新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.747 最近町で拡張員を見掛けなくなりましたけど


投稿者 yama さん  投稿日時 2009.7. 6 AM 0:04


最近町で拡張員を見掛けなくなりましたけど今は前ほどいないのですか?

サービス品が限られたとききますが金券がダメになったのは本当ですか?

又もし内緒でもらったら大丈夫なのでしょうか?

サービス品が限られたため拡張の契約とれずセールスも減ってしまったのですか?

新しいサービスとは何かありますか?

よろしくお願いします。


回答者 ゲン


『最近町で拡張員を見掛けなくなりましたけど今は前ほどいないのですか?』これについてはいろいろなことが考えられる。

1.その地域の販売店が拡張員を入れなくなったということが挙げられる。

その辺りで、過去にどの程度の頻度で拡張員が訪れていたのかは分からんから何とも言えんが、一気に激減したというのなら、その可能性は高い。

現在、多くの販売店で評判の悪い勧誘をする拡張員を除外しようという動きがあるさかいにな。

2.拡張団そのものが消滅、激減した場合もあり得る。

あんたは以前『NO.743 偽装結婚で逮捕された団の残された団員はどうなるのですか?』で、その情報を知らせてくれたが、その団の行動範囲の中に、あんたの所の地域があるのなら、その団が消滅したためというのも可能性として考えられる。

もっとも、それは一つの新聞拡張団だけの話やから、他も同時に消滅、つぶれたとは考えにくいというのはあるがな。

その状態が、3か月以上続いた場合は、そのまま、その地域の拡張員自体が著しく減少したと考えた方が自然やろうと思う。

3.たまたま、というケースもある。

あんたの言う「最近」というのが、どの程度の期間かにもよるが、拡張団によれば入店する販売店が毎月同じとは限らんというのもある。

実際、毎月入店していた販売店が、諸般の事情により2か月に1度とか、3か月に1度に変更になるというのも珍しい話やないからな。

また、あんたにしても、四六時中、そこに張り付いとるわけでもないやろうから、たまたま、あんたが留守にしていたり、他所へ出かけていたりしたときに、拡張員が訪れているということも考えられる。

一人の拡張員と遭遇する可能性は1日のうち、僅か2、3分というところやからな。それで出会えんかったというのも考えられるということや。

それが、たまたま重なると、「あれ、この頃、拡張員が少ないな」と感じることは良うあることやさかいな。

4.あんたの地域が拡張のターゲットから外されたケース。

拡張員は、当たり前やが、カード(契約)の上がりやすい場所で仕事するもんや。その地域が、拡張員にとっておいしくないと判断されたら近寄らんようになるということは十分考えられる。

その地域の販売店の方針によっても違うが、この業界には「縛り」と呼ばれている長期購読者を獲得するということに力を入れている店がある。

その長期購読者の多い地域になってしまったら、その地域は拡張員にとって、あまり魅力のない地域になる。そんなところには拡張員も寄りつかんということや。

5.販売店が、その地域を拡張禁止にした場合。

拡禁になると、拡張員はそこに行くことができんようになる。あんたの地域でトラブルが頻発して揉め事が絶えん場合、販売店によれば、そのアパートやマンション、ケースにより、その地域一帯を拡張禁止にすることもある。

6.シェアに差がつきすぎた場合。

ある一紙の新聞だけにシェアが極端に偏(かたよ)ると、シェアの多い新聞の拡張員は、獲得する客が少ないと感じ、逆にシェアの低い新聞の拡張員は、この場所ではきついと考え、それぞれの足が遠のくということがある。

そういう地域やと、概ね、拡張員は少ない。

これ以外でも、その地域特有の事情があるかも知れんが、大体、以上のような状態になったとき、拡張員が少なくなったと感じることが多いということや。

『サービス品が限られたとききますが金券がダメになったのは本当ですか?』ということやが、これは、関東方面のY新聞とA新聞が、2007年の4月1日から、ビール券や商品券を廃止するという方針を打ち出したのは確かや。

それ以外の新聞は、まだその金券での勧誘を行っている所もある。全国に目を向けると、そのY新聞とA新聞であっても、金券を使っている販売店と使ってない販売店に分かれ様々や。

これは全国紙に限らず、ブロック紙や地方紙にも同じことが言える。もっとも、昔から地方紙はあまり金券を使った勧誘をする販売店は少なく、無代紙と呼ばれる無料の新聞のサービスの方が多いがな。

その関東以外では、それぞれの販売店の裁量次第というのが一般的やろうと思う。

『又もし内緒でもらったら大丈夫なのでしょうか?』というのは、貰う客側には何のお咎めもない。違法なことでも何でもないさかいな。普通、そのケースで客を責める販売店もおらんやろうと思う。

ただ、後で貰えるはずが貰えんかったというトラブルになった場合、販売店に内緒やと揉めても立場的に弱いということはあるがな。貰うのなら、その場で貰うとくことや。

『サービス品が限られたため拡張の契約とれずセールスも減ってしまったのですか?』というのは、それで、見切りをつけた拡張員もいとるとは聞くがな。

それが多いか少ないかの確かなデータはないが、拡材だけを頼りにしていた拡張員が相当数、減ったのは事実やと思う。

『新しいサービスとは何かありますか?』というのは、一般的にカタログギフトと呼ばれとるものがそうや。

新聞の契約をすると、拡材の商品が載ったカタログを渡される。契約者は、その中から気に入った商品を選び、付随のハガキにそれを書いてポストに投函すると、一週間から二週間程度で、その商品が送られてくる仕組みになっている。

その商品には、生活必需品や食料などいろいろ揃っている。それがええかどうかかは、客になるあんたが判断するしかないがな。

あんたの質問の答えとしたら、こんなところやな。


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