新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.748 案内と言う壁にぶつかっています


投稿者 ルールーさん  投稿日時 2009.7. 8 PM 9:27


お久しぶりです。ルールーです。私もこの業界に入って今月で一年に成りました。色々と悩んだりしましたが、その度に代表に相談したりして、今日迄に至りました。

今は案内と言う壁にぶつかっています。

拡張員を区域に案内するのですが、なにせ一年の知識しかなく、一年と言っても私の場合、朝刊配達している訳ではないので、起こしとか過去読のお宅は全く分からず..

自分が縛りに行って断られたお宅には連れて行けますが、地域も狭く上手く案内をする事が出来ません。

店の区域が広がり専業も、私ともう一人ベテランの方が入りました。しかも、その専業さんは今の区域10年以上のベテランさんで、案内も資料がなくても拡張員に必ずカードを上げさせて帰って来ます。

時には自分で歩いているお客さん等見つけては拡張員と一緒に営業しているらしいです。

そんな事は自分には出来ないので、自分の案内だと分かったら、拡張員は「今日も駄目みたいっすね...」等呟きます。

仕事なので、そんなに気にはしていませんが。これから、毎月、月一日曜にトッカクあります。最低5枚のカードがノルマらしいです。

一応気合いで頑張って来ます。


回答者 ゲン


『今は案内と言う壁にぶつかっています』ということやが、あんたがそんな壁を感じる必要はないと思うがな。

あんたの店がどういう「案内」の方法を採っとるのかは分からんが、本来、案内人というのは拡張員を営業する場所に連れて行くだけで仕事は終わりなわけや。

そこでカード(契約)を上げられるかどうかは、あくまでもその拡張員の技量、実力次第やさかいな。少なくとも、そこでカードが上げられんかったのを案内人のせいにすべきやない。

そんなことを他で言うてたら、その拡張員は嗤(わら)われて恥じをさらすだけやと思うがな。それが分からず、カードが上げられんことの責任を他人のせいにするような輩は、ワシから言わせれば拡張員の資格のないボンクラやと言うしかない。

しかも、『「今日も駄目みたいっすね...」等呟きます』というようなガキは、「お前にはこの仕事は向かんからさっさと辞めろ」とワシやったら言うてると思う。ほんま、話にもならんアホやで。

当たり前やが、その場に連れて行って誰にでも契約が上げられるのなら、そもそも報酬額の高い拡張員を連れて行く意味がないわな。そんなことせんでも、あんたで十分なわけや。

あんたが『自分が縛りに行って断られたお宅には連れて行けます』と言うておられるとおり、それでええ。

そこで、ようカードを上げられんということは、その拡張員は大した営業力のない、あんたと同レベルかそれ以下の人間やと考えといたらええ。

拡張員というのは、販売店の人間が契約を上げることのできん客から契約を取ってきてこそ、その値打ちがあるわけやさかいな。それができんとボヤいとるようなアホは、「私は能力がありません」と言うてるのと一緒やから、相手にする価値もないと思うで。

まあ、そこまで言うてしまえば身も蓋もないがな。

あんたは『仕事なので、そんなに気にはしていませんが』と言うておられが、それを言うこと事態が気にしとるのやないかと感じたから、老婆心にすぎるかも知れんが言うておきたかったわけや。

そんなあんたのために、少しだけ役に立ちそうな言葉を教える。

その拡張員が『今日も駄目みたいっすね...』と言うた場合、

「大丈夫ですよ。○○さんなら、私らと違って腕がおありですから、きっとカードが上げられますよ」

「○○さんで、だめなら誰が行ってもだめかも知れませんね」

「そんなこと言わずに、私にぜひ、○○さんの営業法を勉強させてくださいよ」

と、こんな具合に、よいしょして現場に連れて行けばええ。これを言うとけば、さすがにあかんかった場合でも、あんたのせいにはしにくいやろうと思うさかいな。

そんなしょうもない人間の愚痴に一々、深刻に悩む必要はないということや。

はっきり言うが、そんなもの壁でも何でもないで。

壁なら乗り越えるのは難しいかも知れんけど、そんな程度の輩の言葉なら、一言で終いやさかいな。吹けば飛ぶようなものは壁とは言わんわな。

ただ、『時には自分で歩いているお客さん等見つけては拡張員と一緒に営業しているらしいです』というのは、見習う価値はあると思う。

『そんな事は自分には出来ない』とあきらめてしもうたら、そこですべてが終わる。これは、それをすることが難しいと考えるからできんので、気軽に挨拶するつもりで声をかけたらええわけや。

『地域も狭く』ということなら、日々の挨拶を何気なく道行く人と交わすだけで、いつの間にか馴染みになる可能性があるわけで、それを考えれば声をかけるのにも、それほど構える必要もなくなるはずや。

あんたも友人や知り合いには比較的気軽に声をかけられるやろ? その感覚を身につければ、どうというほどのことやないと思うがな。

まあ、それでも一度にというのは抵抗もあるやろうから、まずは、せめてバンクのお客さんくらいには道ですれ違えば「こんにちは」と挨拶することや。それが、これからのあんたのために必ず生きてくると思う。

当たり前やが、挨拶されて嫌な思いをする人はおらんさかいな。良くは思われても悪く受け取る人はおらんはずや。

『一応気合いで頑張って来ます』と無理に気張るより、よほど効果があると思うよ。まあ、とにかく何事も焦らんことや。歩くのは一歩ずつでええわけやさかいな。


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