新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.81  爆カード廃止の取り組みについて


投稿者 マコトさん 販売店店長 男性 31歳 投稿日時 2005.3.14 PM  


ゲンさん、ハカセさん、始めまして。
私は○○県○○市にある新聞販売店で店長として働いている者です。年齢は31歳、業界歴はもう11年になります。

ゲンさんに質問です。
1月21日より当地区で(当地区以外もやっているかは知りません)セールスチームの爆カード撤廃がスタートしました。

当店でのやりかたは、口止めをされている客でもうっかり言ってしまいそうなアンケートを持って監査に行き(電話監査の翌日)、1ヶ月の購読料に対し1000円でも渡していたカードは不良カードとして会の普及部にFAXし、即日精算としています。

さらに当地区では上記の件で3回精算をしたセールススタッフには、登録が抹消されるいう罰則規定があります。

今日現在で登録を抹消されたスタッフの情報は私は知りませんが、もともと爆カードは社と販売店の過剰歩合(まとめ料など)によって産み出されたもののように思います。

全部爆では採算が合いませんが、まとめまであと数枚の時などは爆カードを作って当然だと思います。私でもそうします。しかし、急激に方向転換し爆カード廃止・・・です。

まぁ、私は店員ですので自給率達成の足枷になる爆カード廃止は歓迎です。目標を達成しても、爆カードがあったならば、シークレットブーツを履いているようで嬉しくありません。

質問したいのはここからです。この爆カード廃止を皮切りに4月1日よりビール券の使用限度枚数10枚以下が始まります。11枚以上使用したカードに対しては、有無を言わさず不良カードにするようです。

判別方法は
@ビール券使い込み精算時のカードに対するマイナス
A檀家客へのかなりのつっこみ捜査(半クレームになっても可、毎回セールスとしか契約しないのは怪しいとの観点から)

特にAを徹底して行い、乞食読者をなくしていく方針らしいです。それに伴う部数のダウンは否めないとまで決断しているようです。

これまでに似たようなことはありましたが、今回は競合他紙とも協定を結び本気でやるみたいです。私が思うに、相当の数のセールスチームが潰れていくと思います。また、社は潰す方向でやっていると思います。

生き残るのは、本当に腕の良いセールスマンが多くいるチームくらいだと思います。
ゲンさんのチームがもし当地区であったならば生き残れますか?

私は拡張員ですばらしい人を数人知っています。ですから、本当に頑張っている、プラス、結果の出る人には生き残ってもらいたい、増紙に協力してほしいと思っています。

ある小さな団の団長から生き残りの相談を受けましたので、ゲンさんに相談しました。
よろしくお願いします。


回答者 ゲン


あんたの言うこの爆カードという表現は、どうも、そちらの地域特有のもので、これは、主に客に某かの金銭を掴ませて、形だけのカードを上げるやり方のようやな。

例えば3ヶ月分の契約を上げるのに極端な例やと、その購読料金分を客に渡して、それを販売店に支払うように依頼する。置き勧の類ということになるのかな。

タダになるからと言うて契約するやり方のようや。それが、そちらでは、どうも目立つようやな。同じ爆という言い方でも、嘘八百並べて、後でバレる後爆とは、ちょっとニュアンスが違うと思う。

ワシらも、こういうことを全くせんのかというたら、そんなことはない。確かに、あと1本が、どうしても必要な場面というのはある。

そんな場合、そうすることもあるが、それでも、むやみやたらにはせん。心易い顧客にしかそんなことは頼まん。それも、よほどの場合に限られる。

ワシらの方では、こんなことは、ほとんどの人間はせんと思う。特にワシら関西人は、銭にならんことをしようとは考えんからな。

乞食読者にしても、儲からんから相手にせん拡張員の方が多いくらいや。ワシもよほどでないと積極的には相手はしたないからな。

こういう爆カードというのは、プレミヤ稼ぎが目的のようやが、そんなもので本当に稼げるのかと思う。その場しのぎや体面を保つためというのもあるのやろうがな。いずれにしても、ワシらでは理解しずらいことや。

ワシらの方の不良カードというのは、圧倒的にてんぷらが多い。同じ悪さでも、これは純粋な詐欺行為や。出費は一銭も出さずに丸儲けということになる。ワシらは、同じ悪さなら、まだこっちの方がやる者の気持ちとしては分かりやすい。

実は、3年ほど前に、ワシらの地域では、そのてんぷらカードの大がかりな摘発というのがあった。

その効果があったのか、現在はそのてんぷらカードも一頃よりもかなり減ってる。地下で静かに潜行はしとるかも知れんが、少なくとも、表面的には目立たんようにはなった。

あんたも言うてられるように、拡張員に対する締め付けは何も今に始まったことやない。昔から幾度となく繰り返されとることや。

ほとんどは、あんたも知ってる通り、かけ声倒れや。多くは、世間的なポーズとも受けとられる。

せやから、普通なら「相当の数のセールスチームが潰れていくと思います」と言うほど深刻に考えんでもええとは思うが「社は潰す方向でやっていると思います」というか、縮小する動きがあるのは、ワシも感じとる。

Q&A NO.78でも少し触れたけど、女性の勧誘員を急激に増やそうと新聞社サイドで画
策しとることでも分かる。

あんたの言う通り、本当にしょうもない拡張員だけを排除するのに繋がるのなら、それはそれで、ええことやとは思う。不良カードが原因で排除されるというのは自業自得やからな。

しかし、それとは別に、全国規模で拡張員の排除そのものを考えとるとしたら、ワシらとしても何か対策を考えなあかんかも知れんな。まあ、そこまでは考えとらんと思うけどな。

その辺りのことを知る意味で、例によって全国の現役新聞関係者の方々に、アンケートで、各地域の現状を問い合わせることにした。今回のアンケート結果が結構、重要な意味を持つかも知れんという気がする。

言い忘れたけど、今まで、こういうことがかけ声倒れに終わった原因は、今回のように地域の協定やったということがある。

何でかというと、普通に考えて、こうしたからと言うで購読者がその地域全体で減少するとは考え辛いということがあるからや。

インターネットの世界では新聞離れというのを強調しとる面があるが、実際に毎日、勧誘しとるワシらから見れば、そういう無読層というのは、まだまだ少数や。いずれは、そうなるのかも知れんがな。

日本は先進国というには、このネット社会の普及は世界レベルで言うてもそう高くない。一説には、ネット愛好者は3000万人を超えたと言われるが、裏を返せば残り1億人近くは参加しとらんということや。

日本人の気質として、急激な変化や新しいものに対する拒否反応というものがかなり存在すると思う。それに、現実問題として、ニュースを見るということに関して言えば、紙の媒体の方が圧倒的に手にしやすい。

特に、ワシなんかはインターネット初心者やから、パソコンを起動させてインターネットに接続してニュースサイトを調べるというのは、かなりな労力が必要や。

その点、新聞ならただ手にするだけで記事が目に入るからな。内容も若干、新聞紙面の方が詳しい。

せやから、楽観的かも知れんが、まだまだ急激な顧客全体の減少は考えんでもええと思う。今回のことが実行されようとされまいとな。

ただ、顧客の偏りが起きる可能性は高い。つまり、購読条件に差がなくなれば、その地域で力があり人気のある新聞に購読者が集中することが現実として起きるということや。

その場合、購読者の多い新聞販売店はそれでええとしても、その他の販売店はどうやろ。減少分がそのまま、他店に移行しとるというのが、納得出来る販売店がどれだけあるやろか。

大抵の場合、地域の協定は、現状で推移しとる場合は、それである程度はどことも納得出来るが、そのバランスが大きく崩れて来ると必ず、その協定破りのようなことが起きて来るもんや。過去にもそういうことは多かった。

もちろん、これは、販売店の問題だけやなく新聞社の姿勢にも大きく左右される。

購読者の減少を新聞社は理解を示すやろかということがある。いくら、口では顧客の減少は覚悟の上やと言うてても、今までが今までやから、ワシはそれを額面通りには受け取れん。

ワシは、その減少の責任は間違いなく販売店に押し付ると思うがな。責任を押し付けられた販売店は……あんたにはそこまで説明せんでも分かるやろ。

それが、過去のかけ声倒れになっとる大きな原因や。今回の場合、そのことが当て嵌まるのかは何とも言えんがな。

ワシもこのサイトをハカセと始めたおかげで、いろいろな地域の情報を知ることが出来るようになった。

恥ずかしい話やが、理屈では関西と東海方面の一部くらいしかこの業界の事情は把握してないと言うことは承知のつもりやったけど、いつの間にか、この業界のことをすべてを知り尽くしたと自惚れとったようや。

あんたのメールに「4月1日より」というのがあったけど、それは、新法の個人情報保護法が全面施行される日やけど、今回のことはそれと連動しとるのかな。

ワシの所属団では、その個人情報保護法についての注意というか、簡単な講習のようなものがあった。

その意味での不良カード徹底廃止運動とは言うとったけど、もともと、ワシらのとこはそれほど問題を起こす人間も今はおらんから、厳しくというほどでもなかったがな。

他もそういうことなのかなということも含めてアンケートで何か分かるかも知れんけどな。因みに今回、依頼したアンケート内容は、あんたの相談メールを抜粋して紹介した上で作成した。


今回の質問です。

1. 現在、そちらの地域で同じようなことが行われていますか?このことが、特定の地域  なのか全国的なものかの違いが知りたいので。
2. 新聞社からのこのような件に関して通達はありますか?
3. この件に関して、ご意見がありましたらお聞かせ下さい。


回答が寄せられたのは、地域で九州、関西、東海、関東、東北の各地。全国紙と地方紙の新聞関係者の方々や。いつものことながら、本当に有り難いことやと思う。この場を借りて礼を言わせて頂く。

この結果は、見事なくらい、それぞれで意見が分かれとった。そして、今更ながら、ワシが常に言うてる拡張の仕組みや形態は、新聞社や各地域、各販売所、各拡張団毎にそれぞれ違うということを再認識させられることになったと思う。

これから、それらを紹介しながら、あんたの質問にも答えようと思う。

まず、あんたと非常に近い関東地域の販売店店長の回答から紹介する。


質問の件ですが、団の爆カード撤廃は全国的なものと認識しております。1契約につき金券(500円)9枚迄と聞いております。団・専業員に限ることなく全員です。

新聞社からの文書・口頭での通達は一切ありません。いずれにしても金券類を配るなど本来の普及活動に対しおかしな話ですし、今までやっていたサービス自体が間違いだと思います。

要するに団のカード料が高いから置き勧や爆カードが出来るのです。お客様にどんな付加価値をつける事が店として出来るのか、新聞を通して新聞社・販売店として情報に関するサービスの提供や地域サービスの向上などありとあらゆる事が考えられると思うのですが、そのことから、金券の撤廃に向けた動きが望ましいです。

又、有能な外交員さんには店として取り組んでる事を武器に拡張が出来れば本当に良いと思います。


新聞社も同じで地域も近いせいか、あんたの言う状況と似たような回答やった。

次に、関東のある団の団長さんから寄せられた回答も続けて紹介する。ここはまた違う新聞社や。


当地区では昨年くらいから電話拡張が増えてその効果もありますが、逆に顧客から迷惑電話とも言われてクーリングオフが増えていますので、各販売店のデータを4月から出さずに電話拡張を減らしていく方向のようです。

また販売店などでテンプラカードなど多い団(大きな団)はハカセの言ってるその話とは別のようですが張料が高いので排除またはどうにかするらしいとか噂くらいしか当地区では出てません。

今回の回答について、他社の団の班長さんから話を聞いたら○○県の知ってる店舗で、相談の内容と同じかもと言われました。その団は団長さんが店舗経営しており情報は多い所なので本当だと思います。


ここで、同じ地域であっても、新聞社の違いで取り組みが若干、違うということが分かった。

ただ、同じ新聞社系列で同じ関東地区の販売店の専業さんから寄せられた回答やと、また違う答えになっていた。


メール拝見しました。ウチの販売店(都内某区)ではそのような対策は聞いたことありませんね。

4月1日よりということなので、社から店まで話しが来ているとしたら、とっくに店員の所まで来てても良いと思うのですが。

もしこれからそのような話が出てきたらお知らせしますね。


これから、推察すると、あんたの所の取り組みは、関東方面でも、すべての店舗というわけでもないようやな。

しかし、そうかと思えば、東北の販売店の専業さんからの報告には次のようにあった。


1. 現在、そちらの地域で同じようなことが行われていますか?このことが、特定の地域か全国的なものかの違いが知りたいので。
   
  全国的なものと聞いております。

2. 新聞社からのこのような件に関して通達はありますか?

  扱いの紙ではないのでちょっと判りかねます。

3. この件に関して、ご意見がありましたらお聞かせ下さい。

この「爆カード」に関しては「暴カード」とも呼ばれ目に余る無謀さだとおもいます。本社の130周年(?)の上での企画であったにせよ、永遠のテーマ「おきかん」で読者を獲得の話も○○の田舎でも聞こえています。あまりに甘い汁を吸った読者がこれからどのような反応を見せるのかが正直怖いところであり、悩みでもあります。


続けて、これも東北の拡張員の方からの報告や。


ご質問の件ですが、バク禁は、○○新聞130周年記念終了後、全国的に広がっています。

○○社も減紙覚悟の徹底ぶりです。これは、4月から施工される個人情報保護法が最大の要因です。

○○社、販売店、拡張員。このつながりはゲンさんなら一番ご存知でしょうが、一見、関係ないように思っている人も多いですが、本社販売担当員が部数減の販売店に圧力をかけ販売店は拒む事ができず心とは裏腹にセールスマンを受けいれていますよね。

契約は販売店から、セールスマンが業務委託をうけたかたちで客と店の契約になります。

この際、業務委託契約書を携帯して拡張しなくては店にセールスマンが入店できなくなります。(4月からですが・・・)

資料の紛失、個人情報の漏洩防止などなどいろいろ誓約書に書き署名捺印しなくては拡張できなくなるんです。(表向きだけですけど・・・)

変な客に法律を逆手にとられ「なんで俺の家に拡張に来たんだ」「なんで俺が○○新聞を購読していないことを知っているんだ」こう客に法律的に責められた時、業務委託契約書があれば店から委託を受けているから情報を知っているといえますが、それが無い場合は最悪、店が50万円以下の罰金もしくは懲役になります。

業務委託契約書には、景品も細部にわたり記載されていて厳守しないカードは無効になります

以上の事は、新聞社販売局より通達されています。

自分の印象としては、130周年記念が終わった今、新聞社は異常なぐらいに個人情報保護法を危惧しています。

いままでは拡張員がわるさしてあげたカードでも部数至上主義のなか、店も新聞社も拡体も知らん顔していましたが、これからはそれが通用しなくなります。(表向きですが・・・)

自分は、いままでどうりの拡張をしていればなんの問題もないし真面目に拡張している人は心配ありません。店も置勧しているセールスチームを心配する必要は無いと思うしそんなチームに頼っていないと思います。

いい加減な団は淘汰されると思いますが、真面目に頑張っている人はやりやすくなるとおもいます

登録抹消は、言葉の解釈の違いかも知れませんが抹消されるのではなく、わるさしたらその旨、記録されます。

ビール券の件ですが、もともと、自分は、ビール券はあまり使わない拡張方法でやっているから心配していないのですけど、枚数規定はそれぞれの店によって若干の違いがあります。

ビール券で購入できるのはアルコールだけではありませんよね。。。

だから自分は、味噌、醤油、サラダ油、発泡酒などなど、あらゆるものを手提げ袋に入れて、歩いて拡張しています。


この人の意見は、ワシと同じ新聞社ということもあり、良く分かる。それに、ワシの言いたいことをかなり代弁してくれとるように思う。

ワシのアドバイスと結論は、最後に言うが、不正行為にさえ走らなんだら、何の心配もないということやな。

同じ東北地方でも、地方紙の販売店の専業さんからの話やと、次のようなことらしい。


1、行っていません。
2、ありません。
3、私のところでは、いつも同じ人が来ています。金券に関してはその人にまかせています。ようするに自分持ちのようです。

更新にいくとお客さんはぬいぐるみなどさまざまなものをもらってるようです。お客さんへの贈り物に関しては個人の思慮に任せるべきだと思います。


ここは、専拡さんが入っとるということやろな。こういう所は、どういう状況になろうと、あまり関係ないかも知れんな。

もともと、販売店と専拡は信頼関係で結ばれとるから、その専拡が悪させん限りは問題は起きんやろと思う。

ひょっとしたら、こういうのが理想の拡張形態かも知れんな。しかし、そういう人材の確保が難しいやろけどな。

次は、関西のある新聞配達員の方の意見を紹介する。ある意味、切実かも知れん。


今回の質問は、ちょっと分かりません。

店の人からそういう話を耳にした事はありませんが、わたしは営業に全然関わっていないので…

ただ、一部いくらで仕事をしてる人間としては、部数が減るのは痛いですね…たくさんのサービスを要求する読者といえど読者は読者ですから…


配達員と言えど、噂話くらいは聞くはずやと思うから、聞いてないということは、ここらでは、それほど問題にされてないということかも知れん。

それにしても、配達の人は1部配る毎に、いくらということらしいから、こういうことで、その部数が減るということは、かなり響くことやろなとは思う。

この人の言う「たくさんのサービスを要求する読者」というのは乞食読者のことやと思うけど、例えそうであっても「読者は読者ですから…」と言われとる所に切実さを感じる。

そういう読者を切り捨てることにより部数が減る事への危惧や。いろんな考え方もあるやろけど、こういう人の存在を忘れたらあかんと思う。

何しろ、新聞関係者ということで言えば、こういう人たちが一番多く、そして、支えとるんやからな。


最後に、九州の全国紙販売店の店長さんから寄せられた回答を紹介するけど、正直、ワシはこれが、この業界の未来に一番近い姿やないかと思うた。

ただ、この店長さんも危惧されとるようやが、力のある拡張員が減っているらしいというのが、ちょっと、気にかかるがな。


まず、こちら九州地区では、上方のような営業チーム形態(団組織)ではないのです。組織としてあるのは、社が出資したチーム(50名程度)と店と社で出資して作ったチーム(70名程度)です。

地区によって、使うチームは異なりますが、ほとんどの営業は飼いならされている、と、いえばゲンさんは怒るでしょうが、不良セールスとよばれる方は、おおむね、すでに淘汰されていきました。

その中で、拡さんと呼ばれるような、強い方は減り、弱い人が増えています、残念です!

私たち、と、言っていいのか分かりませんが、こちらでもチームで請負的な、まとめ作業はあります、多分そちらのような、団に大掛かりに頼むということはありません。(こちらは、店の規模が小さいと言うこともあります。)

またそうしたカードは、不良カードの可能性があるものも多く入るでしょうし、延長はほとんど利きにくいとおもいます。

もともと外注セールスでも、フリーでなく案内が中心で、どんなセールスか分からない人をエリアでまわしたりしません。フリーでもお願いする場合は気心がしれてからです。

さて、本題ですが

@ もちろんありません。
  
A ありません。

B 問題は、4月からの個人情報保護法によるものが強いと思います。 一般的にそういうセールスさんは、読者情報を守るなとどという発想も低いと思われがちではないですか?生意気なことを言いました、ごめんなさい。

クリーンな営業でイメージアップは必要です。もちろん、奇麗事ではないことは承知です。拡さん力を備えた営業マン! それは、とてもとても難しいことですが。

これからのことを思うと仕方が無いように思います。だから、ゲンさんの講義が参考になり、好きです。


以上が寄せられた主な意見や。総括すると、かなり厳しい状況に置かれた所と、それほどでもない所、すでにそういう経緯が過ぎ去った所といろいろや。

新聞社の対応も、その地域毎での違いが見える。ただ、今の状態がこれからどうなのかというのは、やはり、もう少し様子を見んことには分からんやろとは思う。

ただ、不正、不良カードに普段から手を染めとる者にとっては、かなり厳しい状況やとは思う。もっとも、今まで、そんな人間のやりやすい環境やったというのが異常なことではあったんやがな。

最後に、あんたの『生き残るのは、本当に腕の良いセールスマンが多くいるチームくらいだと思います。ゲンさんのチームがもし当地区であったならば生き残れますか?』と言う質問に答える。

生き残るのは、何も腕が良うないとあかんとは思わん。不正さえせんかったらええことや。そういう営業を身につけたらええだけのことやと思う。

ワシとこのチームが、そちらで生き残れるかということやが、ほとんどの者は問題はないと思う。脱落者ゼロではないやろけどな。

普通、こういうことになると、大抵はピンチと考える者が多いようやけど、ワシは、チャンスと捉える。

あんたの所に相談に来た団長さんに伝えて欲しいが、ピンチとかマイナスの思考になった時が本当に危ない状態なんやと。心配しても何の力も湧いて来ん。逆にチャンスやと思えばやる気も倍増するもんや。

実際、えげつない人間がやりにくいということは、裏を返せば真面目な人間にとってはチャンスということやからな。

また、爆カードに手を染めてるのやったら、今日からでも止めることや。それが出来ん者は、所詮、この世界では生きて行けんと思う。

どんなことでもそうやけど、時代や状況が変われば、それに合わせな生き抜くことは出来ん。拡張の仕事は営業やという原点に返ることや。

営業やから、純粋に売り込んで利益を得たらええ。そう考えれば、自然に爆カードとは縁が切れるやろ。

もっとも、いくらワシがそう力説しても、分かる人間にしか分からんやろけどな。


ご感想・ご意見・質問・相談・知りたい事等はこちら から


Q&A 目次へ                                    ホームへ