新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.778 団がしている悪質な法律違反のリークをしたいのですが
投稿者 匿名希望さん 某全国紙拡張員 投稿日時 2009.9.11 PM 0:32
ゲンさん、ハカセさん初めまして。
私の所属する団ではあきらかな法律違反を平気でしています。
私は不正に対しては許せないという考えの強い人間ですので、その悪質な法律違反をリークしたいと考えているのですが、どのように思われますか?
その効果的な方法などがありましたら、ぜひ教えてください。
週刊誌などにその情報を持ちこむことも考えましたが、その方法もツテも知りませんし、どこの誰に言えばいいのかもわかりません。
ヘタな人に言ってそれで、もし私の正体がその団にバレたら私の身も危なくなるかも知れませんので、とても怖くてできません。
しかし、そのやり方は許せないと思うので何とか世間に知らせたいのです。相当な事件になると思うのですが・・・
新聞社には私が拡張員ということもあり、しにくいので、それをするとしたら週刊誌になると思うのですが、その場合、どうしたらいいのでしょうか?
私の個人情報は守られるのでしょうか? その場合、謝礼などはいただけるのでしょうか?
私は新聞社には何の恨みもないのですが、そうすると団だけでなく新聞社にも何か悪影響があるのでしょうか?
わかる範囲でいいので宜しくお願い致します。
回答者 ハカセ
これはサイトの方針にも関わることですので私がお答えします。
『私は不正に対しては許せないという考えの強い人間ですので、その悪質な法律違反をリークしたいと考えているのですが、どのように思われますか?』と言われておられることですが、それはそちらが、そうされたいのであれば、私どもとしては反対する理由がありません。
但し、当サイト上では「他者への名指しの批判や暴露はしない」という方針がありますので、その拡張団や当事者の名前も含め完全なリークはできません。
できることは、そちらや登場人物が特定されないような設定やフィクションを交え当メルマガ『ゲンさんの新聞業界裏話』に話として掲載するくらいですね。
語っている内容自体は真実でも、どこの誰の話か分からないというものです。
実際にそうしてほしい、あるいは私どもの方から、ぜひそうさせてほしいという情報は相当な頻度で寄せられてきます。現在、メルマガでの話の大半がそういった情報をもとにしていますからね。
ただ、そうしても当事者や関係者、組織などを名指しで表記していない分、それほどの反響は期待できないのではないかと考えます。良くてせいぜい面白い話の一つというくらいですね。
『その効果的な方法などがありましたら、ぜひ教えてください』ということですが、やはり、新聞、テレビ、週刊誌といったマスコミ関係に知らせてニュースとして取り上げらて貰うことが一番効果的な方法ではないでしょうか。
後、大手の掲示板サイトへの書き込みをするというのもあるようですが、マスコミ関係ほどの影響力、認知力は期待できないのではないかと思われます。
しかも、掲示板サイトだと、その内容次第で書き込んだ本人が特定される場合もありますし、それにより、そちらが危惧されるような某かの危害を加えられる、不利益を被るという可能性も否定はできません。
あるいは書き込んだ相手側から名誉毀損などで訴えられて慰謝料などの損害賠償請求をされることも考えられますので、個人的には得策とは思えませんね。
『新聞社には私が拡張員ということもあり、しにくいので、それをするとしたら週刊誌になると思うのですが、その場合、どうしたらいいのでしょうか?』
あなたが掴んでおられる情報次第ということにもなりますが、よほどのネタ(情報)でない限り、一般の人が週刊誌の本社編集部に連絡をしたくらいでは飛びつく記者さんは少ないのではないかと思います。
私の知る限り、本社に詰めておられる週刊誌の記者さんたちは常に自身の担当ネタを抱えていて、それに奔走しているというのが実状ですので、それと関係ない話だとどうしても、後回し、おざなりにされかねません。
ただ、週刊誌の記者さんの中にもいろいろおられまして、「外部記者」と呼ばれる契約記者の方の中には、常にそういった情報のアンテナを張り巡らせている方が存在します。
そういう方でしたら、内容次第では興味を持たれる可能性はあると考えます。もっとも、そういう方に一般の人が接触するの無理だとは思いますが。
よほどのネタ(情報)というのは抽象的な表現ですが、それは持ち込む週刊誌側、あるいはその外部記者さんたちの判断により違うことなので、どのネタ(情報)が重要視されるのかは何とも言えません。
その判断基準は、その事が多くの人の耳目を惹く事件や報道になるという点にあると言えます。犯罪の大きい小さい、悪質か否かだけで判断されるということでもありません。
例えば、日本では年間1300件ほどの殺人事件が起きているわけですが、そのうち新聞やテレビ、週刊誌に取り上げられるのは、ごく一部にしかすぎません。多くは、新聞紙面に体裁程度の記事が掲載されて終わりです。週刊誌に至っては掲載される殺人事件の方が珍しいくらいでしょう。
ところが、有名人がちょっとした喧嘩をして傷害事件を起こした、あるいは接触事故を起こしたというだけでも大きく取り上げられることがあります。
一般人なら起訴されるかどうかも怪しい覚醒剤の所持程度の事案でも有名芸能人だと連日のように報道して大騒ぎされているのが実状ですからね。
殺人事件に比べたら覚醒剤の所持程度の事案は軽いというのは誰にでも判断できることですが、現実には、その有名芸能人による覚醒剤の所持報道の蔭で多くの殺人事件の報道がおざなりにされているということが起きています。例え、報道されたとしても小さく扱われて埋没しているわけです。
それがいいか悪いかに関係なく、その判断を新聞、テレビ、週刊誌といったマスコミは冷淡に下すということをご承知おきください。あなたのネタも、そうなるかも知れないと。
当サイト宛てにメールなどで、週刊誌の記者、ジャーナリストの方々から、時折、「何かいい情報はありませんか」という問い合わせをされて来られることがあります。
その理由として、「新聞業界の闇に関する情報があれば、是非、ご一報下さい。そちらの業界は、社会の矛盾が真先に出る業界の一つだと思いますので」と言われる方もおられます。貴重な情報源の一つと思われるのでしょうね。
実際、新聞販売店の方や拡張員の方は全国津々浦々で仕事をされていて、その地域に密着していますので、何かの事件が起きた場合、比較的簡単にそれらの関係者、住人の方と容易に接触して話を聞けるということもあり、その情報に触れるケースが多くあります。
もちろん、それらの仕事に携わる人が40数万人規模おられるということで、その当事者になるというケースも考えられます。いろんな事件の第一発見者が新聞配達員というのも結構多いですからね。
実際、そういうものが数多く情報としてサイトに寄せられてきますしね。
しかし、その週刊誌の記者、ジャーナリストの方たちへは決まって、
確かに、言われるとおり、当サイトには新聞社、拡張団、新聞販売店に関係した裏情報というのは数多く寄せられてきます。しかし、その情報を私としては外部に漏らせないという事情があるため、そちらにそれをお知らせするわけにはいきません。
と言いますのは、当サイトは、暴露目的ではないと謳って、その匿名性に関しては徹底しているということがあるためです。
このサイトに秘密を話しても、他には洩れないだろうという信用の元に、そういった情報が寄せられているケースも多々あるわけで、私どもとしましては、その信用を裏切るわけにはいきません。
ですので、外部にその情報を漏らすわけにはいかないという事情をお汲み取りください。
そのあたりの事は私よりもジャーナリストであるそちらの方が良くご存知のはずだと思います。
ただ、私どもの方からは一切何も言えませんが、ご本人のたってのご希望ということであれば、そういった方のご紹介はさせて頂くこともあるかも知れません。
それでよろしければ、そうさせて頂きますが。
という内容の返信をしています。
たいていは「それでも結構ですので、よろしくお願いします」という返事を頂いていますが。
ですので、取り上げられるかどうかの保障は何もできませんが、こちらにそのリークされたいという情報を知らせて貰えれば、その内容次第では、その週刊誌の編集者、およびジャーナリストの方々を紹介させて頂くことはできます。
口幅ったいようですが、先のような経緯から私どもからの紹介に対しては、それなりに関係者の方も対応して頂ける可能性は高いかと思います。保障はできませんが。
ただ、私どもとしましても、どんな情報でもご紹介するというわけにはいきません。その情報に信憑性がないと、こちらの信用もなくしますので、念のため寄せられた情報を吟味させて頂くこともあります。
もし、それでよろしければ、そちらの言われる『悪質な法律違反』とやらの情報をお知らせください。リークに値する情報と判断すれば、そうさせて頂きますので。
『私の個人情報は守られるのでしょうか?』というのは、当方に関しては保障します。情報提供者の許可なく他に洩らすことは絶対にありません。
その週刊誌の記者、およびジャーナリストの方々も情報源の秘匿には、それこそ命を賭けて守るという信念の方々ばかりですから、その点では大丈夫だと思います。
ただ、それらは、私どもの手を離れる事ですので、私どもでは保障はできません。あくまでも情報提供者の方が、それと信用されるしかありません。
『その場合、謝礼などはいただけるのでしょうか?』というのは、その情報次第でケース・バイ・ケースとしか申し上げようがありませんね。
それについての詳しい方にお聞きしても、その情報次第で0円から数十万円までとかなり幅があるとのことです。相場というものはあってないようなものだと。
その記者さんが、それを支払ってでも物にしたい情報だと考えられたら、それに相当する額が支払われるでしょうが、それほどでもないと判断されたら何もないということもあるでしょう。
それは、その情報を提示してからでないと分からないと思います。
ただ、週刊誌の記者さんたちといってもそれぞれ専門分野のようなものもお持ちですので、政治関係、芸能関係、事件事故関係、企業や組織関係などの暴露に得意な方に、寄せられた情報はお伝えしますので、その情報次第ではそれなりのものが見込めるかも知れませんが。
ちなみに、私が過去、複数の週刊誌からサイトの取材を受けた際には、喫茶店でコーヒー代くらいは出して頂きましたが、取材費などというものは皆無でしたね。もちろん、そんなものを頂けるとも思っていませんでしたけれどね。
一般的に、そういったものが支払われるのは、芸能人とか著名人というケースが多く、一般民間人にそれが支払われるのは珍しいということのようです。皆無ではないそうですが。
もっとも、私の知り合いのある有名な著名人が、某大手の週刊誌の取材を受けた際、他誌ではその取材費が支払われていたので、当然、そこからも同様程度のものがあると思っていたようですが、まったくなかったというケースもあったそうです。
その謝礼のあるなしが重要な要素ということでしたら、それも先方に問い合わせますが、個人的にはあまり期待されない方がよろしいかと考えます。
私見ですが、週刊誌業界も新聞業界と同じで、現在、かなり経営状態の厳しいところが多いと聞きおよびますので、そういった謝礼が出るケースの方が少ないのではないかと思います。ただ、記者さんが個人的にされる場合は何とも言えませんが。
『私は新聞社には何の恨みもないのですが、そうすると団だけでなく新聞社にも何か悪影響があるのでしょうか?』というのも、その情報次第でしょうね。
つい最近の事件で『NO.743 偽装結婚で逮捕された団の残された団員はどうなるのですか?』 というのがあり、それに拡張団が関与していたという事件がありました。
このケースでは、その団を管轄する新聞社の名前は出てきたものの、法的な責任を問われるような事件ではなかったということもあり、結果はその拡張団の廃団という形で終わったようです。
新聞報道やテレビ報道もされましたが、それほど大きな反響を呼ぶ事件でもありませんでした。もっとも、ネットの掲示板の一部では新聞叩きの好きな方々で盛り上がっていたようでしたがね。
それにより、信用を落としたということはあったかも知れませんが、その新聞社が直接関与してない限り、それほど大きな影響や痛手があるとは思えません。もちろん、新聞社としては面白くもなく歓迎されない事でしょうけどね。
結論として、『私は不正に対しては許せないという考えの強い人間ですので、その悪質な法律違反ををリークしたいと考えているのです』ということでしたら、ご自身で直接、そのリークされたい媒体に話を持って行かれるか、こちらにお知らせされるかのいずれかを選択されたらよろしいかと思います。
ついでと言っては何ですが、この場を借りて一般読者の方の中にもそういったご希望があればその内容次第では、そのお手伝いをするのもやぶさかではありません。
特に私はそれで少しでも世の中が良くなり、人の役に立てるのであれば、そうしたいという思いは人一倍強く持っていますので。尚、それに関しましては、特に新聞関連でなくても受付けるつもりです。
ただ、お断りしておきますが、私どもは積極的にそれに関わりたいということではありませんので、あくまでも情報提供者がそうされたいという強いご希望がある場合のみに限らせて頂きます。
そして、それについてはサイトで公表することは一切ありません。誰にもそれと気づかれることすらないと保障します。
もっとも、新聞関連のものでしたら、その情報提供者の許可のもと、多少のフィクションを交えメルマガの題材くらいには使わせて頂くことがあるかも知れませんが。
それらのことを良く考えられて、どうされるか決められたら、よろしいのではないかと思います。
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