新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.944 契約期限が過ぎても、新聞が送られ続けてきます


投稿者 Kさん  投稿日時 2010.9.10. 5 AM 6:28  


はじめまして。Kと言う者です。

自分は今、Y新聞をとっているのですが、今年の7月から9月まで契約をとっていました。

でも、契約期限が切れた今でも新聞が送られ続けています。

一応、支社や本社に問い合わせの電話を入れてみたのですが、折り返しの電話をかけてくると言っていたはずなのに、一向にかけてくる様子がないんです。

いつまで新聞が送られ続けるのか、不安でしょうがありません。

どうすれば、新聞を止めることができるのでしょうか?


回答者 ゲン


『一応、支社や本社に問い合わせの電話を入れてみた』ということやが、それは販売店の本社、支社ということかな。

グループ販売店会社の本社、支社に電話して、そのままというのは、あまり対応のええ販売店とは言えんな。タチの悪い店の可能性がある。

それが新聞社のことなら、特にその苦情係に苦情として電話した場合やと、すぐ当該の販売店に連絡を取るはずやから、その当該の販売店からあんたに連絡が入るか、直接、やってくると思うがな。

もっとも横着な販売店やったら、それでも、ほったらかしにする可能性もあるがな。

いずれにしても早めに対処しといた方がええ。

『契約期限が切れた今でも新聞が送られ続けています』というのは、三通りのことが考えられる。

まず、一つ目は、配達員が契約切れになっていることを知らんというケース。これは、販売店内の連絡ミスで、そうなることが、まれにある。

可能性としては、これが一番高い。

その場合は、書類上は契約切れになって停止扱いになっているから、その分の新聞代の請求はないやろうと思う。

二つ目は、その販売店は「自動継続契約」ということにして新聞の投函を続けとると考えられる。販売店の中には、時折、そうする所もあるという。

「自動継続契約」自体は、購読者からクレームがなければ認められることがある。その新聞の投函を断れば、その「自動継続契約」はいつでも解除することはできるが、その期間次第では、それまでの新聞代を支払わなあかんことになるケースが多い。

よく、「契約してないから」ということで、新聞の支払い義務が発生せんと考えて、ほっとく人がおられるが、それは拙いということや。

まあ、あんたの場合は、すでにアクションを起こしておられるから、その点では問題はないと思うがな。

「自動継続契約」はいつでも止められるが、長期間それが続いていた状態をそのままで放置していた場合、それまでの間の分は、「自動継続契約」を暗黙の内に認めたものとして、すでに受け取った新聞代金の支払い義務が生じることがあるということや。

ただ、あんたの場合は、「今年の7月から9月まで契約」していたということで、それについて問い質すつもりで『支社や本社に問い合わせの電話を入れてみた』というのが、いつのことかは分からんが、現在、まだその契約終了から1ヶ月ほどやから、今やと、その支払いを免れる可能性は高いと思う。

三つ目は、あんたの契約が、「延長契約」として処理されている可能性があるかも知れんということや。もちろん、それは架空の契約としてやから、契約解除はできるが、これもそのままにしていたら、認めたことにされるおそれがある。

せやから、再度、新聞社の苦情係、もしくは販売店に電話で、「契約が終了していますので新聞の投函は止めてください。以前連絡をしたのに、そのまま新聞を配達されて困っています」と連絡をした方がええ。

タチの悪い販売店のケースやと、それでも無視される可能性もあるが、新聞社の苦情係は何度もそのクレームがある場合、ほっとくわけにはいかんから、当該の販売店にきつく対処するようにと言うはずや。

普通は、それで何らかの連絡をしてくると思う。連絡があって「こちらのミスでした」という謝罪があれば、それで終わる。

それでも何の連絡もなければ、明日の朝までに、新聞が投函される入り口に「当方とそちらのお店とでは新聞の購読契約は本年9月で終了していますので、新聞は入れないでください」と書いた張り紙を貼っておくことを勧める。

念のため、それには、あんたの名前と日付を記入して、それを携帯電話のカメラでもええから写しとくことや。そうしておけば、あんたの意志はそれで証明される。

タチの悪い販売店やと、その張り紙を剥がして持って帰り、新聞だけ投函したまま、後で「そんもの何もなかった」 と白々しい態度に出る場合もあるが、カメラで撮影しとれば、そんなしょうもない言い逃れなんかできんさかいな。

これは、後日、何らかの争いになった場合でも有効な証拠として使えるから、結構、便利な方法やと思う。

それでも、まだ何か問題が起きるようやったら、何度でも遠慮なく相談してくれたらええ。その内容に合わせたアドバイスをさせて貰うさかい。


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