新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.657 何に迷っていると思いますか?
投稿者 S27さん 投稿日時 2008.12.11 PM :14
12月末で契約終了するのに、まだ決めてないと迷っているお客様は、何に迷っていると思いますか?
回答者 ゲン
この質問の確かな答は、その客にしか分からんやろうと思う。
ただ、『何に迷っていると思いますか?』というのが、ワシの想像でええのなら、幾つかの理由が考えられるがな。
1.初めての人間に対して警戒するケース。
来月からの契約が決まっていないから、契約はしたいんやが、相手の勧誘員との面識がない場合、即答することができんというタイプもおる。
こういうケースは、なるべくその場は、相手に悪い印象さえ与えんようにしてたら、次に訪れたとき案外簡単に契約することがある。
2.今まで購読したことのない新聞のケース。
今まで購読したことのない新聞の勧誘をされた場合、迷う人は多い。新聞というのは、読み慣れという要素が購読を継続する上で、もっとも重要やと考えとる人は多いさかいな。
3.他紙の勧誘員がきて、どちらにしようか迷っているケース。
こういうのは結構、良くあるパターンや。
長期購読者の場合、今までのサービスの悪さを他紙の勧誘員に指摘されて心を動かされるということもあるし、幾つかの新聞を購読したことのある人の場合は、もともと決断力に欠けるきらいがあるから、そういうケースは十分考えられる。
4.新聞の購読自体を止めようと考えているケース。
現在の大不況という世相のためか、多くの人は消費に対して過敏になっている人が多い。
つまり、なるべく出費を抑えたいということや。その場合、新聞の購読料というのは、真っ先にそのターゲットにされやすい。
ただ、金がないという状態にまではなっていなくて、正月を迎えるのに新聞もないというはどうかと考え、迷うというケースやな。
5.あんたと同じ新聞の銘柄でも、他の勧誘員と約束しているケース。
普通は、同じ銘柄の新聞を購読する場合、誰とでもええという人の方が多い。例え、その販売店に懇意な人がいてたとしても、そこで契約するのやから、その人も喜んでくれるやろうと考えるわけや。
ただ、ごく希に、その人との契約でないと困る、嫌やと言う人がいてる。
義理固いか、以前、同じ販売店の違う勧誘員と契約したとき、懇意にしてた人にがっかりされというケースなんかやとそういうことがある。
6.迷っている素振りをすれば、サービス品が増えると期待しているケース。
こういう人も、結構多い。新聞は他にもあると強気で考えていれば自然とそうなる。
この手の客はサービス次第で転ぶのは確かやが、その販売店の上限との兼ね合いもあるから難しいわな。
7.以前、何らかのトラブルがあったケース。
あんたの勧誘する新聞、または販売店と過去にトラブルを起こしたことがあり、それが尾を引いている、または気にして根に持っているケースなんかやな。
その場合は、たいていはその文句を言うもんやが、それが言えん人も中にはおる。そういう場合は、傍目には迷っていると映る場合がある。
他にも理由があるかも知れんが、ワシの過去の経験から想像できるのはこのくらいかな。
ただ、何度も言うが、本当の理由はその人にしか分からんと思うから、何とかそれを聞き出すことが先決やと思う。
そうせな対策の練りようもないやろうしな。
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