新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.774 現在専拡としてトメオシに力を注いでいるのでしょうか?


投稿者 start さん 某新聞拡張員  投稿日時 2009.9. 8 AM 0:05


ゲンサンの拡張員時代の短いカード(3ケ月)を回すようなやり方では販売店の部数はトータルで増えないと思いますが、現在専拡としてトメオシに力を注いでいるのでしょうか?

サイトのカリスマ解答者として答えにくいでしょうが、何とぞ、お答え願います。


回答者 ゲン


『現在専拡としてトメオシに力を注いでいるのでしょうか?』ということやが、ワシ自身「止め押し(継続契約)」は、あまりやってないな。

万が一、「止め押し」をするようなことがあったとしても、それは、従業員ができんかった場合くらいなものや。

ワシの肩書きは、一応、所属の販売店グループの「営業部長」ということになっとる。もっとも、ワシ自身は専拡という意識しかないが、旧知でもある経営者の希望もあり、それを受け入れとるわけや。

そのため、その従業員たちの指導やフォローもする立場にあるさかい、その場合に限って止め押しをすることがある。まあ、うちの従業員たちは優秀やさかい、そういうケースは去年1年間で2、3回くらいしかなかったがな。

もちろん、すべての止め押しが完璧にできているから出番がないということでもない。そのケースにより、いろいろや。誰が行っても無理やなという場合も多々あるさかいな。もちろん、ワシが行ってもハナ(最初)からどうにもならんやろうというのも多い。

また、明らかな交代読者と分かっとる人への止め押しはせんしな。その場合には、その人次第やが、「その次」としての「先付け契約」を貰うというくらいで止める。

ワシとこの販売店では基本的には、「止め押し」は従業員の仕事で、外部の拡張員にさせることはまずない。ワシも「専拡」の立場を貫きたいから、その「止め押し」は上記のケース以外はせんということや。

『ゲンサンの拡張員時代の短いカード(3ケ月)を回すようなやり方では販売店の部数はトータルで増えないと思いますが』というのは、確かに部数増ということに関しては、そう言えるかも知れんが、現状維持という点においてはそれでええと思うとる。

その販売店の考え方次第というのもあるやろうが、このご時世、とにかく新聞を購読して頂ける客は大事にせなあかんと思うとる。

もちろん、販売店としては3ヶ月より6ヶ月。6ヶ月より1年契約の方がええのは間違いないから、従業員にはなるべくならそういう契約を確保するようにとは指示しとるがな。

ただ、出入りの拡張員にはそれは言わん。例え3ヶ月単位の交代読者であってもカード(契約)を上げてきたことには違いないさかい、それなりに評価する。また、評価されるべきやと思う。

交代読者というのを嫌がる経営者もおるかも知れんが、うちでは長い目で見れば、その交代読者も立派な顧客さかい有り難いと考えとる。

1年に3ヶ月の契約しかないという客でも、4年で1年契約の客に匹敵するわけや。それが4人おれば、1人の1年契約者を永続的に確保したのと同じになる。

どんな形でもええから拡張員には客を確保して貰えればええ。販売店の仕事はそこから先になる。

大事なのは、その人たちにまた、うちの新聞を取りたい、あるいは続けてもええなと思わせることや。

そう考えて、客を大事にするという姿勢に徹していれば、客は自然に増え集まってくる。少なくとも逃げるケースは少ない。

もちろん、これはタカが専拡のワシ一人がいくら考えてもどうしようもないが、幸いなことにうちの経営者はワシ以上に客を大事に考える人間やから、その点でもそれが問題なくスムーズにできとるわけやけどな。

この拡張の形態というのは、その地域の販売店、拡張団により様々やさかい、これが絶対正しい方法やというのは決めつけられんけど、拡張員は与えられた条件の中でベストを尽くさなあかんのは確かや。

あんたの地域では「止め押し」が拡張員の仕事として販売店から依頼されるのやったら、それに全力を尽くすべきやし、新規客を上げることで評価が上がるのなら、それに向かって努力すればええことやと思う。

ただ、ワシの場合はどうかと聞かれたら、そうやと言うだけのことでな。


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