の従業員は、空き室チェックというのをするケースが多いから、その部屋を空き室として常にチェックし続けるということもある。
これは、次の入居者を勧誘するためやけどな。
つまり、本当の引っ越しでない限り、嘘と見破られるケースが多いということになる。
当然やが、あんたが舞い戻ったとき、「何で引っ越しすると嘘をついた」と言われたら困るわな。いらんトラブルになる可能性があるというのはそういうことや。
『もしかしたら卒業までかもしれません』というのが、卒業後もそのアパートで暮らすつもりなら、休止をそれまでとし、帰ってきてからその残り5ヶ月、その契約満了まで購読することになる。
このケースで解約を希望するのなら、その販売店と話し合って決めるしかない。たいていは、ペナルティとしての解約違約金を支払ってというのが一般的や。
その額については、販売店の考え方でかなり違いがあるから、これだけやとは言えん。交渉次第やと思う。
卒業後に住まないというのなら、その部屋を引き払うと決まったときに、「引っ越し」を理由として契約解除を申し入れたらええ。その場合は、景品の返還くらいで、解約違約金は必要ない。
『ただこれが、新聞勧誘者から無理やり押し付けられた上での契約でした』というのは、よほどの違法性が証明できて確認されん限り解約理由とはならんと言うとく。
普通は言うだけ無駄や。そういう契約は、そのときに毅然と断るか、クーリング・オフをするしかなかったさかいな。
もっとも、それは次回への教訓とすることで、今は言うても仕方のないことやと思うよ。
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