新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.968 不配等が多くて困っています


投稿者 sade さん  投稿日時 2010.12.26 AM 0:07


こんばんは。初めまして。

不配等が多くて困っています。変動しますが、最低月1回。多くて週1回の時期もありました・・・

ポストにちゃんといれないのか、濡れた新聞が届くことも。その濡れた新聞をつたい、ポスト内が水浸しの時もあります。

何度、販売店さんに苦情をいれても「すみません」とおっしゃるばかり。

もう2年半になります・・・

朝、主人が起床後30分で用意し出かけるため、再配していただいても出勤後で読めません。おとなしい主人も大概怒ってます。新聞のない朝は主人に怒られ、私もしんどいです・・・

今週月曜、あまりにみかねて本社の読者センターにお電話いれました。

その後、販売店に連絡があったのか商品を持って主任さんが謝りに来られました。でも私
は商品は受け取らず、「謝罪の言葉でなく、今後どう対処されるのかを至急お聞かせいただきたい」とお願いして帰っていただきました。

夕刊や集金の方にも再三伝言をお願いしましたが、未だ連絡もありません。

初め1年Free、その後1年契約だったのですが、不配等をなくすと言う約束で契約更新しました。でも全然です。今は4年の契約で、残り3年半です。商品も一部残っていますが、使ってしまったものもあります。

ストレスなく、新聞を読みたいだけなのです。このまま、購読を続けなければいけないでしょうか? どうしたらいいでしょうか?

ぜひお知恵をお貸し下さい。


回答者 ゲン


『最低月1回。多くて週1回』というのは異常なほどの多さやな。

『ポストにちゃんといれないのか、濡れた新聞が届くことも。その濡れた新聞をつたい、ポスト内が水浸しの時もあります』についても、頂けん話や。

『朝、主人が起床後30分で用意し出かけるため、再配していただいても出勤後で読めません。おとなしい主人も大概怒ってます』というのも当然やと思う。

この状況に対処するには、3通りの方法がある。

1つ目は、あんたの望むようにさせるための方策。

あんたとしては、その不配がなくなり、濡れた新聞を入れんようになって、それがちゃんとできる保証があればええわけや。

今回の不配に関しては、ほぼ100%の確率で配達員に責任があると思う。同じ家に何度も間違うというケースは、普通の配達員では考えられんことや。

たいていは一度でも、そういうことがあって問題になっていれれば、同じ家には気をつけて配達するのが当たり前で『最低月1回。多くて週1回』も間違えるというのは、よほど注意力の足らん配達員やなと思う。

あんたの所だけやなく他にも同じようなミスを繰り返していて、その販売店でも手を焼いている存在なのかも知れん。

はっきり言うが、そういう配達員にはいくら注意しても、それが直ることはないやろうと思う。どうしようもない。これからも同じことが続くはずや。

それをなくして貰うには、その配達員を交代してくれと打診してみることや。

もしくは、あんたの家に一番最初に配達して貰うよう順番を変えて貰うという手もある。

配達順路の第1軒目を「起点」というのやが、そうすれば、当たり前やが、ほぼ絶対と言うてええほど不配はなくなる。出発点を間違える配達員など皆無やさかいな。

もっとも、、その配達員が他でも同じようなことを繰り返していたら、一軒のためだけのために、そうすることはないかも知れんがな。

『濡れた新聞』に関しては、配達員の基本とも言うべき「落とし込み」ができていないのと、雨の日、もしくは雨が予想される日にビニール袋に入れるという、たいていの販売店でやっている常識的なことができていないからやと思う。

これは、そうして貰うように要求すればええ。

それらが、『謝罪の言葉でなく、今後どう対処されるのかを至急お聞かせいただきたい』という、あんたの要求に未だに応えられていない販売店に対して、有効かつ具体的な解決策の提案になると思う。

それに応じられんというのなら、その販売店で新聞を購読する限り、これからもそれが続くことになるとあきらめるしかない。

もっとも、その配達員が、まだ経験不足で未熟やと言うのなら、慣れるに従い、いくらかマシになるということも考られる。希望的観測かも知れんがな。

2つ目は、解約を通告することや。

これは、ご主人が、その新聞をどの程度重要視しとるのかにもよるが、他の新聞でも構わないと言われるのなら、それもアリやと思う。

新聞購読契約というのは、業者である新聞販売店は遅滞なく、また瑕疵のない新聞を配達する義務があり、購読者はその対価である新聞代金を支払う義務を負うと、法律で定められている。

どちらか一方が、それを破れば「契約不履行」ということになり、法的にも「契約解除」の通告が可能になる。

したがって、あんたの場合、現時点でその「契約不履行」が明らかやから、『今は4年の契約で、残り3年半です』という契約の破棄ができるということや。

それでも販売店によれば反論して、「それとこれとは別で解約はできん」と言い出すケースもあるが、『不配等をなくすと言う約束で契約更新しました』という事実がある以上、そんなことを言い出すこともできんやろうから、その心配もないと思う。

ただ、例え、そうであっても契約を解除するのなら、契約時に貰ったサービス品を返還する必要が生じる。

商品もやが、無料期間の新聞があれば、その間の新聞代も返還の対象になる。

これは一見すると、何の落ち度もない契約者が、「なぜそんな負担を強いられのか」いう気になるかも知れんが、一方的に「解約」されること自体が、その販売店にとってはペナルティになるわけやから、それは納得して貰うしかない。

通常、そういった正当な理由なく契約解除というのはできんということになっとるさかいな。このケースでは、その権利を得ているというだけで良しするしかないわけや。

もっとも、その販売店に、後一度チャンスを与えるという意味で、「今度、同じようなことがあれば、無条件に解約する」と最後通告をして、その際、貰った商品の返還についても、どうするか約束しておけば問題はない。

具体的には『商品も一部残っています』というのを返還するか、すべてを返還しないかということやな。

その販売店の経営者、および店長あたりが、そう約束すれば、それはそれでええ。

その際、その文書を取り交わすのでもええし、電話で約束させるのでもええ。但し、電話の場合なら、その会話を録音しといた方がええやろうな。後で否定されんためにもな。

どうされるかは、あんたの自由やが、ワシとすれば、それらの商品はすべて返還してやってほしいとは思うがな。

もしくは、今までの精神的な負担分や実際に受けた損害分を返して貰うという程度の差額分程度で手を打って貰いたいと。

3つ目は、今までどおり新聞の購読を続けながら、精神的な負担分や実際に受けた損害分をその都度、請求するという方法がある。

ご主人が、その新聞に拘りがあるのなら、そうするのが一番ええのやないかなと思う。

具体的には、『再配していただいても出勤後で読めません』ということやから、その日、ご主人には出先で新聞を買って読んで貰うということになる。

電車通勤なら、駅の売店で、自家用車での通勤ならその途中コンビニで買うといった具合やな。

その際、その新聞代の実費プラス、そうすることの負担分を請求するというやり方や。

まあ、その場合は、いつも『すみません』と言って、『商品を持って主任さんが謝りに来られました』来るのなら、それを受け取っておくというのでええし、あんたの方でほしい物があれば、それを要求するのでもええと思う。

例えば、それが洗剤1箱でもええのやないかな。積もり重なれば結構な量にもなるしな。

不配があっても、「今日は洗剤1箱貰えるね」と思えれば、『ストレスなく、新聞を読みたい』ということになるのと違うやろうか。

もちろん、それでは足らんと言われるのなら、希望の物を追加して貰うよう交渉をするのでもええとは思う。

それが負担やと思えば、その販売店も、その配達員も、今以上に気をつけるようになるやろうし、不配が減る可能性があるかも知れんしな。

その場合も、販売店の経営者、および店長あたりと、その約束をすることや。文書を交わすか、電話での録音をするかのいずれかでな。

以上のどれかの方法を参考にして、どうするか考えられたらええのやないかと思う。


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