新聞勧誘・拡張なんでもQ&A

NO.6 最近、新聞拡張で伸び悩んでいます。色々ご指導ください。


質問・相談受付NO.6
相談者 ヨーロッパさん 男性22歳 投稿日時2004.7.09 PM5:51


最近、新聞拡張で伸び悩んでいます。色々ご指導ください。
拡張歴は三ヶ月で初めてまもないです。エリアは関西地区です。それと本題なんですが、玄関を開けさせる画期的なアプローチをお聞かせ願いたいです
一般家庭と、アパートなどのセキュリティ(インターホンなど)のきいてるところへの警戒心をあたえずにアプローチする方法を伝授願いたいです。


回答者 ゲン


あからさまな騙しの手法で玄関ドアを開けさせるというのはワシの性分に会わん。「宅配便です」「新聞の集金です」とかいうのは、世間一般に知られ過ぎとるから反感を買うだけ損や。

そうは言うても、ワシも昔は客に会わんことにはどうしょうもないと思うてた時期があったから、そういうことも良う研究してた。ポイントは二つ。一つは騙しかどうか分かり辛い手法であるということ。もう一つは意表をつくことや。

@ドアはインターフォンがあってもノックする。ノックする場所は、自分が叩き易い中央とか上の方はあかん。なるべく下の方を叩くんや。時間帯にもよるけど、インターフォンも押さんと下の方を叩くいうのは、子供しかおらんと思う人間が多い。特に主婦はな。近所の子と勘違いして開けるんや。客の勘違いは騙しとは言わん。ぎりぎりやけどな。

Aインターフォンを使う場合は「どちら様ですか」という声が聞こえたら、自信を持った声で「以前、お世話になりました○○です」とはっきり名前を言う。客は多少、変やと思うてもあんたの自信のある声で開ける確率が高い。

開けてもらったら「以前、お世話になった○○新聞ですけど、またお願い出来ませんか」「えっ、うちはお宅の新聞なんか取ったことはないですよ」と言われたら「そんなはずは……」とおもむろにデータを取り出しながら「あれ」と明るくとぼける。客にそそっかしい人やと思わせたら成功や。

Bピンポーン。「どちら様ですか」「玄関に100円が落ちてましたけど」古典的やけど、今でも通用するようや。これを良うやっとる拡張員を知っとる。結構、成功しとるようや。しかし、中には「どうもすみません」ちゅうて100円だけ取ってドアを閉めるおばさんもおるらしいから、気つけなあかんで。

Cピンポーン。「どちら様ですか」「○○新聞の苦情係なんですけど、皆さんにアンケートのご協力をお願いしてるんです。よろしく、ご協力下さい」これも、自信を持った態度で言うこと。客が出て来たら、手帳を取り出し、苦情を十分に聞いて書き止める。一言づつ相づちを打つのもええ。苦情を吐き出した後は攻め易いもんなんや。

まだ他にもあるけど、こんなものでええやろ。これが成功するかどうかは、あんたのキャラクターにかかっとる。何ぼ二枚目やったとしてもネクラではあかん。

明るく、ユーモアが感じられると客はそれだけで警戒心を解くから、攻め易くなる。客に嫌な思いをさせんことやな。

常に笑顔が営業の基本や。笑顔を作る訓練はいつもしとかんとあかん。

いつも手鏡を持ってその鏡に向かうときは常に笑顔をつくるように心がけるようにするんや。そして、大声で数分間、笑う練習をする。そんなアホなこと出来んと言うようでは営業には向かん。

客を笑わせたら勝ちやということを忘れんことやな。これらを参考にして、後はあんたのオリジナルを自分なりに考え出すことや。人の拡張方法はその人間のもんや。あんたに向くとは限らん。創意工夫。これしかない。


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