新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.935 最近、相談の件数が減っているようですが・・


投稿者 SHさん 投稿日時 2010.9. 6 PM 10:23


ゲンさん、ハカセさん、お久しぶりです。

最近、Q&Aへの相談件数が極端に減っているようですが、これは新聞業界のトラブルが減ったからでしょうか?

それともホームページの人気が落ちてきたということなのでしょうか?

ファンの一人として心配です。


回答者 ゲン


『最近、Q&Aへの相談件数が極端に減っているようですが、これは新聞業界のトラブルが減ったからでしょうか?』ということやが、どうなんやろうな。

このQ&Aへ相談されてこられるのは比較的、初めてその存在を知ったという人が多く、それは6年前のサイト開設時からあった傾向や。

たいていは、新聞に関係したトラブルに遭遇して困った方がネットで検索して、このQ&Aに相談されてこられるケースが多いと思う。次に多いのが業界関係者からの相談やな。

最後に寄せられた一般読者からの新聞勧誘、契約関連の質問は、7月31日の『NO.930 家族とは言え、無断で名前を使われた契約書は法律的に有効なのでしょうか?』やから、1ヶ月以上は、その手の相談がないということになる。

もっとも、その間に非公開を希望してきた事案が2件あるが、それにしても過去に例がないくらい減っとるのは確かや。

過去、3ヶ月に遡(さかのぼ)っても、一般読者からの新聞勧誘、契約関連の相談で公開しているものが5件、非公開が3件と、やはり常からするとかなり少なくなっている。

それは徐々にではなく、ここ最近、急にそうなっとる。

NO.895 最近Q&Aが更新されてませんが』とか『NO.926 長期に渡り更新されない場合の提案』 などといった今までにはなかった質問も届くようになったしな。

新聞勧誘、契約関連の相談の減少として考えられるのは、このQ&Aも6年が経過し、その相談件数が900件超になったということで、相談に訪れた人が、その参考にと似たような事案を探した場合、見つかるケースも多く、それらを見られて納得され、相談するまでもないと考えられたというケース。

そして、現在、業界では様々な理由で新聞の勧誘員そのものが激減しとるという状況にあるため、あんたの言われる『新聞業界のトラブルが減った』というケースや。

前者のケースは、このサイトを開設する当初から、その過去の事案を見ることで多くの人に役に立ち、参考になるはずやから、いずれは相談件数も減るやろうと漠然とではあるが考えてはいた。

後者のケースは、まだ今のところ、その傾向があるというだけで確かな事は、もう少し様子を見んことには分からんと思う。現在が、たまたまそうなっているだけかも知れんしな。

実際、今年の4月、5月頃は、ほぼ毎日のように相談があったさかいな。そのときと同じような状態がまた訪れんとも限らん。

いずれにしても、ワシらとしては、相談がない以上は、どうにもならんさかい、それを憂いても仕方ないと言えば仕方ないんやがな。

『それともホームページの人気が落ちてきたということなのでしょうか?』というのも考えられんことはないが、新聞関連のトラブルの相談では、ヤフー、グーグルといった大手検索サイトで真っ先に表示されとるのが、このQ&Aで、この手のサイトが他にないということからしても、人気のあるなしに関わらず、困っている人は相談してくるのやないかと思う。

アクセス数も、アクセス解析を見る限り、却って以前より増えとる傾向にあるから、事、人気という面では上がっとるのやないかな。確かなことは言えんが。

サイトを開設した当初からトップページなどの主なページにアクセスカウンターを設置しとるが、訪れた人が、それらのページにアクセスせん限りは数値として表れんということがある。

現在、サイトには1500超ものページが存在し、トップページなどを経由せず検索サイトで直接、個々のページに飛んで見ておられるという人も多い。

現在、トップページでのアクセス数は120万を超しとるが、全体としてはその数倍は確実にあるはずとのことやけど、サイトで使っている無料のアクセス解析では、そこまでは分析できんという。

例えば、旧メルマガ『新聞拡張員ゲンさんの裏話』 や『ゲンさんの新聞業界裏話』 などのバックナンバーのページやと、そのアクセスカウンターがなく、その中だけを見て回るという方も多くいと聞く。

そういうのは一切、数値としては表れんということのようや。

もっとも、メルマガの内容は総体的に長文やから、一つ見るだけでも疲れるやろうけどな。

ただ、常連の方の多くは、毎週金曜日に発行しとる当メルマガ『ゲンさんの新聞業界裏話』は見ておられるようやから、バックナンバーまで、もう一度見られるという方も少なく、新しいページが更新されていないと、訪れてもやはり面白くないということで、サイトからは遠のく人もおられるのやないかとは思う。

ただ、そのメルマガの読者は、少しずつではあるが着実に増えとるさかい、人気という面では却って上がっとるのやないかという気はするがな。

まあ、ワシもハカセも、その人気のあるなし、アクセスのあるなしにそれほど拘(こだわ)っとるわけやないから、どうでもええと言えば言えるがな。

人気はないより、あった方がええという程度や。そういうものに一喜一憂しても仕方ない。

『ファンの一人として心配です』と言うて頂けるのは有り難いが、ワシらは、今やこのサイトはライフワークの一つとしてやっとることで、ワシらの命の続く限り続けていくつもりやから、その点での心配なら無用やと言うとく。

例え、ワシらがくたばったとしても、今や立派な社会人になったハカセの長男、シン君にハカセが遺言としてサイトを存続するようにと厳命しとるというから、最悪の場合でもサイトがなくなる心配はないと思う。

もっとも、そのときには更新もできんし、相談しても回答が返ることもないやろうがな。

まあ、そんな心配を今ここでしても仕方ない。ワシらは、やれることをやれるまでするだけやさかいな。

そんなわけやから、あんたも気長に付き合ってほしいと思う。


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