新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
NO.853 ハカセさんの訪問営業への対処法について
投稿者 NONさん 千葉県在住 投稿日時2010.2.18 AM 0:29
こんにちは。NONです。いつも拝見しています。
また投稿させていただきます。
このサイトは、新聞のみならず、他業種の営業員にとっても道標になっているものと思います。
そこで、前々から気になっているのが、ハカセさんの訪問営業への対処法です。
ハカセさんは実際、訪問営業が来たら、どう対応されるのでしょうか?
私の場合は徹底無視で応対しませんが、ハカセさんも居留守やドアフォンキックを使うのでしょうか? 基本的に話ぐらいは聞くのでしょうか?
また、断るときはどのような言葉で断るのでしょうか?
正直、私は、相手が訪問営業という手段を用いた時点で、本当に客のことを思っているのか疑問を抱き、感じ良い態度も偽りに見えてしまいます。相手がゲンさんほどの営業員ではないというのもありますが。
特にハカセさんの場合は、訪問営業員は、同時に仕事の妨害者になると思いますが、ハカセさんは、そこから営業員に真心を感じ、契約に至ることはあるのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答者 ハカセ
『ハカセさんは実際、訪問営業が来たら、どう対応されるのでしょうか?』ということですが、そのケース毎でいろいろですね。
『ハカセさんも居留守やドアフォンキックを使うのでしょうか?』というのは、居留守のようなことはしませんが、ドアフォンキックは相手次第で使うこともあります。
『基本的に話ぐらいは聞くのでしょうか?』というのも、その相手とこちらの状況次第ですね。
『また、断るときはどのような言葉で断るのでしょうか?』というのも、ケース・バイ・ケースとしか申し上げようがありません。
『特にハカセさんの場合は、訪問営業員は、同時に仕事の妨害者になると思います』というのは、確かにこのサイトを始める前まではそうでしたが、今はその彼らと話すのも仕事のうち、生きた情報を得る一つの手段だと思って、できる限り付き合うようにはしています。
そうは言っても最初の段階で、その値打ちがないと思えば早めに切り上げますが。私は皆さんが思っている以上に気の短い人間ですので。
そして、残念ながら大半の訪問営業員さんから得られるものは少ないですね。
もっとも、今の私はゲンさんとか、このサイトに協力して頂いている多くの素晴らしい実績と考え方を持っておられる業界関係者、およびその他の営業関係者の方々と関わっているため、私の求めるハードルが高すぎるのかも知れませんが。
『そこから営業員に真心を感じ、契約に至ることはあるのでしょうか?』というのは、あると言えばありますね。
ただ、私は売れないしがない文書屋で貧乏ですので、そう感じたからといって闇雲に不必要な物は買えません。
最低限度、その必要性が認められるということが条件になります。それと懐具合との相談ということもありますが。
まあ、新聞の場合は、こういうサイトをしている手前、その情報を欠かすわけにはいきませんので複数紙講読はしていますが。
それ以外での訪問業者ということになると、布団や浄水器といった物品セールス、保険の勧誘、車のセールスマン、ネットの接続業者というのが比較的多いですね。
訪問業者ではありませんが、宗教関係の勧誘というのも結構あります。
『前々から気になっているのが、ハカセさんの訪問営業への対処法です』ということですが、私自身は特別なことをしているという意識はありません。
一般の皆さん方と同じだと思うのですが。
参考になるかどうかは分かりませんが、普段私がしている対応を列挙してみます。
1.第一声で判断します。
インターフォンが鳴ると、書斎の机の横に、その受話器を設置しているので、手を伸ばして「どちら?」と聞きます。
それで、覇気のない返事をするとか、目的をはっきり言わないようだと「結構です」と言って無視します。
そういう営業マンは、こちらの希望する人とは違う場合が多いですから時間の無駄になると経験的に知っていますので。
一部の営業関係者の間では、そうすることで玄関口に出て貰える確率が高くなると考えられているようです。誰が来たのかと訝(いぶか)って、それを確かめようと出てくるのだと。
そんな見え透いた手には乗りません。
反対に、堂々と明瞭にはっきりと話す営業員さんの場合は、一応、その話くらいは聞いてみようと考え、応対することもあります。
2.インターフォンを連打する人間には怒って怒鳴ります。
これは当たり前ですね。ただ、この場合はインターフォンに向かってではなく直接、玄関口に行きます。
というのは、私の声は、どうも多くの人にとって極端に若く聞こえるらしく、声だけで返事した場合、その営業員の中には若い人間と勘違いするのか甘く考えて「表に出て来い」などと玄関先で大声で喚く者が過去に数人いましたので。
総じて、そういうのにまともな人間はいません。当然のように、そういう連中は有無を言わせず追い返しますが、うっとうしいことには変わりません。
それが原因で、『新聞勧誘・拡張ショート・ショート・短編集 第2話 男の出会い』 にあったようなヤクザ上がりの勧誘員と喧嘩になる場合もありました。何の自慢にもなりませんが。
ただ、そんなことをすると、その場はそれで済んでも、その後、苛(いら)ついて仕事が手につきませんので、結局、大きな時間の無駄、ロスになります。私自身の身体(持病の心臓病)にも良くありませんし。
それよりも、玄関口に姿を現すだけで、外見は「それなりのおっさん」ということもあり、滅多なことで変な言いがかりをつけられることもなく追い返せますので。
それに、「怒鳴る」という行為は現実的には結構効果があり、これを長く続けていたことで新聞の勧誘員さんだけではなく、その他の訪問販売業者の人たちの間で、いつの間にか「あの家の人間はうるさい」という風聞が拡がっているようです。
ここ数年、その手の人がほとんど寄りつかなくなっているのは、そういうことではないかと思っています。
もっとも、だからと言ってお勧めできる方法ではありませんが。それをすると、相手次第では、とんでもないトラブルを引き起こすことにもなりかねませんからね。
3.相手の目を見ます。
応対に出た場合、必ずその人の目を直視します。それで多くの場合、どんな相手か判断できると思っていますので。
営業員ですから物を売り込もうとするのは当たり前のことです。そのための手段、トークについてはそれなりに理解しているつもりですので、少々の言動には我慢します。
要はどこまで、それに対して一生懸命取り組んでいるかというのが、私の評価ポイントになります。それを聞くに値するかどうかの判断基準として。
ただ、私が、いくら「いい」と評価したとしても、先にも言いましたように何分にも私自身が貧乏人ですから、その売り込む商品を買うことができない場合があります。
手持ちに余裕の金があり、ほしいとその場で思えば購入することもありますが。
しかし、私もゲンさん同様、ローンで買うとかカードの分割払いで買うということが嫌いですので、そういう方法での購入の場合は、どんなものであっても断るようにしています。
手持ちの金がその場になく、仕方なくクレジットカードを使う場合でも1回分の支払いのみと決めています。
それ以外で買えない場合は正直に、そう言います。私は軽はずみな約束はできないタチ(性質)ですので、「後日、金ができたら買います」というようなことも一切言いません。期待を持たせるようなことも。
その時点でできないと思えば、ただそれだけを伝えます。
その後、どうされるかは、その営業員さん次第ですが、そう言って断った人で何度も来られるというケースはありませんでしたね。
ですので、しつこい営業に悩まされて物を買ったという経験は今まで皆無です。もちろん、脅されて買わされたということもありません。
4.断ると判断した場合は、はっきりと断ります。
その売り込む商品、例えば、布団であるとか浄水器、消化器などは、その営業方法に関わらず、最初の段階ではっきりと断ります。
それを承知で営業をかけて来られる人で、聞くに値すると思えばそうしますが、どんなに上手く説得されても、それによっていらない物は買いません。買ったこともありません。
ゲンさんも良く言っていることですが、不必要な勧誘に対しては毅然として断るというのが、一番の対処法だと私も考えます。
忙しくて応対する時間がない場合も、「後にしてくれ」というような中途半端なことは言わず、はっきりとその場で「いらない」と断ります。
「後にしてくれ」と言って、そのとおりにされた場合、再度「帰ってくれ」とも言いにくいですしね。どんな状況であれ、その場で対応できない場合は、その場で断っておきます。
大体以上のような感じですが、答えになっているでしょうか。
ただ、最近、一頃に比べて訪問販売の方が極端に減ったように感じていますので、今はそういった内情も知りたくて、その手の方の訪問を待ってはいるのですが、そういうときに限ってなかなか来られませんね。
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