から新聞勧誘・拡張問題なんでもＱ＆Ａ
NO.637 女の専業員は難しいですか？
投稿者 ルールーさん 投稿日時 2008.10.25 PM 8:54
今でも質問したら答えてくれますか？
女の専業員は難しいですか？
回答者 ゲン
『今でも質問したら答えてくれますか？』というのは意味深な質問やが、あんたは以前、ここに相談されたことのある方なのかな。
ハカセは、すべての質問者の方の記録は残しとるが、その中にあんたのメールアドレスはないということやった。
もっとも、違うメールアドレスからのものやったら過去に質問、もしくは相談された方なのかどうかは、それを言うて貰わんことには分からんがな。
あるいは、友人同士のように、その場で短時間にやりとりできるという意味で「今でも」と言うておられるのなら悪いがそれは無理やとしか言えん。
通常のワシへの相談は、ハカセが受け取ったメールをワシの携帯に転送し、お互い時間の都合の合うときを見計らって、どちらかが電話してその内容を話し合う。
それで、ワシとしての意見を伝える。その内容をハカセが回答文として作成するわけやが、その相談内容次第では簡単には回答ができん場合がある。
特に法律的な回答が必要な場合、間違って伝えたら大変やからその調べをせなあかん。場合によれば専門家に聞くということもする。
それらをクリアしてその回答文をハカセが書き上げると、それをワシにメールで送ってくる。それで問題があれば修正し、何もなければそれで完成する。
なるべくメールを貰ってから１日〜２日以内に相談者の方には回答するようには心がけとるが、ケースにより多少バラツキがあるのは承知して頂くしかないということや。
ちなみに、それを回答者に送信してから２日後くらいに、このＱ＆Ａにアップするというケースが多い。
ワシらは、相談者が特定されんように細心の注意は払うてるつもりやが、それでも配慮不足や相談者の意図したものとは違うというケースもなきにしもあらずやから、その確認のためにそうしとるわけや。
間違いがあってはあかんさかいな。もっとも、アップした後でも間違いや訂正を要求されたら、その意向には極力沿うようにはしとるがな。
一般的には、質問内容が答えやすいもの、絞った範囲のものであれば、その分、回答も早くなると思うて貰うたらええ。
例えば相談者の状況、事情、相談意図、理由などの細かな情報を教えて頂いていれば、こちらとしても、あれやこれやといろいろ考えて回答することもないさかいな。
それから言うと、今回の『女の専業員は難しいですか？』というのは答える範囲が広い方の部類ということになる。
もっとも、そのすべてが知りたいということなのかも知れんがな。
この質問の意図はいろいろ考えられるが、まず仕事面ということから話す。
女性の専業員、配達員というのはこの業界には多い。その点においてはそれほど問題があるとは思えんし、その人の頑張り次第で十分やっていける仕事やとは思う。
実際、専業員から始めて独立して店主になられたという女性経営者の方も数多くおられるしな。
事、仕事に関して言えば、男性と比べて特に不利というのはない思う。
敢えて言えば体力面やが、それは女性特有の粘り強さで十分カバーできるはずや。
もっとも、性別に関わらず個人差というのはあるから何とも言えん部分もあるがな。
女性であるが故の安全面という点ではどうか。
まず、住居の不安から言う。
これについては、自宅からの通勤ということなら、それほど問題はなさそうや。
問題は住み込みということやが、これも今日びは、独立したアパートとかマンションを社宅にしている、もしくはその入居費用の貸し付けという形になっているケースが多いから安全面から言えば、それほど問題視することはないと思う。
他からの出入りが困難で独立した住居なら、基本的には自宅からの通勤というのと変わりはないさかいな。
但し、その内容については、その販売店毎で大きく違うから、面接時にあんた自身で良う確かめることが肝心や。
基本的に女性の従業員の方が複数おられる所は、まず大丈夫やと考えてもええが、一人もおらんというのなら一応の用心はしといた方がええやろな。
これは、何も新聞販売店だけのことやなく、他の業種でも女性の住み込みということならすべて同じことやと思う。
特にあんたが若くて独身というのなら、そういう世界で働く危険についての認識くらいはされてなあかんと思うがな。
それ以外での仕事上の外的な不安要素についてはどうか。
これについては、旧メルマガの『第１１９回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■新聞配達は危険がいっぱい……その安全対策への考え方』 の中で、ある女性経営者の方から寄せられたものがある。
事例その５
女性は特に危険が多いと思います。私は、従業員時代、拡張先で痴漢にあいました。
その後は怖かったので防犯ベルを首にかけて拡張してました。昼間といえども、どこに、どんな人がいるかわからないので。
しかも、そこの社宅は２度危ない目にあっています。
別の店では若い娘さんが配達していたら男が待ち伏せしてずっと配達中、車でつけてきたということがあったみたいです。
というものや。
ここには、他にも男女共通とも思える新聞販売店で仕事する上での具体的な危険事例があるので参考にはなるやろうと思う。
それらが、危険で難しいと考えるか、そうでもないと思うかの判断は、あんた自身がするしかない。
ただ、一般的なことで言えば、女性専業員の方も実際に数多くおられるわけやから、その注意さえ怠らんかったら大丈夫やとは思うがな。
いずれにしても、その仕事をされるのなら、あんた自身の目でその販売店を良う見て決められたらええことや。
その上で、具体的な疑問が生じての質問ならアドバイスはいくらでもするさかい、いつでも相談してくれたらええ。
書籍販売コーナー 『新聞拡張員ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもＱ＆Ａ選集』好評販売中
ご感想・ご意見・質問・相談・知りたい事等はこちら から