新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.762 不安で仕方ありません
投稿者 匿名希望さん 投稿日時 2009.8.11 AM 10:01
サイト内のQ&Aはほとんど読みました。私にもアドバイスをお願いします。
私は、2年前に現在のアパートに引越してきました。
いろいろな新聞の勧誘が来ましたが、やんわりと断りどちらの新聞も契約しておらず、脅しのような勧誘もありませんでした。
しばらく来なかったのですが、先月の7月半ば頃に勧誘が来ました。販売店の従業員か拡張員かはわかりません。
そのときも断って帰ってもらいました。
すると、今月の8月1日の朝、ドアポストに朝刊が投函されていました。
偶然とは考えられなかったのですが、結局、その1日だけでした。それから以降は今日まで新聞は配達されていません。また勧誘も来ていません。
その新聞は念の為、保管してあります。
これは偶然の誤配なのでしょうか? その日だけの試読だったのでしょうか? それとも架空契約されているのでしょうか? このままにしておいても大丈夫でしょうか?
それとも後日、その分の請求が来るのでしょうか?
相手側から何か言って来ない限り相手の考えもわからず、いろいろ不安になってきて仕方ありません。私の考えすぎでしょうか。
アパートはインターホンがなく、ノックされるとつい出てしまいますが、今後は居留守を使おうと考えています。
ただ、アパートなので居留守はすぐわかってしまいますが、居留守も続ければ諦めてくれるのでしょうか?
嫌がらせなど受けることはないでしょうか?
長くなり申し訳ございません。アドバイス宜しくお願い致します。
回答者 ゲン
あんたのケースは、ちょっと考えすぎやと思うな。
『いろいろな新聞の勧誘が来ましたが、やんわりと断りどちらの新聞も契約しておらず、脅しのような勧誘もありませんでした』というのなら、何でそこまで心配されるのやろうと思う。
勧誘員に対する世間の風聞や悪い噂があるからなのかな。それにしても考えすぎや。
『これは偶然の誤配なのでしょうか?』ということやが、その確率が一番高いと思う。特にアパートやとそういうこともあると良く聞くがな。
『その日だけの試読だったのでしょうか?』というのも、試読は1週間と決められとるから、もし、そのつもりで入れたのなら、あんたが断らん限り1日で止まるということはまずない。
『それとも架空契約されているのでしょうか?』というのも、そうなら、その朝刊が入り出した日から投函が続くはずや。
『このままにしておいても大丈夫でしょうか?』というのも、まず大丈夫や。ほっとけばええ。
今回の場合は、その地域の配達員が入れ間違えただけのことやと思う。その配達員も入れ間違えたことすら気づいてないという気がする。そういうケースは人により、ままあることや。
確かに、勧誘があって日が経ってないということで心配するのも分からんでもないが、それは取り越し苦労のしすぎというもんや。
『それとも後日、その分の請求が来るのでしょうか?』というのも、心配せんでも絶対と言うてええくらい来ることはないと断言する。
『相手側から何か言って来ない限り相手の考えもわからず、いろいろ不安になってきて仕方ありません。私の考えすぎでしょうか』というのも、そのとおりや。何度も言うが、考えすぎや。
『ただ、アパートなので居留守はすぐわかってしまいますが、居留守も続ければ諦めてくれるのでしょうか?』というのはその勧誘員次第で違う。
しつこい奴は、中に人がいとるのが分かれば、出るまで呼び続ける人間もおる。中に人がいて居留守を使うとるのが分かると、「これはあかん」と考え、すぐあきらめる者もおる。何とも言えん。
『嫌がらせなど受けることはないでしょうか?』というのも、確率的には少ないと思うが、絶対ないとまでは断言できん。
それでも、今まで、そういう勧誘員が来たことがないのやったら、その辺りには、そういう風潮がない、あるいはその手の悪質な者はおらんと見てええやろうと思う。
あんたは、性質的に心配性な方のようや。そういう性格は一朝一夕には変わらんやろうと思うが、物事を何でも悪い方に考えたら損やで。あまり心配しすぎると健康にも良うないしな。
ワシなんか、どんな悪い事が起きようと、物事はええようにしか考えんようにしとる。別の言い方をすれば、開き直りということになるかも知れんがな。
人間は不思議なもので、考え方一つで、悪い事がええように、逆にええ事が悪いようにも感じるものなんや。
例えば、あんたは今回の事で、ものすごく不安になったというのもそうや。しかし、今回そうなったおかげで、あんたはこのサイトを見つけることができた。
一朝一夕には変わらんやろうと思うとは言うたが、人には「気づき」というのがある。他人から、「そんなこでどうすんねん」「しっかりしいや」と言われても、なかなかそうなれるもんやない。
ところが、自分でふとしたことに気づくことができれば、劇的に自分の性格どころか人生そのものを変える事もできる。
あんたは、このサイトに、それを見いだせそうな気がしとるのやないかな。少なくとも、ひょっとしてという、ある種の期待をしておられるのやないかと感じる。
もし、そうであるのなら、あんたがこのサイトに出会えたというのは、まさしく、あんたがその不安にさいなまれたからやとも言えるわけや。
何とかしようと、インターネットを探した結果、ここに辿りついた。そう考えれば、思い悩む事もまんざらマイナスでもないわけや。
『サイト内のQ&Aはほとんど読みました』ということやが、あんたにとって本当に役に立ちそうなのは、『メールマガジン・新聞拡張員ゲンさんの裏話・バックナンバー』あるいは『メールマガジン・ゲンさんの新聞業界裏話バックナンバー掲載』やないかなという気がする。
手前味噌になるが、ここにはいろいろな人生の話が詰まっとる。話により、涙するという人もおられるし、腹を抱えて笑えるという人もおられる。考えさせられるという人も多い。
今のあんたにとって、得られる話は必ずあるはずやと思う。騙されたと思うて一度読んでみてほしい。
その中で、一つでも「気づき」が生まれれば、ええのやがな。面白くなければ、ごめなさいと言うしかないけど。
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