新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.936 こんなことをやめさせる何か良い方法はありませんか?


投稿者 uh さん  投稿日時 2010.9. 9 AM 3:19


私は拡張員ではございませんが納得いかないことがあるのでメールさせていただきました。

私の知り合いは拡張員です。その人は店からデータを毎回出して貰って拡材も発泡酒ではなくビール、洗剤、今はいけないとされているビール券を扱っています。

本人曰わく、影で動いていると言っています。仕事は夜の2時間くらいしか回りません。

継続を取りに行くだけですので、入店以降はパチンコをしたり家に帰って寝ています。

自力で契約はとれない人でズルイやり方しか考えません。洗剤、ビール券、ビールは質屋に売りまともに働いていません。

それとたまに登録出来ないような借金して飛びまくっているような人に白叩きをさせて契約とらせてピンハネしています。

一生懸命働いている私からしたら許せません。

このことをどうにか新聞社にお話してやめさせたいのですが、知り合いなので私の名前を出されては困ります。

何か良い方法はありませんか?

ちなみに全てお金を置いての契約です。


回答者 ゲン


あんたの言われる『知り合いは拡張員』とやらの所業の中で、業界として責められる行為なのは、『今はいけないとされているビール券を扱っています』、『本人曰わく、影で動いていると言っています』、『全てお金を置いての契約です』くらいやろうと思う。

ただ、『今はいけないとされているビール券を扱っています』というのは、『ビール、洗剤』同様、販売店から出して貰っている、あるいはるビール券を使用することが、その販売店から公認されとるというのなら、その『知り合いは拡張員』には責任のないことやとは思うがな。

まあ、『本人曰わく、影で動いていると言っています』というのなら、内緒ということも考えられるが、それについては確かな証拠のあることなのやろうか。

その確かな証拠とやらを、まず掴むことや。

あんたは『どうにか新聞社にお話してやめさせたい』ということで、新聞社、おそらくは販売部に知らせたいのやとは思うが、そこへチク(密告)るのなら、具体的かつ動かぬ証拠というのが必要になる。単に、怪しい、そういうことをしとるようやという風聞程度では弱い。

『全てお金を置いての契約です』というのも同じや。こちらの方は、新聞社のみならず、新聞販売店、新聞拡張員の多くが認めてないことやろうから、それと発覚すれば、その『知り合いは拡張員』にとっては、かなりな痛手になる可能性があると考えられる。

単なる叱責程度では済まんはずや。

ただ、『仕事は夜の2時間くらいしか回りません』、『店からデータを毎回出して貰って』『入店以降はパチンコをしたり家に帰って寝ています』、『自力で契約はとれない人でズルイやり方しか考えません。洗剤、ビール券、ビールは質屋に売りまともに働いていません』、『それとたまに登録出来ないような借金して飛びまくっているような人に白叩きをさせて契約とらせてピンハネしています』という事も、あんたにとっては許せん事のようやが、それは新聞社にチク(密告)っても、どうにかなるもんやないと思う。

おそらく、「そんなことを言われても困る」と一蹴されるはずや。

それを言うのなら、その『知り合いは拡張員』を雇っている拡張団しかない。

一般論やが、その拡張団によれば、その『知り合いは拡張員』が、それらの方法で十分な成績を上げていて、拡張団に損失を与えていないのやったら、「ええ加減にしとけよ」という軽い叱責程度はあるかも知れんが、褒められた事やないにしても、あまり責められるほどの事やないと判断されるケースもある。

これが、大した成績も上げられずにそうしとるというのなら、どうかは分からんがな。

その場合は、それぞれの拡張団の「御法度」、「団則」によって裁かれるのやないかと思う。もっとも、拡張団と言うてもいろいろあるから、どういう裁きになるかは何とも言えんがな。

そういう連中ばかりが集まった拡張団なら、何のお咎めもないというのは十分考えられるし、反対に不正は一切禁止という拡張団なら、厳しい結果が予想される。

新聞社の販売部にチク(密告)って効果がありそうなのは、『全てお金を置いての契約です』ということやが、それと発覚すると、その使用者である拡張団が厳しく新聞社から叱責されるやろうから、その『知り合いは拡張員』も、その拡張団から同様に厳しく責められると考えられる。ヘタをすると、クビもあり得る。

あんたは『私の名前を出されては困ります』と言うておられるが、匿名で新聞社へチク(密告)るのは難しいと思う。

基本的に新聞社は匿名の通報で動くようなことはせんさかいな。新聞社が一番嫌うのが、それや。

例え、あんたの話に興味を示したとしても、『私の名前を出されては困ります』と言うた途端、相手にされんはずや。名前は名乗る必要がある。それを匿名にするかどうかは、その担当者とあんたとの話し合い次第ということになる。

それが新聞の記事、ネタになりそうな比較的大きな事案なら、新聞記者からの取材を受けることもあり、その取材源の秘匿という観点から、あんたの名前を明かさんということも考えられるが、この手の話やと、それはないやろうと思う。

十中八九、新聞ダネ、ニュースなんかにはならんやろうからな。

普通は、いくらあんたが、その証拠を示したとしても、その裏を取るために関係者にその事情を聞くくらいのことはする。その課程で、チク(密告)ったのが、あんたやということが、その『知り合いは拡張員』に知れる確率は高いと思う。

ワシの経験でも、チク(密告)った人間が誰か分からず、特定の拡張員がお咎めを受けたというケースは、ほとんど皆無に近かったさかいな。

インターネットの掲示版やないねんから、自分の身を安全なところに置いて、誰かをチク(密告)って貶(おとし)めようというのは考えん方がええと思う。その『知り合いは拡張員』がそうしとるということを知っとる人間は、当然のことながら限られるやろうから、それがあんたやとバレる可能性もその分、高くなるやろうしな。

それよりも、それが許せんのやったら正々堂々と、「お前、何しとんねん。ええ加減にせな上に(団に)言うで」と本人に直接、面と向かって言う方が、その行為を止めさせたいのなら、よほど効果的やと思う。

まあ、ワシは、そんな程度事で一々言うつもりはないが、それでも、どうしても許せんと思う事があったら、そうする。

チク(密告)るという行為は、それと知られれば、チク(密告)った人間自身の評価も下げることになり信用もなくすさかい、あまりせん方が無難やと考えるがな。

心配せんでも、そんな人間はいずれ墓穴を掘ると相場が決まっとる。いや、もう横着が染みついとる分、救いのない人間になっとるのやないかな。人間として終わっとると。

そう考えて、そんなアホな人間は相手にせず、あんたは今までどおり、一生懸命やっとればええのやないかな。

そんな愚にもつかんような拡張員をチク(密告)ったために、それがバレんやろうかと、ビクビクせなあかんというのも、つまらんと思う。

まあ、どうされるかは、あんた次第で決められたらええがな。


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