新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.713 何かご指導、下さい
投稿者 ryo さん 現役拡張員 投稿日時 2009.4. 8 PM 3:51
今のご時世!ですし、嫌々ながら8年目を迎えてます。
へこまず、腐らず、今しばらく続けようと思いますが 、以前のような成果が上がらず苦しんでます。
何かご指導、下さい。
回答者 ゲン
『以前のような成果が上がらず苦しんでます』というのは、あんたの営業のやり方も以前のままやということやないのかな。
あんたが実感されているとおり、今は新聞の拡張をするには難しく厳しい時代に突入しとると言うてもええ。
あんた以外でも、同じような悩みを寄せてこられる拡張員の方は多い。
ワシも、実際のところ新規での客の確保がだんだん難しくなっているのは肌で感じとる。事実、その契約数も減ってきとるさかいな。
ただ、ワシの場合、まだ救われとるのは、心やすい顧客を数多く確保しとるからやと思う。
その人たちから、「新聞を止めたいけど、ゲンさんが来たら取らなしゃあない」と言うて貰えることが多いさかいな。
これなんかは、サイトの『ゲンさんの勧誘・拡張営業講座』の中で、人間関係を作ることを強調しとるが、それを長年実践した賜(たまもの)やと考えとる。
あんたの営業方法がどんなものかは分からんが、それが、あんたにとって真新しいもので参考になるようなら、それを取り入れてみられたらどうかと思う。
但し、8年の経験のある、あんたには今更な話かも知れんが、参考にするのなら、その考え方や姿勢についてのみするべきで、その真似をすることやないというのは言うとく。
いくら、良さそうな方法があろうと、他人の成功した方法で、自分も成功するとは限らんさかいな。これについては、ワシの言わんとしとることの真意は理解できると思う。
ただ、その考え方や姿勢を参考にするというのなら、それなりに価値はある。もちろん、ご自身で納得できたらの話やけどな。
周りの状況が変われば、それに合わせて変わらなあかん。
これは、すべての事象に共通する考え方や。
つまり、一つの営業方法が通用せんようになったら、別のやり方を考案するしか、この営業の道で生き残る術はないということやな。
それと『嫌々ながら8年目を迎えてます』という気持ちもなくした方がええと言うとく。
嫌々やって、どうにかなるほど営業は甘いもんやないさかいな。同じやるのなら、楽しんでするように心がけることや。
『へこまず、腐らず』も、そう考えんよりマシやが、それだけでは、まだ十分やない。
これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
と、孔子さんも言うておられる。
理解することは、好きであることには及ばず、好きであることも、楽しむ境地には及ばないということや。
この意味は深い。
何でもそうやが、それが楽しいと思えな、一段上には上がれんし、難しい状況を打破できず、心が折れてしまうということやないかと思う。
今回は、『何かご指導、下さい』という漠然とした質問やったから、こう答えるしかなかったが、具体的な方法論について知りたいと言われるのなら、まずは、ご自分の考え方と営業方法を知らせて頂いてからにしてほしい。
その方が、こちらとしても、より具体的な回答ができるさかいな。
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