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NO.90 こんなマイナ−(ある意味メジャ−!)な職種のHP、反響があるんでしょうか?


投稿者 Kさん 拡張員(セールス・スタッフ)四国在住 投稿日時 2005.4. 9 AM 1:39


ホ−ムペ−ジを興味深く拝見しました。申し遅れましたが、四国で拡張をしているKと申します。私がこの業界に足を踏み入れたのは、もう15年も前の事です。

面白おかしく体験談を書かれていますが、同じ現場で働く者として、げんさんのご苦労は察するに余ります。

げんさんが言われる通り、世間的には認知されていない業界ですが、世間の認識が少しでも変わる様、ス−ツを着、身だしなみに気を使い、何より息子に恥ずかしくない親父で有りたい。

遠い四国に、こんな普通の拡張員が居る事を解って頂ければ幸いです。げんさん、頑張りましょう。げんさんと酒でも飲めたらきっと楽しいでしょうね・・・・・。

ところで、失礼な質問かも知れませんが、こんなマイナ−(ある意味メジャ−!)な職種のHP、反響があるんでしょうか・・・・・・・・?


回答者 ハカセ


ゲンさんも、当初、Kさんと同じような疑問を持たれてました。こういう拡張話なんかは誰も見ないだろうと。

私はゲンさんの話は面白く何より人間的な魅力にあふれた人ですから、上手くその話を伝えることが出来れば、そこそこの反響は期待出来るのではないかとは思っていました。

ただ、私は今までHPの制作というものをしたことがありませんでしたので、素人同然でスタートせざるを得ない状態でした。未だにその域から抜け出せないでいます。

当初、試行錯誤はそれなりに繰り返しました。ネットサーフィンをすること自体は昔から好きでしたから、他のHPは多く見て来ました。特に、このHPを作成しようと考えてからは、その関連すべてを見て廻りそれなりに勉強もしたつもりです。

私もある程度、承知していたことではありますが、やはり「拡張員」というテーマで扱ったHPの多くはバッシング的なものばかりでした。擁護とまではいかなくても、その立場に立った見方すらどこにも存在しません。

過去に拡張員をされていた方のHPも2,3ありましたが、いずれも業界の暴露や自虐的な話に終始されていました。もちろん、それはそれで面白く意義のあることだとは思いますので、批判するつもりはありません。

ただ、私はゲンさんの話を聞いているうちに、それだけで済ませては勿体ないと思うようになりました。ゲンさんの話は必ず人の役に立つと当初から信じていたからです。

しかし、問題は私がそれをどれだけ伝えることが出来るかです。

私は、しがない物書きで長年食って来ました。つまり、私に出来ることは、多少の文章が書けるということだけです。それなりに勉強というか文章修行を積んだこともあります。それで、その程度かと思われても困るのですが。

どこのHPを見渡しても、皆カラフルというか凝っているものばかりが目につきます。いくらゲンさんの話が面白くても、文章だけしか書けない男のHPをどれだけの人が見るのだろうという思いはありました。

見て貰えなければ当然ですが、何も伝わりません。私は、思案した結果、ある答えに辿り着きました。ゲンさんの普段の会話を極力再現しようということです。それで、関西弁でのHPとすることを思いつきました。

そうは思っても私にとってそれは容易なものではありませんでした。私も関西人ですから、関西弁については今更、それほど勉強しなくても分かります。

ただ、それを文章に直すとなると、最初はかなり抵抗というか難しいということを実感しました。書き慣れてない文体というのもそうですし、文法を多少無視するということも起きてきます。

今は、それらにも慣れ、それなり書きこなすことが出来たと自分では思っています。もちろん、その評価は読者に委ねるしかありませんが。

そんな努力?が功を奏したのか、反響は、このHP開設当初からありました。

信じられないことに開設、3日めにして読者からのメールが届きました。その日、アクセス数は800ほどもありました。

後で知ったことですが、Googleの検索サイトに「拡張員」のキーワードで第2位となっていました。おそらくそれが、このサイトの認知につながったと思います。

これに関しては、特別なことは何もしていません。そういう知識や方法も知りませんでしたから。ただ、HPの開設時に誰でもする検索サイトに一度登録しただけです。

その後、約1ヶ月後にYhooの新着トピックスに紹介され、いつの間にか、主な検索サイトすべてに掲載されるほどになりました。結果、アクセス数も飛躍的に伸びました。

その中でも、GoogleとYhooに掲載されたことがやはり大きいようです。Googleにはページランクという評価があるのですが、当HPはランクを4と評価されてます。人気のあるランクということのようです。

Yhooでは『拡張員』というキーワードで検索すると、登録サイトとして表示されるのは、このHPだけです。これは、大変なことのようで、ある読者からそれについて、こう教えて頂きました。

『Yahoo!に掲載されるには、相当、他を圧倒する特長がなければなりません。サイトに特殊性(拡張員のことを正面から採り上げているサイトが他にない)があり、なおかつ、コンテンツが濃い、読みやすいという点が、Yahoo!の担当者にウケたんだと思います。

親しみのある関西弁、親身な態度、格言のような教育的要素、ボリュームが大きいなどなど、ご自分では気づかれないかもしれませんが、それだけ世間から情報価値が高いと認められたということなんです』

何をもって反響とするかは、それぞれ意見も異なると思いますが、私は読者から頂くメールの数が一番端的な現れではないかと思います。

人によれば、アクセス数の多さを上げるようですが、私はそういうものにはあまり拘りません。もっとも、あまり少なすぎるのも、やはり意味がないとは思いますが。

それよりも、直接的なメールを頂く方が、それなりに反響があるというのを実感出来ます。ですから、ある意味、姑息にすぎるかも知れませんが、全ページにメール・ボックスを設置してメールを頂きやすいようにしているつもりです。

今日(4月11日)現在、開設から9ヶ月余りですが、頂いたメールの総数は579通にもなります。人数にして284名。内訳は、一般読者204名、拡張団、拡張員31名、販売店関係38名、新聞社関係3名、その他(中傷メールなど)8名です。

これは、私にしても想像のらち外の多さです。そして、これからも確実に増えるものと期待しています。

実は、私はせっかく頂いたこれらのメールを埋もれさせるには惜しいと思い『読者の声』のようなコーナーを近日中に設置するつもりにしています。

それぞれ事情もありますし、そのすべてを紹介出来るかどうかというのは難しいとは思いますが、中には素晴らしい内容を送って頂いている方も少なくありません。

今にして思えば、最初からそういうコーナーを設けるべきだったと後悔しています。ただ何度も申しますように、素人同然で初めたものですから、余裕と言うものがあまりありません。行き当たりばったりの試行錯誤を繰り返すのが精一杯だったのです。

ゲンさんの話にしても、それをすべて伝えるには、まだまだほど遠いのが現状です。それほど、ゲンさんの話は奥深く物量、内容とも豊富だということです。

私は、ゲンさんの話を一通り書き上げてから、サイトのこともいろいろ考え工夫しようと思っていましたが、それは当面あきらめました。いつ終わるとも知れないくらい書くことはたくさんあります。ですから、今は、ただ書き続けるだけです。

ただ、もう少し見栄えのいいHPにはしたいなとは正直思っています。当初、そのあまりのみすぼらしさを見かねられて、バナーすらなかったこのHPのために、相互リンクさせて頂いているメルマガ『雑科屋さん』の発行者、スタジオ有さんからバナーを作って頂きました。

このスタジオ有さんはプロのデザインを手がけておられるだけあって、私では到底作れないほど高度なものを作って頂きました。もちろん、気にいっています。しかも、これほどのものを無料でという有り難い申し出でした。

その後、このバナーの取り込み方とかを教えて貰う内に、画像の取り込みも多少出来るようになり『リンク集』や『トピックス NO.2 当HP登録検索サイト一覧』も、それなりににぎやかにはなって来ました。

話が少し、逸れてしまいましたが、どの程度が反響と呼べるのかというのは難しいとは思います。私は現状でも十分、反響があると確信しています。

そして、これからも、このHPを続ける限り、いつかきっと大きな反響を生むものと信じています。『継続は金です・・・ 今後も期待しています』という言葉を読者の方からも寄せて頂いています。正に、その通りだと思います。

その結果、世間の評価は必ず変わるはずです。そのことに当サイトが少しでも役立てばと考えています。

そのためには、Kさんのような方が一人でも多く必要になります。そういう意味でこれからも、ご協力のほどよろしくお願いします。

最後に、一緒にお酒をと言うことでしたが、ゲンさんも機会があれば是非ということでした。ただ、Kさんは普段、どういうところで飲まれておられるのかは知りませんが、ゲンさんはその方でもちょっと、変わった人ですよ。

私も何度か一緒に行きましたが、彼はカラオケとか女性のいるスナックのお店というのは苦手というか、嫌いなようです。大人数というのも乗り気じゃなく、団の方ともあまり飲みには行かず、大抵は一人が多いということです。

私は好きですがね。特にカラオケはマイクを持って離さないたちですから。もっとも、今は酒の方は持病のため医者に止められているので雰囲気を味会う程度しか出来ませんがね。

ゲンさんに連れて行って貰った店は、当然、カラオケなし女性なしで、代わりにいかつい姿のバーテンさんが一人おられるようなお店でした。プロレスラー顔負けの巨体にスキンヘッドです。

以前、何をされていたのかと詮索したくなるほど、強烈な印象がありました。何も知らず迷い込んで入ったら、私ならすぐ退散すると思います。普通の人なら酔いも醒めるのではないでしょうか。

しかし、今更ながらつくづく思いますが、人は付き合ってみないと分からないもので、このバーテンさんの人柄の良さには驚きました。人は見かけによらないとは正にこのことです。

その話術の巧みなこともそうですが、何より博識なことには驚嘆しました。ゲンさんが気に入っているというのが良く分かります。この人のことも、何かの機会があれば書いてみたいなと思わせるようなそんな人です。

ゲンさんはウイスキー専門で、主にバーボン・ウイスキーが好きなようです。オールド・グランラッド114の12年物のボトルをキープされてました。それほど高級品ということではないようですが、たまらなく好きだとのことです。

そのウイスキーを飲んでいる姿は、映画のワンシーンを連想させる格好良さがあります。例えて言えば、ゲンさん自身が好きなブルース・ウィルスが一人でぶらっと酒場に入ってバーテンダーと軽くジョークを交えながらグラスを傾けているという趣のようなものです。

どうも、取り留めのない話になってしまいました。HP上でこういう内輪話をしたのは今回が初めてです。

いずれ何かの形で話たいなとは思っていたことですが、それをKさんの質問にかこつけてどうも長々と申し訳ありませんでした。

そういうことで、これからも頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します。また、ご協力のほどもよろしくお願いしたいと思います。


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