新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.810 こういう事はバレてしまいますか?
投稿者 great さん 投稿日時 2009.11.30 PM 10:41
はじめまして。
最近このサイトを知り、見させて頂いています。
早速質問なのですが、自分は以前にA紙に一件、Y紙に二件勤めた事があるのですが、今度また他の販売店に面接を受けに行こうと思うのですが、恥ずかしい話、過去の販売店で飛んでる経験があります。
こういう事はバレてしまいますか?
また、未経験で面接を受けようと思ってるのですが、これもバレてしまいますか?
長々とすいません。
宜しくお願いします。
回答者 ゲン
『こういう事はバレてしまいますか?』ということやけど、その地域の事情やあんたの飛んだ(逃げた)理由、および面接する販売店の姿勢にもよるから、一概には言えんと思う。
一般的に、その新聞社の管轄内にある新聞販売店、もしくは同じ販売店協力会に属する販売店へ就職する場合は問題を起こした従業員の情報を共有しとる可能性が高いから、履歴書の名前で引っかかるおそれは十分にあると考えといた方がええ。
これが他紙の販売店やその新聞の管轄外の販売店やとそこまでの情報はないやろうと思うがな。
しかし、あんたのその『飛んだ』理由次第では、勤めていた販売店の経営者が警察に通報、または被害届などを出しとるような場合もあるから、それやと発覚する可能性は高いと思う。
新聞販売店へ就職する場合、免許証の提示は絶対やさかい、それを警察に照合されたらごまかしようがないさかいな。
もっとも、面接に行った販売店がそこまですると仮定した場合の話やがな。普通はそこまですることはないと思う。保証はできんが。
ちょっと前までは、この業界は慢性的な人手不足に喘いでいたから、たいてい大した身元調査などなくて応募してくれば、ほぼ即決で決まってたもんやが、最近はそうでもないらしい。
長引く不況により、にわかに新聞販売店への求職者が急増しとるということで、応募者を選別しとる所の方が多いという。特に関東方面で、それがより顕著とのことや。
Q&A『NO.804 何故でしょうか?』 というのが、その典型的な例で、この方は結局、販売店への就職が決まるまでに数十軒もの面接を繰り返したと話されていたさかいな。
これを見る限り、現在の就職氷河期というのは尋常でないというのが良く分かる。
せやから、あんたの過去の所業が発覚せんかったとしても、なかなか就職するのが難しい職場になったというのは覚悟しておいた方がええと思う。
例え面接で断られたとしても、それが過去の所業のせいとは限らんさかいな。
『また、未経験で面接を受けようと思ってるのですが、これもバレてしまいますか?』というのは、バレるバレへんに関係なく、新聞販売店への就職に関してはあまりそういうことは考えんでもええのやないかな。
確かに新聞拡張団の場合は、どことも経験者を排除しようという流れにはなっとるが、新聞販売店では、逆に経験者という方がええと思うけどな。
使う側の立場で応募者を選別する場合、まったくの素人より経験者の方を選びたいと考えるのが普通やさかいな。教えることも少なくて済むわけやしな。
いずれにしても、自分で可能性の高いと思う方法で面接に行くしかないと思う。少々、断られてもあきらめずにな。
それでめでたく販売店に就職できたら、過去の轍を踏まんように真面目に仕事することやな。せやないと、結局は自分で自分の生きる道をふさぐことになりかねんさかいな。
書籍販売コーナー 『新聞拡張員ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集』好評販売中